開発時期:2024年11月〜現在
作業用クローラーロボット「Seek」は、高い防水性を備え、過酷な環境下での活躍を目指して開発されました。本体を覆うメインクローラーと4本のサブクローラーで優れた移動能力を発揮。全長1.5mの6軸アームは最大3kgの物体を持ち上げ、3D/HDR/熱カメラや3DLIDARで詳細な探査が可能です。足回りモーターの防水ユニット化と配線非露出により、水中や湿潤環境でも安心して作業できます。高い防水性と多機能性により、災害現場での調査、インフラ点検、危険区域での作業などの幅広い分野での活躍に期待されます。
▼ ロボットの動作動画
開発時期:2019年10月〜2024年10月
高度な制御を追求した研究用低予算クローラーロボット「R5s」。制御性の高いサーボモータとROSの導入により、アームの逆運動学制御やLiDARを用いたSLAMを実現しました。数々の競技会で成果を上げてきた本機は、研究ベースでの新たな可能性を拓きましたが、防水性の低さが屋外活動における課題となっています。
* R5sはNexis-R時代に開発し、その後NuTech-Rの学生メンバーによって引き継がれて、ソフトウェア開発の検証として使用していました。