半面、竹野川を中心とする自然に恵まれ、高齢者が生き生きとして農作業にいそしむ姿が見られる。現在は農業以外の産業もほとんどなく、どの地区も高齢化に歯止めがかからない。令和4年4月、中竹野小学校も竹野小学校へと統合され、その竹野小学校も小中一貫校とする新たな時代が訪れた。
令和7年4月現在中竹野に暮らす人々は約220世帯、540人、15歳未満50人である。
━━━━━━━━ 蓮華寺を中心として栄えてきた地区 ━━━━━━━━
林地区 ──── 秋祭りや盆踊りが賑やかに開催される。集落から少し離れて高齢者福祉施設がある。
金原地区 ──── 風光明媚な場所にあるが、積雪が多く令和6年とうとう無住となった。
東大谷 ──── 賑わっていた自然体験施設「たけのこ村」が令和5年閉村し、とても寂しくなった。
下塚地区 ──── 農機具店があり農繁期は稲刈りや乾燥脱穀などの請負で忙しい。生コン製造会社がある。
轟地区 ──── 市営住宅や宅地分譲などの人口増加施策の効果も薄らいでいる。令和4年小学校閉校、蓮華寺がある。
━━━━━━━━ 圓通寺を中心として栄えてきた地区 ━━━━━━━━
小丸地区 ──── 中竹野には個人事業主も少なくなっているが電気工事店がある。
芦谷地区 ──── 中竹野唯一の民宿があり、カニシーズンはにぎわいを見せる。
須谷地区 ──── 圓通寺、集落から少し離れて高齢者福祉施設がある。秋祭りや盆踊りも開催される。