このページでは、配属する学生を対象として研究テーマについて紹介しています。
現在、配属学生が取り組んでいる研究や、研究室で取り組むことができる研究について紹介します。
研究展望において紹介した中心的な研究テーマの他、そこから派生した研究テーマや共同研究のテーマもあります。
ちょっとした寄り道の研究が思わぬ発見につながるんじゃないかと期待をこめて。
タンパク質の構造を知ることは、その機能を理解するために必須です。
生命現象を分子のかたちから明らかにしたいと考えています。
私たちのグループでは主にX線結晶構造解析法を用いています。
鉄は、ほとんどすべての生物にとって欠かせない元素です。酸素を運んだり、エネルギーを生み出したりする多くのタンパク質は、鉄を利用しています。
一方で、鉄は量が多すぎると細胞に障害を与えます。そのため、生物は鉄を必要なときに取り込み、必要な場所へ運び、その量を厳密に調節しています。
私たちの研究室では、この鉄の恒常性(ホメオスタシス)を支える分子のしくみを研究しています。
・コリネバクテリアのヘム取り込み経路
・過剰なヘムを無毒化する経路
・ヘムに由来する色素の合成経路
・植物細胞において鉄濃度を感知するシステム
ヒドロゲナーゼという酵素は活性中心に鉄を有しています。その鉄には一酸化炭素が常に結合しています。この一酸化炭素がどのように合成されて、輸送されるのか?その謎に挑戦しています。
・ヒドロゲナーゼの活性中心にかかわる一酸化炭素関連タンパク質
・一酸化炭素の合成や感知に関わるタンパク質
・鉄以外の金属酵素や金属輸送タンパク質
微生物の進化において、気体分子や金属と共に光も重要な要素となります。
・新規な光センサータンパク質
・光合成関連研究
構造情報を用いてタンパク質の機能向上・機能改変に挑戦します。
・有用物質生産に関わる酵素
・機械学習を用いた酵素の改変や設計
その他、挑戦的なテーマの持ち込みも歓迎します。
また、企業との共同研究も行なっています。