村上研究室
情報・ネットワーク工学専攻
電子情報学プログラム
情報・ネットワーク工学専攻
電子情報学プログラム
◇ 研究内容
本研究室では、5G/B5G(1)における電磁波の通信環境の問題を、メタマテリアル(2)技術、アンテナ、電磁波伝搬制御法の確立などを通して解決していき、次世代の高速無線通信の発展に寄与する研究に取り組んでいます.
また、村上研究室では、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)の電磁環境研究室と共同研究をしております.
電波散乱シートはNICTとの共同研究
https://www.nict.go.jp/riac/usecase_Scattering_ver1.html
電波新聞デジタルやNIKKEI Tech Foresighr にも掲載
https://dempa-digital.com/article/598766
(1) 5G/Beyond5Gとは、第5世代移動通信システム(Fifth Generation)を表します。日本では2020年からサービスが開始され、高速大容量通信、低遅延、多数同時接続を実現する。
sub6と呼ばれる3.5 GHz帯および4.5 GHz帯の周波数と28 GHz帯の周波数が使用される。
(2) メタマテリアルとは、通常の自然界の媒質では、実現できない特異な現象を(周期構造等により)実現した人工媒質のことである。
特異な現象のとしては、負の屈折率や電磁バンドギャップ、高インピーダンス表面の実現などがある。これらの現象を利用して、
電磁波に対しのクローキングや薄型・小型アンテナの開発などが盛んに行われている。