新潟市を所在地とする「新潟ランタン会」のホームページです。「新潟ランタン会」はごく一般の山の趣味人の集いです。ランタンの由来はランプの意味ですが、いつも明るくという意味や、のんびりランランルンルン気分で行こうという意味を含めています・・・
日 時 2023年10月7日 (土)~9日 (月)
メンバー 10名
初雪山は今回で2 回目の登山である。先回は2011 年東日本大震災が発生し3月から4月末まで岩手県への災害支援で山に行くことが出来なかったが連休期間は休みが取れ、それならと思い急遽、残雪の初雪山に出かけることにした。当時、夏道があることが分からず夢創塾から大地山経由で一泊二日の残雪登山であった。今回は2007 年、道が整備され無雪期にも登れる越渡峠からの入山とした。
10/7(土) 越後支部会員の山荘に集合し懇親と情報交流を図り19 時就寝とした。不安定な天候であり、実施か否か悩んだが、1 時頃には満天の星空であったことからタクシー会社に決行の旨を伝え、8日、5時に親不知観光ホテル駐車場でマイクロバスを待機するよう依頼した。
10/8(日) 山荘を早朝4時半頃、マイカーに分乗し親不知観光ホテル駐車場に向け出発。早速準備を整え5時頃マイクロバスとタクシーで北又林道にある越渡峠に向かった。峠には石碑があり広場になっている。石碑の前の杉林からいよいよ登山開始、登山道はトラバース道が多く草が刈り払われ整備された道となっていた。こんなに良い道と呆気にとられた。途中の木々の間から雪をまとった朝日岳を見ることが出来た。あの猛暑が終わり紅葉はこれからと思ったら標高2,0002,000m以上は冬の状態である。整備された単調な道を進み右側の標高1388m のピークを見ながらトラバース道を進むとトラロープが設置された急斜面の下りとなり、その先が水場となっていた。さらに小高い斜面を上ると平坦なブナ平となりテント11~2 は張れそうなスペースがある。ここから整備された登山道を進むと最低鞍部となり、さらに上り返すと標高1491m 白金ノ頭の三角点であった。ここまで歩行3 時間40 分、ここからやっと初雪山の山頂に設置されているポールを見ることが出来た。今回の核心部はここからであり、トラロープが至る所に設置された足場の悪い、ぬかるみのアップダウンの繰返しの登山道である。標高1382m を越え山頂手前の標高1530m まではロープと枝に掴まりながらの登高であった。ここからは緩やかな斜面を進むと平坦となり気象観測用のしっかりしたコンクリートの保管庫が設置され、その脇にポールが立つ初雪山の山頂に着くことができた。山頂は広く平坦な笹原で正面には犬ヶ岳と雪をまとった朝日岳、遠方にはぼんやりと劔岳、毛勝山、僧ヶ岳などを展望することができた。山頂まで5 時間半、30 分ほどの休憩をとり滑らないように注意し越渡峠に16 時半過ぎに到着。すでにマイクロバス、タクシーは待機し今日の宿泊先、親不知観光ホテル17 時半頃に着き、早速、入浴後、今回の反省会とした。
10/9(月) 朝食後、解散とした。
我々だけの初雪山山頂 背後は栂海新道と雪をまとった朝日岳
越渡峠出発準備
こんなトラバースが多い登山道
初雪をまとった朝日岳
初雪山山頂 当会メンバー
初雪山登山の反省会
日 時:2023年7月15日(土)~17日(月)
ルート:しらびそ峠~尾高山~奥茶臼山(往復)
メンバー:渡辺 、君、廣井
奥茶臼山山頂
この奥茶臼山、登山道は一部不明瞭とのことであったが、踏み跡もあり、特に危険個所も無い山、また、登山道は苔とシラビソなどの針葉樹林帯が続く展望も無い静かな山歩きだった。
天気良ければビューポイントから赤石岳や聖岳など南アルプスを眺める予定であったが、残念ながら山頂は雲の中であった。
遠方の為、前泊で計画、中央高速飯田で降り、登山口の標高1800mのしらびそ峠にテント設営、翌日はテンバ5時10分出発、緩い傾斜で変化の無い針葉樹林帯を黙々と進むが昨日の飲み過ぎか尾高山まではハァハァの登りであった。奥尾高山2266mに着くと体調も回復、単調な変化の無い登山道を進むと奥茶臼山頂10時着であった。時間も早いことからノンビリとコーヒータイムとした。今日の登山者は15人程、ここに咲くゴゼンタチバナはほとんど葉が6枚葉であった。ルート上にあるビューポイントで南アルプスを眺めながら昼食としたが
山頂部はガスに覆われていた。ようやく午後からはガスもとれ南アルプスの山々を眺めることが出来た。
しらびそ峠からは「日本のチロル」と言われる「下栗の里」から南アルプスを眺め帰新とした。
日 時:2023年5月3日(水)~5日(金)
メンバー:5名
「重蔵山への取組み、ランタン会としての経過」
当会では平成10年(1998年)、会山行として道の無い藪山、重蔵山を計画し6月10日、2名が調査、その後、6月13日、14日、刈払い協力者を含め9名で実施したが山頂に立つことが出来ず調査で終わった。その後、6月20日~21日、当会の二人が登頂、同年10月23日~25日で3名が登頂しランタン会員、総勢5名が山頂に立つことが出来た。この年は高根集落から平床林道経由で県境近くまで車両の乗り入れが可能であった。
「重蔵山挑戦への経過」
今から25年前に会山行で計画した重蔵山、藪山の好きな私は行きたくても当時47才で仕事も忙しく休みが取れず、いつかはと考え、平成29年(2017年)11月、バチ山分岐まで調査、樹々は落葉し尾根筋をはっきりと見ることが出来、これなら行ける、大丈夫と甘く見ていた。その後、山仲間で藪山が話題になり、藪山に興味のある3名が参加したいとの連絡があり、2021年7月2日スーパーライン合流点でテント泊、翌日、山頂を目指すことにしたが、標高940m付近から複雑な地形で県境線を基本通りと考察したが、県境線がパタリと切れているところの通過である。秋と緑豊富な7月では全く別世界であり、前方が見えない密藪では先に進むことが出来ずここで敗退とした。「今回、立つことが出来なければ諦めることで再度の挑戦であった」県境へのスーパーライン車両乗り入れは水害や土砂崩れなどにより、近年は7月中旬頃しか車が入れず、そうなると山は密藪となることから今回は5月の晴れ間を見て実施することにした。
5/3(水) 高根集落ゲート10:00~鈴ヶ滝分岐10:30~平床橋10:55~竣工記念碑11:35~駒ヶ岳登山口12:25~
スーパーライン合流点1:05~鳴海金山1:45~県境付近2:30(テント泊)(距離15.2k 歩行時間:4:30)
林道が開通すれば登山道の無い山々は密藪に覆われ登頂は難しくなる。林道歩きを覚悟の上の実施である。
高根集落でメンバーが合流し2台の車両で平床林道に向かったが直ぐに鎖で遮断され歩きとなる。重いザックを背負い、ゆっくりと舗装道路歩き、駒ケ岳登山口で休憩、この駒ヶ岳は円錐形の岩稜帯あり短時間で登れることから山友を連れ3回ほど登っている。山頂からの眺めも良く円錐形でどこから見てもすぐに解る山である。この辺から道路脇に残雪が出て来た。さらに進み朝日スーパーライン分岐からは道路もブナ林も豊富な残雪であった。途中の鳴海森林公園東屋付近で「熊」発見、とうとう熊の領域に入った。道路脇にはどうぞ食べて下さいと言わんばかりの沢山の「ふきのとう」である。今夜のつまみに少し採取した。奥深い山であることを痛感する。こんな山登りは久々である。森林公園のトイレを過ぎると兜の型をした重蔵山がどんと居座ってその背後に枡形山が聳えている。ようやく鳴海金山を過ぎると今日の泊場、県境から500m手前をテント場とした。早速テント設営し明日の登頂を祈り軽い宴とした。
朝日スーパーラインを行く
重蔵山と左奥は枡形山
5/4(木) テン場4:00~917m5:05~979m5:40~930mバチ山分岐6:50~940m7:30~814m8:45~山頂10:45~940m~2:15~バチ山分岐3:05~テン場6:30(テント泊) (距離8.8k 歩行時間:14:30)
今日の核心部は標高940m付近からのルート工作である。複雑な地形で県境線を基本通りとするが沢筋を進むか、仮説の2つのルートを考察し現地判断とした。
3時起床、今日は残雪の未知の世界、最悪の場合、ビバーク覚悟で装備品、食料をザックに詰め、早々に朝食を済ませヘッドライトを点けて4時出発とした。早速、赤布付けながら尾根突入、尾根上にはイワウチワが咲き、樹々は新芽が出た状態、落ち葉を踏みながら足元は秋の状態で藪でも歩きやすい。標高979m直下は雪に覆われ雪面歩きができ、時間短縮と楽々と登ることが出来た。この辺から雪堤と藪尾根を繰り返して進むと標高930mのバチ山分岐となった。分岐のピークは膝ほどの低木で、すばらしい展望台である。正面に重蔵山、枡形山、背後にさきほど来の山々。南に鋭い三角形の鷲ケ巣山、北には雪を覆った月山など。ここからは踏み跡なく松が生えている藪尾根を掻き分け、潜りながら進むと岩稜帯となり、鞍部は切れ落ちている。足場を確かめて降りて登り返して上がったところが、標高940mの県境線とぎれのピークである。ピークから下部が見える所まで10分ほど降りると沢筋に雪渓を見ることが出来た。雪渓は重蔵山直下まで続いているが上部は急斜面である。尾根ルートを見ると地図で見るよりも距離が長いように感じた、また、尾根通しでは更に一泊は間違いない。一番効率の良い急斜面の雪渓を降りて尾根筋まで登り、雪渓のトラバースと雪堤歩き、尾根歩きを繰り返し、邪魔なイヌツゲを掻き分け進むとようやく標高814mに着くことが出来た。急斜面の高い猛藪登りは半端でない。ここからは県境尾根をたどることになるが利用できる雪堤はなるべく利用し最後となる雪渓で水作りの準備しザックを残置、空荷でアタックするが、この最後の急斜面の密藪が今回の核心部であった。尾根に登りきると岩場の台地が現れ低木の藪となった。山頂はすぐそこだ。ここからの藪は気にならず真っすぐ進むと傾いた三角点の標石があった。10時45分山頂到着。この山頂に立つのに6年を要してしまった。
重蔵山はスーパーラインの石碑のある広場から見ても県境尾根のどこから見ても北側が高く、南側が低い台形に見える。最高点は北端であるが三角点は頂稜部の真ん中に置かれていた。
記念写真を撮り下山を開始するが、ここで事故を起こせばヘリの要請しかない。安全第一を肝に命じ慎重に下山し6時30分テント場に到着することが出来た。帰着後はいつものように少ない飲み物でカンパーイ、明日は降りるだけ9時頃まで反省会が続きぐっすりと眠ることができた。
重蔵山登頂メンバー
雪堤を行く
5/5(金) テン場6:00~鳴海金山7:00~スーパーライン合流点7:30~駒ヶ岳登山口8:15~竣工記念碑8:50~
平床橋9:30~鈴ヶ滝分岐10:00~高根集落ゲート10:45 (距離15.2k 歩行時間:4:45)
4時起床、今日は安堵の気持ちでお湯を沸かし、お茶、コーヒーを飲み、ラーメン雑炊で朝食をとり6時下山開始。途中で「ふきのとう」を頂き、のんびり歩きで高根集落ゲート11時前に到着し、お昼は高根集落、山のおいしさ学校 食堂IRORIでそば定食を食べ解散とした。
茂蔵山と枡形山
スーパーラインから重蔵山
「参考時間」小山田登山口7:00~林道終点7:30~794m8:20~鳴沢峰山頂8:50~菅名岳山頂9:30~小山田登山口11:10
日 時:2023年4月5日(水)
メンバー:渡辺 、君 、
先回、馬下保養センターから鳴沢峰を目指したが、途中で撤退したことから再度の訪問である。今日は午後から用があり、家を5時半過ぎに出発。小山田の彼岸桜も満開、時間が早いためか駐車場には誰も居ない。準備を整え7時出発、沢沿いの林道を進むと葉わさびの白い花が沢山咲いていた。五葉尾根登山口には鉄の梯子が設置されていたが腐蝕のためか迂回路が設けられていた。今日も天気良く、急登を汗を掻きながらの登高である。五葉尾根は急斜面、痩せ尾根であるが、道は乾いており歩きやすい尾根であった。途中にはイワウチワが沢山咲いていた。標高694mから雪を利用することが出来2時間弱で鳴沢峰に到着。休憩の後、時間も早いことから菅名岳に向かう。山頂の看板下部は雪は消えていた。まだ、4月上旬なのに昨年と大違いである。丸山尾根から下山開始、9合目からは雪は無し、ここでも登山道沿いにはイワウチワが咲き乱れていた。最後は地獄の階段575段を降り、小山田の彼岸桜の駐車場で桜を見ながらの昼食とした。
鳴沢峰山頂
イワウチワ満開
鳴沢峰から菅名岳
日 時:2023年3月29日(水)
メンバー:渡辺 、古俣 、相馬
ル ― ト:ヒメサユリの小径駐車場~高城城址~袴腰山~三角山~八木ヶ鼻~八木神社
~ヒメサユリの小径駐車場(周回)
古俣さんから五頭山へとお誘いの電話があり、私は粟ヶ岳に行く予定でおりましたが折角の誘いでしたので、それでは手軽な旧下田村の袴腰山にどうかと話がまとまり行くことにした。天気快晴、残雪を心配し、アイゼン、ロープを持参したが、登山道は乾いており雪は無し、ヤマザクラ、タムシバ、イワウチワ、ブナの新緑とすっかり春の様相でした。
長禅寺脇の駐車場に駐車、林道は鎖があり進入不可。しばらく林道を進むと右側に登山道(ヒメサユリの小径)があり、山桜を見ながら緩やかな傾斜面を進めば広い台地の高城城址となり、守門岳、守門黒姫、笠堀方面が一望出来た。さらに進むと岩稜帯の急斜面となり、二人は降りを心配しながら必死に登っていたが傾斜が緩くなれば山頂は直ぐ、山頂到着。相馬さんは10年前から計画していたがようやく念願がかなったとのこと。山頂からは目の前に大きな粟ヶ岳と守門岳だ。相馬さんはこの景色に感激、景色を見ながらノンビリと昼食、コーヒータイムとした。下山は天気も良く、雪も無いことから八木神社に降りることにした。山頂からロープが設置された急斜面を慎重に降りると粟薬師への分岐になる。ここまで来れば危険個所は無く、タムシバやイワウチワを観ながらルンルン気分で歩くことが出来た。折角なので八木ヶ鼻山頂に寄ってジグザグの登山道を降りると八木神社に到着することが出来た。さらに舗装道路を30分程歩くと駐車場であった。
袴腰山山頂
山頂から粟ヶ岳を望む
タムシバ
報告者 S.K
4月1日(土)~2日(日)1泊2日残雪の蓼科山 2,530m
蓼科山登山に参加させていただきました。前日から緊張気味で残雪とはいえ雪山は初体験、長岡の石動駐車場に集合した面々は、なかなかのベテランばかり、初挑戦の私は場違いなところに来たな・・と心臓ドキドキでした。しかし、来たからには登って必ず頂上に立ちたい!と思い参加者の皆様にはご迷惑をおかけすることになると思いましたが意を決して登山開始、やはり頂上に近ずくにつれ雪道になり、私は4本爪アイゼンを付けて何とか頂上に立つことが出来ました。しかし問題は下りです。会の会長さんが私をロープでつないで下さり、一歩、一歩ずつそしてゆっくりと降りて来ました。ランタン会の会長さんには感謝のみです。初心者の私を蓼科山に連れて行って下さり雪山を経験下さり。何事も経験なんだとつくづく感じたしだいです。そして、ご一緒に参加した私を見守って下さった皆様方に感謝申し上げたいと思います。本当にありがとうございましたこれからもまた、一歩づつ山登りを進めていきたいと思っています。
岩稜地帯の下り
岩がゴロゴロの蓼科山山頂
報告者 T.I
ランタン会に入れていただき三カ月が経過しました。これまでも登山の経験は少しあるものの蓼科山は標高2531m。しかも残雪あり、アイゼン持参となると私にはまだ早い…と迷いに迷いましたが「できない理由を探すより、出来る理由を探そうよ」とどこかで聞いた言葉が頭をかすめ参加を決意しました。前日仕事を終え用具の準備をしているうちに、気持ちは遠足を楽しみにする小学生のような気分となっていた私です。
一日目は蓼科山荘で一泊。山岳会の先輩方にひっそりと混ぜていただき、皆さんの山談義に耳を傾けました。山好きには知識も必要、さらに(お酒に負けない)強靭な体力と自由なハートが必要とわきまえました。二日目の登山当日は快晴で心地よい登山日和となりました。空は青く残雪をわきに見て、雪や岩の斜面をどうにか登りきることができました。みんなで声を掛け助け合い、助けていただきながら山頂に到着した時の気分は最高。晴れ晴れとした笑顔とアルプスの山並みは忘れられません。
下山後、山並みと皆さんの笑顔のスナップ写真を見てさらに感激!登山は二度おいしい、三度でも四度でもと感じました。そして、「私も山好き」であることを再確認した蓼科山でした。私に足りない知識と強靭な体力はランタン会で培っていきたいと思っています。
今回初心者の私が蓼科山を登りきれたのも会員の皆様の温かい見守りのおかげです。
今後も素敵な登山を楽しみながら会の活動に参加させていただけたらと思っております。
日 時:2023年3月25日(土)
参 加 者:11名(当会の参加者:渡辺、君、井口、遠藤)
日本山岳会越後支部主催の山行に参加した。当初計画は26日に実施の計画であったが、天気悪く、雨が予想されるため、急遽の日程変更であった。当日は奥只見シルバーライン入口駐車場に7時集合であったが、すでに皆が集まっており、登山口であるシルバーライン第11号トンネルに向け、車4台で出発とした。
早速、アイゼン装着し登山開始、22日の偵察時よりもさらに雪解けが始まり、偵察時に立てたルート旗は倒れていた。また、尾根上は薄い藪も多くなり、イワウチワが咲き、先日の雪の壁も雪が融け、壁は無くなっていた。昨年の今頃はタップリの積雪であったが、雪解けが始まる前にとシルバーライン開通に合わせて日程調整したが、例年にない雪解けであった。標高740mから760mまではブナ林の平坦地で雪面を利用できた。
ここから津久の岐山までは尾根上を進むことを予定していたが尾根上に雪は無く、また、クラックもあり、藪を漕ぎ、雪を拾いながら進んだ。今日は女性を含め11名での登山、クラックを避け細い雪稜をルート工作し進んだが一歩間違えれば大きな事故となる。油断しないよう慎重に進むよう注意を促した。津久の岐山直下からは広尾根で雪面歩きとなった。津久の岐山からは正面に鼓ヶ倉山を見ることが出来たが、はたしてこの先はどうなっているかチョット不安を感じた。広尾根の雪面歩き、このイメージでの残雪登山を考えていたが予想から大きく外れることになった。さらに進むと標高800m付近は急斜面、ピッケルとアイゼンでルート工作し、ピークでこの先、進むか後退するか検討した結果、残念ながらここで今日の登山は止めとした。女性陣の降りはザイルを設置し、簡易ハーネス装着で降ることにした。津久の岐山まで戻り、記念写真を撮り、昼食とした。標高760mまで戻ると晴れ渡り、毛猛山塊の桧岳、毛猛山、高鼻山が立派な姿で聳え立っていた。下山後、時間も早いことから堀之内町の御嶽山を登ることにした。
帰宅後、日本山岳ルーツ大辞典で調べると鼓ヶ倉山と記載、国土地理院の地図は鼓が倉山の記載である。
また、国土地理院の地図は津久の岐山、日本山岳ルーツ大辞典には突ノ岐山(つのまたやま)と記載されており、どっちが正しいのか。
「津久の岐山、山名のルーツ」この山の峰が獣の角のように二股に分かれているところから付けられた山名
スリップに注意しながら進む
桧岳と毛猛山
津久の岐山山頂
標高760m地点
急斜面の下降
イワウチワ
御嶽山 305.7m
魚沼市堀之内にある「御嶽山」は、山頂から越後三山(八海山、中ノ岳、駒ヶ岳)」の見晴らしの良い魅力のある里山で良く知られている。また、山頂まではブナ林、小出の街並みを眺めながら尾根歩きが楽しめる里山でした。
御嶽山山頂
日 時:2023年3月18日(土) ~19日(日)
メンバー:渡辺 、君 、井口 、那須
18日(土)長岡で13時まで会議があり、その後、26日に登山を予定している奥只見シルバーライン登山口である駐車場所の除雪状況を確認後、谷川岳登山口である土合に向かう。さて、今夜の泊場はどこにと思いながら走行すると白毛門登山者の駐車場所のようなアスファルト舗装された広い場所があり、ここにテント設営し軽い宴とした。
19日(日)テントから顔を出すと車7台程が停められ白毛門へ出掛ける準備をしていた。私たちはロープウェイの営業は8時半と思いノンビリとしていたが、駐車場でのテントが邪魔になるかと思い、急いで朝食をとりロープウェイ乗り場に直行とした。早速、準備を整えているとロープウェイは7時からの営業との放送があり7時半頃に乗車し楽々と標高1,300m程の天神平へ到着。時間が早いためかスキー客よりも登山者が多い。今日も好天気の登山日和である。皆さんはアイゼン装着に忙しそうだ。私たちはアイゼンなしで登山開始としたが標高1,400m付近からアイゼン装着とした。先行者はツアーの登山者もおり、大勢の登山者でしっかりしたトレースとなっていた。熊穴沢の頭の急下降はロープが設置され楽々と降りることが出来た。熊穴沢避難小屋は雪で埋まっていた。ここから上りとなるが景色を眺め、写真を撮りながら山頂を目指した。山頂からは谷川連峰の縦走路、苗場山、上州武尊山や尾瀬の山々など360度の大展望を楽しむことが出来た。山頂は微風で寒いため肩ノ小屋脇で行動食を摂り、ストックからピッケルに変え、スリップに注意し下山とした。昔の厳冬期の谷川岳は数人の登山者しかいなかったが、最近はツアー登山や観光登山者が多くなった谷川岳であった。
谷川岳山頂 トマの耳 後方はオキの耳
大勢の登山者が登って来る
背後は谷川岳山頂
白毛門 笠ヶ岳 朝日岳
日 時:2023年2月27日(月)
メンバー:渡辺 、井口(光) 、井口 (礼)
ここ数年、残雪期には二分から大岳、藤平山への周回登山を行っているが、今回も好天気の予報からI夫妻を誘っての登山である。5時半、とちお道の駅で合流し二分集落へ。すでに県外車を含め15台ほどが停められていた。早速準備を整い6時登山開始、雪は凍結し歩きやすいトレースのある登山道である。標高500m付近からアイゼンを装着すると更に歩きやすくなった。保久礼小屋の屋根にはまだまだ沢山の積雪、ここからが本格的な登りとなる。キビタキ小屋はようやく屋根の一部が見える程度で雪で埋まっている。不動平に着くと魚沼や弥彦山方面は曇っている。黄砂か天気が悪くなっているのか不安であったが、大岳山頂に到着すると冷たい風であったが遠くを見ることができた。ここからが網張への難所の急斜面となりストックからピッケルに変えて下降するが、途中、クラックが数カ所あり、緊張しながらの下降であった。網張から大岳山頂を振り返ると今年の雪庇は例年よりも小さいようである。網張からは二口への分岐までは急傾斜の上りとなり、ここで「どら焼き」タイム、ここもクラック、昨年と違い3月はじめとしては早い割れ目である。分岐を過ぎればなだらかな斜面を上れば青雲岳、さらに20分程で守門岳山頂に到着できた。山頂からは浅草岳、越後三山、毛猛山など日本画の世界である。風もあり寒いため記念写真をとり下山開始とした。山頂直下から藤平山への広尾根は遠くを眺めながらの稜線漫歩でいつも気分よく進むことができる。風を避け鞍部でコーラ、サイダーを飲み、昼食、コーヒーと満足のいく良い山旅であった。
もうひと頑張りで守門岳山頂だ
守門岳山頂
守門岳山頂から大岳方面を望む
日 時:2023年2月27日(月) メンバー:渡辺 、遠藤
本来は神奈山を登る予定だったが、トレースも無くおまけに新雪が多く、二人のラッセルではとても無理と判断し米山を登ることに変更した。大平登山口には車3台が停められ天気が良いのに登山者は少なかった。早速準備に取り掛かり登山開始。今日は好天気、新雪の下は凍結され滑りやすい状態である。標高640m からアイゼンを装着、標高711m の案内表示は雪で埋まっていた。昨年よりも積雪量は多い。711mからブ林の下部までは痩せ尾根、小さな雪庇も張り出しており注意して進んだ。また、ブナ林の急斜面はさらに凍結され、降りを心配しながらの登高であった。ブナ林を超えれば景色も一転、山頂からのパノラマを楽しんできた。
標高711m付近から山頂を望む
米山山頂
日 時:2023年2月12日(日)
メンバー:2名
昨日、11日は東京で会議、12日の新潟は晴れの予報であり、Nさんから山へのお誘いもあることから会議が終わり、急いで東京駅に向かい18時12分の新幹線に飛び乗り、家に21時頃着くことが出来た。準備は明日の朝でと思い軽く一杯のみ、眠ってしまった。4時半起床、準備を整い5時に家を出発、二分登山口7時前に合流し7時10分登山開始とした。2月にしては車が多く、推定80台程、沢山の登山者であった。登山口から保久礼小屋までは弾丸道路、雪は硬く、歩きやすく保久礼小屋に8時40分に到着、例年よりも積雪は多いようである。キビタキ小屋は例年であれば屋根は雪でふくれあがっているが今年はすっぽりと埋まり、平坦であった。
不動平からは例年観ている景色であるが、天気良ければ最高の眺めである。微風もあり防寒具を着用し大岳山頂10時半頃到着した。大岳山頂は沢山の登山者であったが雪庇の上で話していたり、写真を撮っている方もおり、事故が無ければと思っていたが、こんな時はどうすべきか。大岳から保久礼に下山と思っていたら、東京の若者が中津又に行きたいとのことで案内することにした。我々はブッシュ帯に沿って進むが、大岳にいたグループは中津又までの雪庇上でワイワイと賑やかに写真を撮っている。見ている我々が身震いする。風もあり1100mまで降り昼食とした。東京の若者はアイゼンからわかんに履き替えトップ交代で雪山を楽しんでいただき再度、新潟の山に遊びに来るよう話し別れた。
以上
中津又から大岳・袴岳方面を望む
保礼小屋
大岳山頂
中津又方面の雪庇、中央の山は粟ヶ岳
不動平から大岳山頂
日 時:2023年2月7日(火)
我が家の二階の窓から角田山を見ていると天候も良さそうなことからチョット思い、岩室へ直行とした。
いつも角田山や弥彦山であることから、今日は天神山から越後平野を眺めコーヒーでもと思ったが、春霞で遠くを望むことは出来なかった。ちょっと遅くなった昼食タイムは小丸山公園で摂った暇つぶしの散歩でした。
天神山本丸跡
松岳山山頂
岩室神社からの登山口
日 時:2023年1月29日(日)
正月から天気が悪く、今年の1月は近くの低山をチョロチョロと出掛けている状況である。遠くに行きたいが大雪警報発令のため、国道や高速がいつ通行止めになるかわからないため今日も低山歩きである。石油の里、駐車場は満車に近い状態であった。沢山の人達が歩いていることから夏道より楽な小径であった。
日 時:2023年1月28日(土)
今日は蓼科山に行く予定であったが、大雪警報が発令され延期とした。見附Iさん、栃尾のNさんからは60~70㌢の降雪とのこと。明日は雪下ろしのようである。新潟市内は20㌢前後、中越地区は雪が降り積もっているようであるが新潟は快晴であり、いつものように角田山に出掛けて来た。ホタルの里登山口は除雪されていないことから福寿温泉じょんのび館に駐車を頼み出発。先行者がいたことから「わかん」未装着でつぼ足で登ることができた。昨日までの雪で一面が真っ白、木々は桜が咲いた風景であった。山頂の積雪は50㌢前後、低山で雪山を楽しみ下山とした。
角田山山頂の小屋
巻町方面
山頂付近
日 時:2023年1月22日(日)
メンバー:5名
小千谷市の人気の山、時水城山は低山であるが山頂からは絶景を楽しむことができるようです。
今回の計画は丸山まで行く予定でしたが、残念ながら雪が降り、魚沼の山々を眺めることが出来ないことから山頂までの往復登山とした。山頂には小さな休憩舎があり、展望できる山々の案内画像が飾ってありました。次回は天気の良い日に雪景色の城山を再度登ろうと思います。
時水城山山頂休憩舎
杉林の登山道
日 時:2023年1月19日(木)
メンバー:7名
今日も1月とは思えない好天気である。今回は長谷川さん、中條さんの「わかんとアイゼンの装着と歩行」の訓練を目的に実施した。家を8時に出発、道路は通勤時間帯と凍結の為か大堀幹線も渋滞、おまけに高速道路は巻潟東インターを過ぎると「緊急工事のための渋滞」の案内があり、登山口には90分遅れで到着した。登山口の道路脇には沢山の車が駐車され、大勢の登山者が訪れているようである。登山道はしっかりしたトレースがついており、斜面下部でアイゼンを装着し山頂を目指した。今日は最高の天気、広々した真っ白い世界からの長岡市街や米山、妙高山、火打山、焼岳、佐渡の金北山まで眺めることが出来た。山頂で記念写真を撮り、観鋸台で昼食休憩とした。観鋸台からは新雪に輝く鋸山も堂々とした立派な姿となっていた。降りでは「わかんの装着と歩行」を広い斜面で経験してもらったが、楽しかったか、どうか。
三ノ峠山雪山登山に参加して
報告者 S.H
三ノ峠山の雪山に初参加しました。19日は日の出から日の入まで快晴の一日で風もなく、雪景色と青空が最高によかったです。ベストコンディションの中、雪山初心者には程よいコースでアイゼンとワカンの講習と練習に最適でした。手取り足取り教えて下さった皆さん、大変ありがとうございました。
三ノ峠山雪山登山に参加して
報告者 K.N
19日 三ノ峠山、素晴らしい青空で最高の1日でした。
初めてのわかん、付け方、歩き方、教えていただきました。真っ白な雪の中、自分の好きな所へ・・・・。
道のない所に・・・・。楽しい楽しい1日でした。私はスパッツの付け方も昨日まで間違っていました。
ランタン会で教えていただくことばかりです。これからもたくさんよろしくお願いいたします。
春、夏、秋の三ノ峠山も行ってみたいです。
三ノ峠山山頂
立派な鋸山
好天に恵まれた三ノ峠山山行でした。
日 時:2023年1月17日(火)
大沢公園から五段の滝コース~大平~高立山~代官沢コース~雪コース~菩提寺山~菩提寺山コース~大沢公園と歩いてきた。大沢公園の駐車場は満車状態、雨や雪が降らなければいつも登山者が多く、年金山と言われることは理解できる。登山道には雪は無かった。
高立山山頂
高立山の避難小屋
菩提寺山避難小屋
菩提寺山山頂
日 時:2023年1月13日(金)
今日も晴れて最高気温14度と1月とは思えない予報である。昨日の五頭山のように登山者が多くなると思い、家を6時に出発、「黄金の里会館」の駐車場に7時15分頃到着、1台のみが駐車され、今日の登山者は少ないと思い出発とした。慈光寺から1合目までの沢沿いの斜面はいつ雪崩があってもおかしくない状態であった。3合目までは沢や登山道は雪が消えている箇所もあり、残雪期の様相となっていた。登山道は凍結されていることを予想し、わかんとアイゼンを持参したが不用であった。山頂に10時過ぎに到着し飯豊、粟、守門を眺め早昼食をとり田村線から下山と思ったが、トレースも無いことから尾根線で降りることにした。下山すると大勢の登山者が登って来た。1合目から沢沿いを進むと拳大の雪の塊が5個ほど落ちてきた。さて、どうするかと思案し上部の状況を見て、いざの場合は川に飛び込むかと思いながら早々に通過した。この時間が12時半頃、駐車場に13時頃到着、20台程の車が停められていた。帰宅してニュースを聞くと菅名岳で13時頃、雪崩があったとのこと。低山でも注意しなければならないことを痛感した。
飯豊を眺める登山者
粟ケ岳と白山の
避難小屋
日 時:1月13日(金)
単独 Am晴れ Pm曇 いずみの里駐車場08:30 ― 大蔵山10:30~10:50 ―菅名岳11:50~12:10― 椿平 ― 分岐 ― いずみの里駐車場14:00着
駐車場 積雪≒5cm 道路には雪ナシ。林道を行く、後ろより除雪車が来る。明日の寒九の水汲み用の除雪と思われる。北沢の板橋を渡り、杉林の中の登山道を行く。雪は無いがこの前の大雪で杉の枝があちこちで折れている。2合目より雪が出始める20cm、雨具を脱ぐ。雪は増してくるがかんじきを履くほどではない。8合目も風あり雪面がクラストしておりアイゼンが少し欲しいなと思いつつも傾斜が直ぐに緩み大蔵山頂に着く。コーヒータイムとする。飯豊が白く光っている。先の小屋脇でワカンを履く。山頂尾根は風もさほどでなく快適に4方を楽しみながら菅名岳山頂に着く。空が青い。昼食とする。咲花方面にはトレースなし。
後は一気に下る。トレースがあるのは楽だ。椿平を通り尾根を行き、分岐でワカンを脱ぎ左に折れ北沢に下りる。沢通しに下る。少しデブリの出ている所もある。明日の水汲みのために道がきれいに整備されていた。林道に上がり駐車場に戻る。晴天に恵まれた山行であった。
日 時:2023年1月12日(木)
今日と明日は晴れて気温も高くなる予報である。それならと五頭山へと家を7時に出発したが駐車場は満車状態。仕方なく道路脇を除雪し駐車でき出発とした。平日で登山者は少ないと思ったが大きな間違いであった。登山道はしっかりした踏み跡があり歩きやすい。途中、下山の方と話をすると3時半や5時に登ったとの返答であった。今日は冬晴れで早朝から登山者が多かったのか。避難小屋で休憩し三角点に向かうと当会のIさんが降りてきた。時間が早いが共に昼食を取り下山とした。途中、取材に来ていたBSNの五十嵐さんと会い新年の挨拶を交わし帰新とした。
三の峰避難小屋
一の峰方面
菱ケ岳を望む
日 時:2023年1月11日(水)
9日のリベンジで弥彦山へ。裏参道登山口から能登見平までは雪は無し、能登見平からの登山道は滑りやすい雪道となっていた。山頂はガスに覆われ展望は無いが、国上山方面は晴れていた。奥の院で安全登山を祈願し下山とした。時間も早いことからついでに国上山を登り帰新とした。稚児道ルートは昨年の大雨によるものか歩きにくい登山道となっていた。
能登見平から山頂を望む
弥彦山奥の院
むささびの宿 雪は一部のみ
国上山山頂 雪は無し
国上山展望台から大河津分水
日 時:1月8日(日)
今回友人に雪山に連れて行ってほしいと頼まれ、赤城山を計画しましたが雪が少ないとの情報と南岸低気圧の影響がなくなる予報になったため谷川岳に変更しました。
ゴンドラが7時30分からの運行でしたが強風により9時からになりました。ゴンドラを降りると天神平駅付近は積雪280cmでした。谷川方面はガスがかかっていましたが、アイゼンをつけ少し歩行練習をしてから出発しました。初めは暑いくらいですが避難小屋付近から風が強くなり視界が悪くなりました。いつの間にか先頭の方がいたので踏み抜きが多く歩きずらかったです。肩の小屋につくと周りはホワイトアウトでほとんど見えず雪庇との境もわからないため、GPSで確認しながら進みました。トマの耳到着後、オキの耳まで行こうとしましたが視界不良の為、危険と判断し下山しました。帰りはトレースがしっかりしていてとても歩き易かったです。オキの耳は次回の楽しみにしておきます。友人はペットボトルの中身が歩行中に凍るのを初めて体験したらしく驚いていました。
日 時:2023年1月6日(金)
メンバー:7名
新会員の皆さんと角田山を登ってきた。「ホタルの里」の登山口は微風で寒かったが、急な階段を上り向陽観音堂に着くと暑くなってきた。今日は晴れて気温も高くなる予報である。三角点までは雪は無く登山道も乾き関東の山を歩いているようだ。標高270m付近から雪道となり階段状の急斜面を登れば平坦な道となり木々の間からは弥彦山、多宝山を見ることが出来た。山頂で記念写真を撮り観音堂で安全登山を祈願、陽は差していたが観音堂の広場にテント設営し昼食・甘酒で乾杯し下山とした。新会員の皆さんとの初めての登山、感想はどうだったか。
角田山山頂
ようやく雪道を上る
山頂避難小屋付近
観音堂広場
日 時:1月1日(日)、3日(火)
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
1月1日、赤木コマランド手前より三ノ峠山からコハ清水まで行ってきました。コマランド手前のところに車
を止めていくのですが駐車スペース以外は駐車禁止と決まりがあるようです。三ノ峠山まではツボ足で行け
るほどトレースがしっかりありました。1月1日は160cm、3日は180cm程の積雪がありました。三ノ峠から
観鋸台まではトレースは薄くなり観鋸台から先はトレースはありませんでした。夏道は藪がひどいので夏道の
上の方にルートをとりました。コハ清水手前は雪崩の痕跡があったため引き返し、地図を確認したところ雪崩
斜面の上部よりコハ清水まで行けることがわかりそのルートから行きました。コハ清水は完全に雪の下にあり
確認できませんでした。吹雪になり視界も悪くなってきたので早目に下山しました。
コハ清水辺り
日 時:2023年1月1日(日)
2023年がスタート、今年は角田山からヘッドライトを装着し登山開始、観音堂で参拝し山頂へ。時間が早いためか誰もいなかった。山頂の積雪は40センチ前後、曇り空でありご来光は残念ながら見ることは出来ない。下山途中に家族連れや単独の方が大勢登って来た。
1月1日、6時頃の観音堂から