名古屋大学大学院生命農学研究科

害虫制御学研究室

害虫制御学研究室では、昆虫が持つ独特の生体システムや、昆虫の種間でのお互いのせめぎ合い機構、他の生物種や外来異物に対する防御機構などに着目して研究に取り組んでいます。

昆虫類が持つ特性を、生理生化学・分子生物学や形態学的な手法により多面的に解析し、害虫のウィークポイントを見つけ出して、害虫制御に役立てることを目標としています。

また、人間と昆虫を含めた生物が共存できる共生環境システムの構築に貢献することを目指しています。


【メンバー募集中】

害虫制御学研究室は共に研究する仲間を募集しています。当研究室に興味のある方は教員までご連絡ください。研究室訪問も歓迎しております(事前に教員に連絡してください。連絡先はこちら)。

学部生の方

名古屋大学農学部資源生物科学科の学生の方は3年生の研究室分属で研究室に入ることができます。

大学院生の方

名古屋大学大学院生命農学研究科動物科学専攻の修士課程または博士課程の入学試験に合格すると研究室に入ることができます。詳しくは研究科ウェブサイトをご覧ください。

ポスドクの方

日本学術振興会PD・RPDなどの特別研究員の受け入れも歓迎しています。まずはご相談ください。

新着情報

May 10, 2024

ヤマトシロアリのワーカーが採餌場所で分泌するフェニル酢酸が、昆虫病原糸状菌(ボーベリア菌・メタリジウム菌)やシロアリ卵擬態菌核菌(通称ターマイトボール)の発芽や菌糸成長を抑制することを示した論文がInsectes Sociauxにて公開されました(オープンアクセスなので誰でも無料で閲覧可能)。

April 23, 2024

研究室ウェブサイトを刷新。

April 1, 2024

新年度が始まり、三高が助教として着任しました。また、新4年生1名がメンバーに加わりました。