看護教員、看護師が自律した専門家として成長し、教育実践力・看護実践力のレベルを引き上げるには、自己主導型学習が必要と言われています。自己主導型学習は、他者との対話が必要です。
看護教員、看護師が抱えているジレンマや葛藤、看護教育場面で生じている出来事を教師仲間と共に省察することで教育臨床の知が育まれていきます。そして、教育的日常での事例を検討し知を積み重ねていく教育的検証が解決の糸口となります。これこそ教師にとっての自己主導型学習です。
教育を実践していくうえで悩んでいること、困っていること、問題と感じていることなどをみなさんからテーマとして募り、現状を話し合い、解決策を考えていきませんか。テーマについて話し合うことにより、リフレクションを行い、探求的思考が生まれていきます。
皆さまのご要望もあり、個別学習会を開催いたします。NKKの講義・実習の考え方をお伝えし、その後皆さまの講義・実習上の困難をご提示ください。問題解決に向かうように、一緒に考えたいと思います。日々の講義・実習におけるリフレクションの場にもなります。
個人、グループの参加が可能です。学習会は、LINEミーティング(友達登録不要です)またはZOOMを活用します。
*時期:7月中旬~11月中旬
*講習時間:60分 NKKからの提案30分以内 皆さまのご提案、お困り事30分程度
*料金:
・5回パック (1~5次) 5000円
・3回 パック(1~3次) 3000円
・1回 (1~5次のいずれかを選択) 1000円
個人・グループ参加の場合、いずれも上記料金です
paypay、LINEpay、PayPal、銀行振り込み(手数料別途必要です)、によるお支払いでお願い致します。
*予約方法:皆さまのご都合の良い時間をメールにてお知らせください。折り返しご連絡いたします。可能な限り皆さまのご意向に沿います。(8:00~21:00)
パックで予約された方を優先させて頂きます。
*内容:
<講義を学ぶ会>
NKKの考え方を提示後、皆さまの講義に関する資料を画面共有し、皆さまと一緒に考えたいと思います。
画面共有する資料がなくても結構です。お困り事をお伝え頂き、一緒に考えたいと思います。
1回目:指導案
・教材観、学生観、指導観の内容と関係性を実際の指導案を提示しなから説明いたします。
・皆さまの指導案の考え方、または実際の指導案を画面共有し、一緒に考えます。
2回目:講義計画
・1単元の講義の授業計画
実際に活用した成人期慢性期の看護の講義計画を提示しながら説明いたします。
糖尿病・慢性腎不全の看護の理解を深め、セルフマネジメントの理論を活用し指導案を作成する講義です。
学生が主体的に学ぶための講義について考えたいと思います。
・終講試験の考え方(必要に応じて)
・皆さまの講義計画の考え方、または実際の講義計画を画面共有し、一緒に考えます。
3回目:本時の講義(90分)
・本時の講義の内容、構成を基礎看護学の清潔の講義を用い、
90分の講義の構成、教材の活用、次の講義との関連など説明いたします。
・皆さまの講義の考え方、または本時の講義計画などを画面共有し、一緒に考えます。
4回目:教材(板書、パワーポイント、レジュメ)
・実際の教材を提示しながら、説明いたします。
・90分の講義で活用できる分量、講義間のつながりを意識した内容、学生の実習に役立つ内容の教材、さらに学生が主体的に学ぶツールとして、教材をどのように活用するのか、一緒に考えます。
・皆さまの教材の考え方、または実際の教材を画面共有し、一緒に考えます。
5回目:講義方法(グループワーク、ラベルワーク、ミニッツペーパー、レポートなど)
皆さまの希望する講義方法
・グループワーク、ラベルワークのテーマ設定、進め方、ミニッツペーハー、レポートのテーマとコメントの考え方など、実際の資料を提示し説明いたします。
・皆さまの講義方法の考え方、または実際の講義方法資料を画面共有し、一緒に考えます。
<臨地実習を学ぶ会>
1回目:指導案
・教材観、学生観、指導観の内容と関係性を実際の指導案を提示しなから説明いたします。
・皆さまの指導案の考え方、または実際の指導案を画面共有し、一緒に考えます。
2回目:1クール(2週間・3週間)の実習の構成
・3年生における臨地実習構成を提示しながら説明いたします。慢性期、回復期、急性期などの看護過程の展開に沿った実習構成を比較しながら考えたいと思います。
・皆さまの実習構成の考え方、または実際の資料を画面共有し、一緒に考えます。
3回目:1日の実習の構成とお困り事
・1日の実習スケジュールを示しながら説明いたします。学生の援助指導、カンファレンスの進め方は実際の場面をお伝えいたします。そして皆さまのお困り事をお聞きしながら、解決に向かうよう、一緒に考えます。
4回目:評価
・実際のルーブリック評価表を提示し説明いたします。評価の考え方、学生の示し方、カリキュラムとの関係性、ルーブリック評価表の作り方(概要)などNKKの考えをお伝えします。
・皆さまの評価、評価表のお困り事について、一緒に考えます。
5回目:調整・リフレクション
・皆さまの調整における困難が解決に向かうよう、一緒に考えます。NKKの考え方を提示しながら、具体的なイメージを持ちながら考えていきます。
・調整における困難は、皆さまにとってストレスになる場合もあります。ストレスコーピングについて、リフレクションの場になるよう、進めていきます。
*ご不明な点は、メール(nihonkangokyouiku@gmail.com)でお知らせくださいませ
みなさまのご要望に応じて、学習会を開催いたします
教育上の悩みや困っていることをテーマとしてLINEミーティング、zoomによるディスカッションができる場の提供をします。
同じ悩みを抱えているものどうし、悩みを共有し、癒され、問題解決をしていきませんか。