本研究室への配属について
本研究室に配属できる学生は下記のとおりです:
筑波大学 理工学群工学システム学類4年生
筑波大学 大学院システム情報工学研究群知能機能システム学位プログラム (IMIS) 博士前期課程
筑波大学 大学院システム情報工学研究群知能機能システム学位プログラム (IMIS) 博士後期課程
数理科学や連続体力学を駆使して「見えないものを見たい!」という興味があれば、研究対象は問いません。様々なバックグラウンドの方や、他大学や他学類からの進学も歓迎いたします。配属希望者の興味の対象や、バックグラウンドに配慮した指導を心がけます。
大学院入試について
筑波大学IMISの入試に合格することが、本研究室に大学院生として配属するための要件です。入試にあたっては、希望する指導教員に事前にコンタクトをとる必要がありますので、配属希望者は中尾 (nakao [at] iit.tsukuba.ac.jp) までご連絡ください。IMISの入試では志望理由と研究計画のプレゼンテーションが評価されますので、研究テーマについても事前にご相談ください。
入試には複数回のチャンスがあります:
7月実施 推薦入試
8月実施 一般入試および社会人特別選抜
1-2月実施 一般入試および社会人特別選抜
詳しくはIMIS公式サイトの入試情報をご覧ください (https://www.imis.tsukuba.ac.jp/admission)。
配属までに身につけておいてほしい力
(1) 理工系の学部/学類1〜2年生の数学
微積分や線形代数など、理工系学部の1〜2年生で学ぶ数学を身につけておいてください。IMISの入試に合格する力があれば問題ありません。流体力学や逆問題などの基礎知識があるとよいですが、配属後でも構いません(中尾も流体力学や逆問題は東工大の院生時代に勉強しました)。
(2) 基礎的なプログラミング
本研究室では主に下記の言語を使っています:
Fortran 流体シミュレーション(フォワードおよびアジョイント)
Python 深層学習を用いた流体シミュレーション・データ同化
R 地球物理データの多変量解析
特定の言語そのものというより、プログラミングの作法や考え方、問題を解くためのフローチャートをロジカルに設計する力が大事ですので、なんらかの言語をひとつ習得していれば問題ありません。初めての言語でも、近年ではLLMが力強くサポートしてくれます。