【お知らせ】10月17日(土)、仲町台地区センターにてロクマル食堂を開催します
2026年9月7日、中川地域ケアプラザ(横浜市都筑区)で開催した、ロクマル初のエンジョイベイキングの様子をお届けします。
ロクマルでは、パンづくりで地域交流する「パン活動」に取り組んでいます。プロからパンづくりを学び練習に励む「パンじいちゃん」を中心に、毎月仲町台地区センター(横浜市都筑区)でロクマル食堂を開いています。そこで気づいた「パンづくりって楽しい」を、もっといろんな人たちと分かち合いたい。子どもたち、認知症の方、車椅子の方、視覚障害者、外国から来た方など、多様な人たちとパンづくりを楽しむ活動が「エンジョイベイキング」です。
エンジョイベイキングの始まりは、中川地域ケアプラザの協力のもと、障害のある方との接し方を学ぶ講座から。
車椅子を利用するIさん(男性)が、ふだんの暮らしぶりや「普通に接してくれたらいいってどういうこと?」なのかを語ってくれました。Iさんはピザづくりをとても楽しみにしていましたが、あいにく開催日は大雨。残念ながら、参加はまたの機会にとなったのでした。
今回参加してくれたのは、子どものデイサービスに通う6歳の双子のきょうだい。男の子は恥ずかしそうにしながらも、意欲満々。女の子は、初めての場所や人に慣れるのに時間がかかるとのこと。職員さんに抱っこされて調理室に入り、ボウルの中の粉やイーストに興味津々、ちょっとだけへらで混ぜ混ぜしたけれど。おやっ?「うわーん」と大泣きしちゃった。外に出てピザづくりの様子をみることになりました。
男の子はというと、大人に囲まれても楽しそう。初めのうちはこわごわ触っていましたが「ぎゅーっ、ぎゅーっ」と声を出しながら、ピザの生地に力を込めます。だんだん上手に伸ばせるようになっていきました。
「いいじゃ~ん」
「うまくできてるねぇ」
パンじいちゃんの声かけに満面のニコニコ顔が返されると、大人たち全員うれしい顔に。
いよいよ焼き始めると、男の子がオーブンの前に陣取ります。残り時間、何分何秒のデジタル表示にくぎ付けで、
「7になった」
「6だって」
「5だー!」
そりゃ待ちきれないよね。
試食の時間には女の子も戻ってみんなといっしょにピザを食べ、男の子は出来ばえを聞かれてガッツポーズを決めていました。イベント終了後、地域ケアプラザの職員さんが双子ちゃんのお母さんに報告すると「ふだんは食べないピーマンも入っていたのに」と、とても喜んでもらえたそうです。
片づけを終えて、パンじいちゃんに感想を聞いてみると。
「いつもの小学生パンづくり体験と同じようだったね」
「子どもさんだと、こねを全部やってもらうのは無理だけど、できるところで楽しんでもらえたらいいよね」
さまざまな背景を持つ方たちとのエンジョイベイキングは始まったばかり。わたしたちも学びながら、協力してくれる地域の方と対話しながら、だれもが楽しめるエンジョイベイキングを続けていきます。