開催報告
開催報告
若手優秀発表賞の審査結果
厳正な審査の結果、以下の5名に若手優秀発表賞を授与することを決定いたしました。
中川直樹さん(遺伝学研究所)
平賀孔さん(東京女子医大)
中嶋秀行さん(九州大学)
湯泉直也さん(東京大学)
張理正さん(大阪大学)
受賞者の方々は、誠におめでとうございます。今回の受賞を機に、さらに頑張って良い仕事にまとめていただきたいと考えています。
今回惜しくも受賞に至らなかった方々の発表も力作揃いでした。今後、さらに研究に邁進して、日本から世界に成果を発信していただきたいと考えております。
開催報告
第14回神経発生討論会は、日本より171名、韓国より76名の登録を得て、オンラインで開催しました。
昨年は、新型コロナの感染拡大により中止となりましたので、2年ぶりの開催となりました。3月19日(金)には、発起人のお一人である村上富士夫先生(大阪大学名誉教授)から開会のお言葉をいただき、神経発生討論会の設立のスピリットを教えていただきました。発表者は未発表データも積極的に発表し、活発な質疑応答と交流が生まれました。懇親会も、ブレイクアウトルームを使うことにより適度な大きさのグループで楽しむことができました。初のオンライン開催でしたが、オンラインなりの良さがあったと感じております。
3月20日(土)の日韓合同シンポジウムは、新進気鋭の若手研究者による最新データの発表がなされ、議論も大いに盛り上がりました。神経発生分野の日韓両国の交流は古くから続いており2018年以来の合同シンポジウムでしたが、新型コロナ禍の中でも、このような交流ができたのは、たいへん喜ばしいことです。
改めまして、ご発表、ご参加、座長の労をお取り頂いた皆様に感謝申し上げます。今回の討論会をきっかけに、新たなアイディアや方向性を見出して研究が進展したり、旧交を温め、また、新たなつながりを作って、共同研究などが生まれると嬉しく思います。
来年、横浜でお目にかかれますことを楽しみにしております。