VMDモンブラン(仮)

開発室

概要

VMDサイジング(https://www.nicovideo.jp/watch/sm35452570)っぽいツールです。

MMDのモーションファイルを任意のモデルに合わせて自動調整します。サイジングと同じく、調整には元モデル(あるいはそれに近いモデル)が必要です。

やたらでっかいキャラとかチビキャラとかも、トレース元モデルと同じような感じで踊る(といいな)というツールです。


VMDサイジング軽量版、みたいなコンセプトなので「少ない機能・小さい実行ファイル・短い所要時間・サポートもささやかに」などが特徴です。

実装ロジックが違うので、似たような目的ですが結果は異なるかも知れません。

機能

  • 好きなモデルが、トレース元モデルで作った動きとだいたい同じニュアンスで動くようになる(、といいな)
  • VMDをMMD用に最適化するので、MMDでモーションを読み込む時間が少しだけ短縮されます。モーションキャプチャデータなどでは威力抜群。3分かかっていた読み込み時間が30秒で終わったりもします。

使い方

NNDと同じくランタイムは不要です。Win10なら多分動きます。Win7/8とかはどうかなー動かないかも。


  1. 「処理を追加」ボタンを押してタスク登録画面を出す。
  2. 「モーションファイル(VMD)」と「トレース元モデル(pmd/pmx)」と「適用先モデル(pmd/pmx)」を指定(ドラッグ&ドロップできます)してタスクを「登録」する。
  3. メインウィンドウで「実行」する。
  4. デキター!


出来なかった場合は理由が表示されると思うので、準標準ボーン追加プラグインを使うなどで対処してください。

エラーで動かなかった場合は……直せるものなら直すかな?


なお、1度「完了」したタスクは再実行出来ません。そのうち再実行できるようにするかも知れない。

既知の問題点

  • あぴミクのように、肩ボーンが上を向いているトレース元モデルを使用したモーションを、肩ボーンが下を向いている適用先に補正をすると怒り肩気味になります。これは採用しているロジックの都合なので、どうしよっかなーって考えているところです。
  • 手首X軸の傾きが大きく異なるモデル間の場合、指が歪みやすいです。

履歴

  • 2020-02-21-8

足IK/足IK親の姿勢補正値がずれてしまうバグを修正。


  • 2020-02-21-7

プロセスが残ってしまうバグを修正。

VMD姿勢補正処理の高速化。(キーフレームのないフレームをスキップ)

ver 6で版が一部戻ってしまっていたのを修正。


  • 2020-02-21-6

最終フレームが処理対象になっていなかったバグを修正。


  • 2020-02-20-5

補正対象ボーンが漏れていたバグを修正。

メインウィンドウの画面制御を改善。


  • 2020-02-19-4

実行終了後に実行ボタンが有効にならないバグを修正。

タスク登録画面を開いてすぐ閉じると落ちていたバグを修正。

ログ出力に出力VMDのファイル名を記載するように変更。


  • 2020-02-18-3

左手首が姿勢補正対象になっていなかった問題を修正。

タスクが全て完了したら実行ボタンを押せなくなるように変更。


  • 2020-02-18-2

それなりに画面が動くようになりました。

実行中断を追加。


タスクの削除機能(1個ずつ)を追加。

  • 2020-02-18-1

初版。画面を作って機能が動く、けどウィンドウが固まるような状態。

ダウンロード

なんか「一般的にダウンロードされてるファイルじゃないから危ないぜー」とか言われることがある見たいですが、「お前の作ったツールなんて信用出来ないぜー」って人はダウンロードしない方が良いと思います。特に変なことはしてないです。VMD変換するだけだし。

安定版

  • 準備中。テストが終わるまで待っててね。

試作中(変なことになっても泣かない人向け)