「こしひかり」という品種が誕生してから数十年、極め良食味な品種、銘柄として現在では全国四十三都道府県で栽培されております。
比較的、他の品種よりも栽培が難しく、病気にも以外と弱いことから、生産性を重視してきた栽培方法の昨今の状況の中、我々は、いくばくかの危機感を抱き、「こしひかり」本来の「美味しさ」や食に対する「安全性」を犠牲にしていないか?という問いを自らにしてきました。
お米の生産に欠かせない「土作り」「水」「肥料」「栽培行程」を今一度、考え直し、従来の農法にこだわり、「米」本来の「美味しさ」や、本当の「安全性」を重視し、減農薬栽培をしていこうと考えました。
幸い、我々の住む新潟県は腐葉土の養分をたくさん含んだ雪解け水の恵まれた水質、適度な気候条件、肥沃な粘土質の良質な土壌に恵まれています。
肥料には有機肥料を用い、稲の病気に対する農薬を極めて少量で最低限の稲にやさしいものを用いております。
我々の丹誠を込めて作ったお米を安心してご賞味くだされば幸いです。
新潟県 大友・道河原組合 内野農産