放課後支援活動報告

(小学校平日放課後)

2024年 4

417日】

・P君、算数の円の復習をプリントでしました。直径、半径の意味の確認、コンパスと定規を使って、正方形の中に円を書いたりしました。少し忘れている箇所もありましたが、思い出すようにヒントをあたえながら進めました。新学期を迎えてみんな成長したような感じで、楽しみです。

・Dちゃんは珍しく宿題をやりたいと、家庭科のスケジュールの作成をしました。自分で作った一日のスケジュールのどこを改善したら家族の生活リズムが整うか、などDちゃんには難しい言語が多く恐らく内容の半分位しか理解できていないのではと思いました。とりあえずジェスチャーで伝えられる範囲は伝えましたが私でも理解しづらい内容が多かったなと。でもDちゃんも一生懸命考えて「家族皆でたくさんおしゃべりしたい」のためのスケジュールを考えてくれました。ひらがな、カタカナはだいたい理解しているので後は漢字が早く覚えられると本人も楽だと思います。

・Sちゃんは、最初は勉強したくない、遊びたい!来週から来たくないと言ってました。iPadを出して、ローマ字の練習すると言って、しばらくキーボードを打つ練習用のゲームをやってました。私は、今日勉強したところや得意科目とか宿題とか聞きながら、なんとなく宿題を一緒にやってみようと促し、算数の宿題を終わらせました。「兆や億」の大きい数の計算で日本人でも難しい内容でしたが、単位が大きいだけで、足し算かけ算は3年生までのところが理解できていれば、解ける内容でしたが、九九はわかるけど、二桁同士のかけ算になってしまうと×10の計算も即答できないくらい理解してませんでした。前のページで解けてる問題があるから、わかってるのかと思ったら、友達に教えてもらったと言ってたので、それでできていると納得してしまってるところもあるかもしれないと思いました。

2024年 3

36日】

・放課後支援は絵描きクイズをやりました。

1 絵を描く 

2 描いた絵を見せずに口でヒントを言う 

3 答える側は質問をしてもいい 

4 ヒントを元に答え側は絵を描く 

5 答え合わせ

中々楽しんでいました。

D姉妹は少し難しかったようで途中からDSちゃんは別の事をやったり、DPちゃんは途中で参加したりとやっていました。

DPちゃんはクラスでのダンスの振り付けを覚えないと、ということで、前半動画を見ながらダンスの練習をしました。その後お店での注文やお金の支払い方などを定員とお客という設定で練習しました。途中でDSちゃんと入れ替わり、食べ物シールを使って注文したり、支払ったりという練習をしています。小銭はわかるようですが、お札の読み方、電卓の使い方を知りませんでした。計算は得意なようで、お釣り計算が早かったです。

【313日】

・D姉妹、Y姉弟、に①好きな何か②嫌い、または苦手な何か③千円あったら何が欲しいを紙に書いて貰いました。その答えを黒板に書き、各自のビンゴ表に9つ選んで書いて、ビンゴをしました。

それぞれの答えに対して質問もしながらやりました。飽きさせないためにビンゴ形式にしたのですが、それぞれの選んだ答えをもう少し掘り下げて聞きたかったなあ、と思いました。

最後にP君、Sちゃんが1年を振り返る作文を読んでくれました。作文の指導はIさん、Kさんがマンツーマンでやってくれました。

初めは自由に書かせて、後で直す理由を説明し、添削しました。P君の作文は漢字を少し書けると良かったのですが、この一年頑張ったことが素直に書けていると思います。みんなゲームをやったり勉強したり放課後というなかで、しっかり参加してくれました。


311日】

・今日は放課後支援遊びきりました。Kさんが用意してくれた空気砲で男の子2人は遊び、SGちゃんはお絵かきとお喋り。SGちゃんはクラスで図書室の本を紹介するコンテストで1番だったそうです。お喋りもよくわかりました。

【3月18日】

・最後の回だったので皆に絵を描いて貰ってその話しを聞きました。R君はポケモンのザンマランテというキャラクター、S君は🍓、スイカ、リンゴ、家、野原に浮かぶ太陽、竜、と沢山掻きました。Sちゃんはさくらんぼ。Sちゃんは授業で発表するまとめをタブレットでやってくれました。男児らは最後に動作と絵のカルタをやりました。聞く、話す、が少し手助けがいりました。

エネルギッシュに[、また来年~、と帰っていきました。

2024年 2月

2月7日】

出席はDSさんDPさんEさん、K君の4名。N先生が用意していただいたカルタのようなカード(名称?)で、飲むとか食べるのような動作の言葉をジェスチャーで表現したりして、言葉の意味を学びました。ジェスチャーは言語の起源とも考えられますので言葉を理解するには良い方法かと思いました。生徒さんも楽しい感じでした。

ジェスチャーカルタ、取り手、読み手、ジェスチャーをして出題側、とそれぞれが楽しめる役割があり、とてもいい教材でした。支援者も一緒に参加して楽しめたのがさらに良かったです。

体を動かすのが楽しいみたいで良かったです


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全員6名出席で楽しかったです。Aさんのアイデアで自前のビンゴ、席取りゲームなど楽しく、あっという間の一時間でした。糸口さえ示すことができれば、あとは子どもたちが何とかしてくれるようで、安心しました。

ビンゴは黒板にそれぞれが5のかけ算の答えを入れました。その後Kさんが作ってくれた9まであるサイコロ(2つ使用)をぶり、5×サイコロの目の数を消していきました。サイコロを振るのが嬉しいようで、子供達が勝手にやっていきました。

その後、足し算編、そしてKさんより4つの数字を足し、引き、掛け、割、を使って10にするという遊びをやりました。粘りを見せる子供達が数字遊びが楽しい事がわかりました。

その後フルーツバスケットを総勢10名でやりました。今日朝、牛乳を飲んだ人、など真ん中の人が座っている皆に聞きます。1度も真ん中にならなかったDちゃんがDSちゃんと代わりたい、と意思を示しました。

子供も大人も一緒に楽しめて良かったです。

・今日のような子供たちが進んで楽しく取り組める内容がいいと思います。私も勉強になりました。


【221日】

子供達は6名全員出席しました。風船を使い、風船が来た人が順番に1月から12月まで言う、好きな動物や食べ物を言うなどしました。風船を見つつ、言葉を探すのは結構難しいですね。次は50個目標のしりとり。なかなか難しい言葉もででいました。最後は、絵カードを見て何をしているか当てるゲーム。みんな好きなことをしつつ興味があると参加するといった感じでした。D姉妹は語彙が増えましたね。意思疎通がかなりスムーズに出来るようになっていてお話しするのが楽しかったです。

・子どもたちの意思がいつもより明確でしたので、ちょっと迷ってしまいました。好き嫌い、やるやらないは支援者側にとってはきついですね。それだけきちんとした準備が必要ということでしょう。勉強になりました。

【2月28日】

回り将棋しました。将棋盤をK先生A先生が作っていただき助かりました。簡単なルールでやりましたが、1回戦がやっとで飽きたのかなという感じでした。勝ち負けがはっきり出てしまうゲームはみんなでのゲーム継続は難しいみたいです。関心、興味、性格など、いろいろな工夫の必要を感じました。N先生がご提案くださいました言葉の階段も面白いと思いました。

・「言葉の階段」は本当はチーム戦でやったら盛り上がるかな?と思って考えていたのですが、今日は子供達それぞれが気が乗るのはやるし、乗らないのはやらないというスタンスだったので、EちゃんとK君のみ。でもすぐに飽きてしまってたなぁという感想です。せっかくの支援なので、出来れば言葉をなるべく使ってやれればなと、また工夫してみたいと思います。

・後半Dちゃんとトランプのスピードをやりました。トランプそのものが初めてだったようです。数字をいいながらやるので目でわかる順と言葉と合わない時もあり、 とっさに数字を読み上げる練習にも成り立っ。また一斉のせっ、と言葉を合わせる楽しさ、が私は好きです。Eちゃんも最後に参加し、Dちゃんは5回はやり、粘り強さを見せてました。

【2月19日】

30分前に来校して入念❓な打ち合わせを行う。

まずアミダクジで気分を鷲掴み。乗ってきたところでSちゃん考案のゲームに興じる。さらに盛り上がったところでKさんお手製のサイコロを振って賽の目足し算。子供達ノリノリ。最後は持参のカルタの絵札のみを使い描いてある人物や事象当てクイズ。

子供達の成果ですが足し算結構早いです。

黒板に数字を書きましたが途中でわかる時もカルタは親を経験することでグンと伸びる気がします。SN君はお姉様達の中国語のお手伝いが入りました。


【2月26日】

・机と椅子を並べて、机の中にあるものを見つける遊びをしました。指示書に「いず みぎにみっつ うごく」などのようにして最後に机の中にいたずらの指令書や、彼らが描いた絵が入っています。中々難しい遊びでしたが、指示書を書く側にもなって貰いました。描いた絵について話しを聞いたり、カルタのように取るはのは時間がなかったので、またいつかやりたいですね。

今日はR君が「これで6時間目の遊びの授業は終わりです」と自分からいい、そのあとにSGちゃんが「私日直だから私が言う」とまた挨拶をして賑やかに帰りました。

2024年 1月


1月10日】生徒4名、支援者4名。三グループに分かれて実施。社会、日本地図で各都道府県の名前と所在地の理解、算数と国語の宿題プリントの実施、グーチョキパーのお遊びの実施。それぞれでした。13:15開始にしたので、帰り時間とのタイミングがよかった。 

1月24日】今日は、生徒三人、支援者四人。それぞれに分かれて実施。算数の掛け算、分数の仕組み、クロスワード、国語の漢字の書き取り、本読み、食べ物シ-ル(ダイソーで販売、面白い)でカタカナやひらがなの読み等々。三人ともすごく真面目に取り組みました。いつもこれくらい集中出来るといいですね。 

2023年12月

12月20日】生徒4名、支援者6名で実施しました。算数(三角形の理解)、国語(漢字の書き取り)の宿題を実施する1名の傍ら、他の3名は、干支とそれに絡む猫、イタチの話、無理問答、BTSに関するお話しで、楽しく時間を過ごしました。 

12月13日】生徒4人、支援者5人。P君には男の先生が二人、Sちゃんは女の先生がマンツーマンで、DPちゃんとDSちゃんは男の先生、女の先生二人で一緒に勉強しました。パズルを使って漢字の読み書き、物の数え方、算数の割り算、等分除、包含除の意味の勉強をしたり、夏休み中の旅行や好きな物、嫌いな物などのお話をしたり、黒板に絵描いたり楽しく時間を過ごしました。個人的には、等分除、包含除は、初めて聞く用語でした。多分! 

126日】生徒一人、支援者四人。特別時程で早く終わったので、13:30の時点では、P君一人しか残っていませんでした。四人の先生囲まれてやりにくそうでしたが、一生懸命算数の文章問題に取り組みました。掛け算で答えを出す問題、割り算で答えを出す問題、それぞれ文に使っている単語を理解して、内容を把握出来るように、何度も繰り返しすることが大事です。


【12月4日】3人共、落ち葉のコラージュに熱心に取り組む。「モミジ、イチョウなどの言葉を導入。小3Sちゃん、授業の時間割を話す。新語「跳び箱」を導入。発話「〜にいる」「〜にある」を定着させる。小1S君、教室にある物の名前確認。 小3R君、「こんにちわ」「ありがとう」大きな声で自信を持って発話。「モミジ」の歌を大声で読み歌う。3人で、果物、野菜の絵カードを使ってビンゴゲーム。 12月11日:糸電話を使って電話ごっこを試みたが、うまくいかず。糸電話からの連想で、授業で作ったおもちゃで遊ぶ。 12月18日:小3Sちゃんは、授業の続きの学校新聞を仕上げる。字も絵もとてもきれい。テストが99点だったので、宿題はないと話す。たどたどしいながらも、話をしようと努力している。小1S君は、家事についての宿題。した仕事、その感想など彼にはまだ難しい。九九を教えようとして、表やルーレットを用意したが、ウケず。コマまわし、凧揚げなどで大いに盛り上がる。それでもいいか! 


12月の放課後支援の報告します。

いつも宿題を頑張っています。

やる場所がわかると率先してやってくれるようになりました。

ただ、自由に漢字を練習するところで、私が指示した漢字ではなく自分の思いつく漢字を書き始めるところがあります。

隣にいるお母さんのことが気になって、違う話をし始めたり、音読もまだ難しいようですが、机に向かい、勉強したい意欲は感じられ、頑張っています。

絵を描いたり、工作することは、得意なようで、とても上手です。 

2023年11月

11月も「話す」目標です。フルーツや野菜の絵を見て遊びました。子供達が①絵を見て名前を言う②名前を聞いて絵を選ぶ③絵の横に名前を書く④各自名前を使ってビンゴ表を作って競う。歌は引き続き「幸せなら手をたたこう」ぶどうを食べよう、などに替え歌しました。3小は学芸会がありました。Sちゃんが台詞の練習を聞かせてくれました。 


11月29日】生徒3名、支援者6(見学者1名)で実施しました。内容は先週とほぼ同じ、小数の掛け算、円と球の理解、比例、反比例の算数でした。かなり真面目に取り組んでいますが、それぞれの課題の理解が進んでいないようです。DPちゃんは、学習言語の理解の問題がありますが、みんな、図形とか、小数点の意味とか、単位とかの基本を理解するための教え方を、考える必要があるようです。

11月22日】生徒4名、支援者6名(見学者2名)で実施しました。それぞれマンツーマンで、懸念のある算数や国語の課題に取り組みました。比例、比と比の値、円と球の半径と直径、小数の割り算、漢字の読みや熟語の意味、平仮名の書き取りや発音など、皆熱心に取り組みました。最後に、Sちゃんの「これで、今日の日本語支援を終わります」の発声で散開しました。

【11月8日】生徒4名、支援者3名。それぞれ公文の国語(修飾語)と算数(掛け算)、漢字ドリル(漢字の読み)および算数のプリント(約数、倍数、比)を実施。みんな、真面目に楽しく取り組んでいました。 


1ヶ月を通して、宿題を終わらせること。

ほとんどそれだけで1時間が終わります。

漢字、ひらがな、カタカナをゆっくりと覚えています。

だんだん元気になって、クラスにも馴染んで、お友達とも良好なようです。

音読、らくらくノート、算数の計算問題などがいつも宿題に出ています。

書き順も注意しつつ、勉強が嫌いにならないようにEさんのペースで進めていければと思います。

2023年10月

Eさんはお母さんと一緒なので、必ず教室で待っていてくれます。

今日は、宿題の音読と漢字の練習をして、宿題ではない算数の計算もして、後半は黒板で大好きな絵を書きながら、ひらがなやカタカナの練習をしました。

今月から始まり、最初は泣いてしまうこともありましたが、どんどん日本語を覚えて声も大きくはっきりしてきました。

お友達とのコミュニケーションも取れてきているようで、先生も驚かれていました。

向上心もあり、進んで音読したり字もキレイに書けています。

今のところあまり大きな問題は、感じられないので、このまま継続していけば良いかなと思ってます。

支援者3人が、小学1年生の男子生徒、小学3年生の男女一人ずつの生徒に対して行なっています。

支援者と生徒が一対一で組むのではなく、6人が一緒に遊びながら日本語に親しみ、多くの言葉を耳にしたり、声に出したりすることで、日本語を身に付けられるように工夫をしています。

色々試行錯誤した結果、毎回クラスの終わりに歌を導入することを決めました。月毎に、その季節に合った歌を一曲選び、歌詞を黒板に貼り、それを一緒に歌います。

その他には、文字カードと絵カードを組み合わせて文字や語彙を習得させたり、絵本を読み聞かせたり、読ませたり、絵を描かせて、それを説明させたり、考えられる限りあらゆる事をを試みていますが、なかなかこれと言った物が見つからず、毎回試行錯誤です。

10月31日】最近子供達は、自ら進んで宿題をするようになりました。宿題だけで終わらないように、宿題に費やす時間を決め、その後じゃんけんやトランプで遊んだり、平仮名カードで知っている言葉をつないだりしました。今回は、新しく「幸せなら手をたたこう」を導入しました。自分の手から皆の手へと叩き合いながら賑やかに遊びました。この歌は、「手を叩こう」の部分を色々な言葉や文に変えて、語彙を増やす事を目的としています。次は季節の歌も導入する予定です。最後に一人の生徒の号令で、「さようなら」を皆で言って終わりました。