私のこれまでと、当塾を開いた経緯

こんにちは、中森幸佑(なかもりこうすけ)です。

私は、大学・大学院トータルで9年間、数学が専門の学科・研究科に所属していたので、一般の人々よりは数学のことを考える時間が多かったと思います。この9年間、大学・大学院で授業を受けたり、数学の研究をしていくうちに、数学に対する考え方が、大学に入る前とは変わってきましたし、大学に入ってからも、数学に対する考え方は変遷していきました。自分でじっくり考える時間というのが多く取れたというのもあって意味のある9年間を大学・大学院で過ごすことができたように私は思っています。もしかしたら、まだまだ発展途上で、これからも数学に対する見方・考え方が変わったり、グレードアップしたりすることがあるかもしれません。

ただ一方で、大学院に入ると、数学の世界で未解決といわれるものを解決することが求められるようになり、それが卒業のためには必要だったので、初めは、そこに向かって勉強や研究を進めていました。ですが、あるときから、「未解決問題に取り組む」というのが自分のやりたいこと、自分の研究スタンスとずれているということに気づいていきました。そこで、外部からの縛りなく純粋に自分の考えたいことを考えることができるようにしようと、大学院博士課程では卒業論文を書いて卒業することを諦め、満期退学という形で大学院をやめることに決めました。

一方、大学生活を送っていたときから家庭教師など、子どもたちに教える経験もしていて、子どもたちに教えるということが、自分のよさを発揮することにつながるだろうという風にも感じていました。ですが、学校や名の知られているような塾など、何かの組織に属するような形で教える活動をしようとすると、その組織全体の方針に縛られたり、周りの人からチャチャを入れられるなどで、自分のやりたいこと、考えたいこと、伝えたいことができなくなってしまい、それが私にとってはものすごくストレスになるのです。誰かに縛られたくない、自分のペースでやりたい、その中で、数学のことであろうと、それ以外のことであろうと、自分にしかできない考えを、自分の言葉で伝えたい、そこで2022年9月26日に立ち上げたのが、N算数数学塾です。

その後、どういうアプローチで指導を進めていくかなどということを考える際に、「算数数学」という縛りを取っ払って、もっと柔軟な発想で広い視点で考えられるようにという意味合いを込め、2023年8月18日、塾名を「Nがくもんじゅく」に改名し、今に至ります。

当塾で具体的にどういったことをやるのか、ということについては、こちら(当塾の具体的内容)をご覧ください。

また、当塾がどういうイメージなのか、どういう方針・指針で指導を進めていくのかということやその他私が伝えたいことにつきましては、そのときそのときの私の心境や、世の中の空気感を読みながら、その都度その都度柔軟に考え、言葉を選びながら伝えたい、ということもあるので、リアルタイム感の出るブログやX(旧ツイッター)読んでいただいて、あ、こういう感じだなということを感じ取ってもらう形がいいのかなと思います。ですので、そちらをぜひお読みいただければと思います。

・Nがくもんじゅくのブログ:https://ameblo.jp/n-gakumonjuku

NがくもんじゅくのX(ツイッター):https://twitter.com/N_gakumonjuku

(当ページの公開日: 2024年2月25日)