001 伊勢の双龍 : Duet
伊勢の朝に白い息が 解 ( ほど ) ける令和八年の春神楽の幕が上がる
納曽利 双龍舞雌雄の龍が遊ぶ面をつけた二人呼吸をぴたりと合わせる向かい合う 影静かに円を描く活発な足さばきそれでも 荘重な気配
朱の柱を抜けて風が衣を揺らす月読の火市杵の水二人の神霊が一つの道を開く
神龍心法 伊勢に舞う神龍心法 春を 呼ぶ神秘の舞が目を覚ます 神龍心法
遠い昔の記憶が今の掌に戻る玉砂利を踏むたび祈りが深くなる龍は 空へ人は 地へその間で舞が光る
男性に宿れば月読の名を帯びる女性に宿れば市杵の名で咲く対称に並びまた、向かい合う二匹の龍みたいに楽しげに 厳 ( おごそ ) かに
神龍心法 伊勢に舞う神龍心法 春を 呼ぶ神秘の舞が目を覚ます 神龍心法