新潟市を所在地とする「新潟ランタン会」のホームページです。「新潟ランタン会」はごく一般の山の趣味人の集いです。ランタンの由来はランプの意味ですが、いつも明るくという意味や、のんびりランランルンルン気分で行こうという意味を含めています・・・
日 時:2024年12月7~8日(土~日) 文責 H.I
メンバー:S.W 、K.K、K.T、S.E、R.I、M.T、A.T、K.N、H.I
ルート・計画予定:12月7日 5:00新潟発 関越道~圏央道~甲州街道~大月カントリークラブ(扇山登山口) 11:00登山開始~扇山 山頂着12:30 ~登山口下山13:30 ~ペンションすずらん14:00-15:00着 宿泊。
12月8日 ペンションすずらん さんから 小屋平(登山口)まで送迎して頂く。
小屋平 7:00 出発~石丸峠(1950m)8:30~小金沢山(2014m)~小金沢山(2014m)10:00~牛奥ノ雁ヶ腹摺山(1990m)12:00~ペンションすずらん14:00 着~ペンションすずらん にて入浴後 15:00発 新潟着20:00頃。
記 録:本年度最後の会山行である。新潟市では平地でも雪がちらつき、周辺の山も雪で白さが増している。天気予報は県内内陸山沿いにかなりの降雪の可能性。関越道は県境に向かうにつれ路面は雪道となり、関越トンネルを群馬県側に抜けても雪景色である。しかし谷川岳パーキングを過ぎると雪はほどなく消え、以後は冬の関東独特の乾いた景色の山肌となり、今日の宿泊地となる ペンションすずらん (1370m)でも同様だった。
扇山 往復 : 12月7日。大月カントリークラブの裏手から始まる登山口(600m)に到着すれば快晴。ここから高低差540mを往復する。登山口にはトイレが男女別に設置されていて、女性にも優しい。装備と体調を整え、11:20登山開始。登山道は杉林の中を稜線まで続く九十九折の道で、踏み跡はしっかりついている。杉林は枝打ちされて管理が行き届き、見ていて気持ちがいい。多くの人に親しまれているのだろうと思える広くて歩き易い道である。時々富士山は見えるものの、その上部は雲に覆われていて、やや残念。明日の天気に期待することになる。稜線(1093m)に出てからは広く平な樹林帯の中を10分程度歩んで 12:50頂上着。晴れてはいるが防寒着は必要。昼食をとり、13:30下山開始。14:35登山口着。
扇山 往復コース
扇山 頂上
扇山 頂上から望む 富士山
扇山の頂上直下での下山開始
牛奥ノ雁ヶ腹摺山 周回コース: 12月8日。ペンションすずらん(1370m)さん のご主人にお願いして、登山口の小屋平(1640m)まで送迎して頂き、小屋平 8:08出発。新潟とは大きく異なりこの標高でも雪は無い。登山道は乾いていて、硬い霜柱が立っている。最初の30分程は急登、その後はやや緩めとなる登りをさらに30分程度歩いて、石丸峠(1940m)に 9:31着。途中、富士山は見えるものの、ここでも雲がかかり、見えるのは中腹以下の裾野だけ。但し視界は山々に囲まれた甲府盆地をさらに越えて広がるし、その手前には紺青の大菩薩湖がこれまた山々の中にくっきりと見下ろせて、景色はなかなかの広大さで壮観である。天候は晴れ時々曇りで安定しない。風があり、時折小雪が混ざり気温も氷点下6度程度なのでウールの手袋を装着した。稜線は森林限界を越えて広がる笹原が多く、防風のため小休止は樹林帯の中でとる。本日の周回コースで最高峰となる 小金沢山(2014m)を経由して、牛奥ノ雁ヶ腹摺山(1990m)に11:35着。写真撮影の後、下山開始。頂上直下は立枯れの木々が乱立した珍しい景色である。下山途中で昼食をとり、ペンションすずらん に14:30無事到着。
小金沢山 付近からの富士山遠望
小金沢山付近の森林限界を越えた笹原内の稜線
牛奥ノ雁ヶ腹摺山 頂上直下の立ち枯れ木々
周回コース全体図
牛奥ノ雁ヶ腹摺山 頂上にて
ペンションすずらん での宿泊 :このペンションでは酒類とつまみの持込もok。風呂は広くて清潔。扇山でかいた汗を風呂で流すと、さっそく、会員各自は酒とつまみを持ち寄って、夕食前から小宴会が始まった。
小宴会はそのまま夕食に引き継がれたので、すずらんさんで調理された美味しいおかずが加わって、宴会はさらに盛り上がり、会員全員が気持ちの良い酔いに浸って満足できた。
当会では以前にも宿泊利用したことがある。そのときの好印象から今回もお世話になった。牛奥ノ雁ヶ腹摺山から下山してからも、また一風呂浴びせてもらえたことも有難い。食事のメニューも様々あるので、まるでベースキャンプのように利用できる。登山の他にも渓流釣りなど、自然の中で体験できる四季折々の楽しみ方は豊富にありそうだ。お客とのふれあいを大切にしてくれるので、お願いごとや宿泊内容についても相談できる。家族で利用すれば貴重な思い出づくりができること、請け合いである
ペンションすずらん 前にて集合写真
日 時:2024年4月6日(土)
メンバー:井口、渡辺 、伊狩、遠藤、中條、寺本、石津、岩井
ル ー ト:花立峠経由、往復
本年度最初の会山行である。新潟市では桜の開花が宣言されたばかりであるが、気温は温かく、快晴。
長岡市の国道352号線を終点まで進んだところに登山客用の駐車場が整備され、登山道はその駐車場脇から始まる。ここの標高は208mである。
9:00登山開始。かつては棚田であったという緩やかな登りを30分ほど進む。残雪が散在し、カタクリはちょうど満開という季節感である。快晴、無風でもあり、当初からやや暑さを感じながらの登山となった。
棚田跡の中を進む登山道の脇には、芽吹いたばかりの水芭蕉、もあり、ショウジョウバカマやフキノトウ も散見された。
30分ほど進むとやや急な登りとなり、雪上を歩く頻度が増えてきた。ここでの季節感はカタクリもその芽を地上に現したばかりの早春となった。
花立峠の下、標高600m付近から稜線に向かう斜面は残雪が一面に残り、ここでアイゼンを装着し、ピッケルを持ちながらしばし雪の斜面を登る(写真2)。稜線に達するまでの一時ではあるが雪山を懐かしく感じられた。
稜線に上がれば残雪は消えているところが多く、アイゼンは外して、ブナ林の中の夏道を辿る。南東方向の斜面には雪原が広がり、まだ芽吹き前の明るいブナ林の根開きの景観が早春の一時として美しかった。
12:20 山頂着。快晴無風でもあり、山頂からの展望は良好。昼食をとり、13:00、辿ってきた道を下山した。
写真1 鋸山 頂上
写真2 花立峠 直下の雪原登り
日 時 :2024年2月4日(日)
メンバー:渡辺 、君、那須、中條、増子、石津
今日は立春、天気も良いことから守門岳の積雪量はどんなか、また、わかん歩行の練習を兼ね守門大岳に行くことにした。那須君は午後から用事があることから登山口6時出発で先行してもらった。登山口の除雪終了地点の積雪は例年の3分の1である。私たちは7時頃出発、前日のトレースもありツボ足で保久礼まで行くことができた。大岳、中津又方面は濃いガスに覆われ上部は荒れているようだ。保久礼でワカンを装着し那須君と合流するまで歩を進めることにしたがキビタキ小屋直下で合流しここで下山とした。不動平からホワイトアウトであったとのこと。小雪も降って来たことから保久礼小屋でお昼とし下山とした。
降りはラッセル訓練のわかん歩行でした。もうこれでわかん練習は終わりかな。
キビタキ小屋直下
長峰下部
保久礼駐車場付近
キビタキ小屋直下のブナ林
日 時 :2024年1月27日(土)~28日(日)
メンバー:渡辺、伊狩、那須、伊豆野、中條、増子、石津
Ⅰ/27(土) 新潟西~二本松Ⅰ~岳温泉~奥岳登山口~勢至平~岳の湯
新潟を早朝に出発、登山口のあだたら高原スキー場8時頃到着、駐車場はガチガチの凍結状態おまけに冷たい強風、例年なら広い駐車場は満車状態であるが駐車台数は20台程、スキー場は人工降雪機による場所のみがスキー可能な状態であった。山頂方面は濃いガスに覆われていた。強風の中、準備を整い8時半出発。2名の先行者のトレースあり、30分ほど進み「わかん」を装着、林の中は風も無く、展望台からは陽も差してきたが勢至平からは風があり上部は濃いガスに覆われていた。勢至平からは斜面は緩くなるが雪が少ないため笹原や小枝があり冬山のちょっとした藪漕ぎ状態であった。これでは時間のロスと上部に行けば荒天が予想されることから歩を止め、展望台で昼食をとり下山とした。下山してきた方は勢至平の上部から吹雪で帰って来たとのこと。冬山初めての方は吹雪、強風を知ることができたか。これもよき経験である。下山後、スーパーで夕食材料を購入しのんびりと温泉に入りすき焼き風鍋で宴とした。
安達太良山展望台で休憩
岳の湯での宴
1/28(日) 岳温泉~二本松Ⅰ~大内宿(散策・昼食)~新潟
今日は朝風呂に入りゆっくりと帰るのみ。宿を8時半出発、大内宿は大勢の観光客で賑わっており、そば店も混雑が予想されることから散策前にマスコミでも報道された「ネギそば」を食べ最奥の弁天様、見晴台まで散策し帰新とした。
大内宿散策