私達はロボットに関わる技術の開発を総合的に行っております。ハードウェアやソフトウェア共にチーム内で開発し、ノウハウの蓄積をしながら作っています。
ハードウェア
機体設計は3DCADを用いて開発を行っております。各ロボットの3Dモデルを作成し、CAD上で組み立てと簡易的なシミュレーションを行っています。
機体に必要なカーボン板やステンレス部品は外部の企業に依頼して製作してもらっています。活動室にボール盤・旋盤・3Dプリンタ・CNCがあるので、外注と使い分けながら自室で部品製作も行っています。
ソフトウェア
機体の制御にはロボット用ミドルウェアであるROS 2を用いています。操縦者は機体を目視外の遠隔操縦を行う必要があり、複数カメラの映像転送や音声信号の送受信に加えて、モータ制御や作業用アームの逆運動学などロボットに関わる全ての制御をROS 2で迅速に開発しています。
ロボットに搭載された2Dカメラを用いて任意の物体をYOLOを使って物体認識できます。RoboCupレスキュー実機リーグでは危険ラベルを正しく認識し、認識結果を自動で報告しなければなりません。
機体に搭載されたLiDARを用いてSLAMを行うことができます。機体には3DLiDARが搭載されているため、2DMap・3DMapどちらも作成可能であり、また任意の物体を地図内に反映する機能も備えています。
ソフトウェアは積極的に情報発信を行っています。コードはGitHubにて、ROS 2に関する記事はZennにて公開されています。チーム内に留まらずレスキューロボット競技会に参加するコミュニティとに貢献できるよう日々頑張っています。
GitHub リンク:NuTech-R GitHub Page
Zenn リンク :Zenn チームwiki