「隣組」の歌詞
「とんとんとんからり」の意味
「とんとんとん」と戸を叩く音や、「からりん」と格子戸が開く音を意味して、ご近所付き合いの様子を軽快でリズミカルに表現しているといわれています。1940年、戦前に作られたこの歌には、時代背景もあり国家による統制の一環として「隣組」を喧伝したとして批判的な意見もあります。しかし、80年以上にわたり歌い継がれてきたこの歌には、今も心に響く何かがあるように感じます。
自治会の意義を考えるとき、この歌の一つひとつの歌詞が心に染み入ります。先入観にとらわれることなく、歌詞に込められた、古くから続く人と人とのつながりの大切さを、あらためて感じていただければと思います。