「基礎縫い」ICT教材
INDEX
※視聴数はYouTubeアナリティクスから抽出
「基礎縫い」ICT教材の中で視聴数の多い4動画です。視聴数が多いということは、その縫い方について動画による支援が必要であることが分析できます。また、他サイトで紹介が少ない縫い方において、本学の動画が頻用されていることも一因であると考えられます。
2025.10.27
※視聴数はYouTubeアナリティクスから抽出
左手による作業「基礎縫い」ICT教材の中で視聴数の多い4動画です。視聴数が多いことから、その縫い方は非利き手(右手)だけで行う作業の動画だけでは理解が難しく、利き手を使った作業の動画による補助が必要であると分析できます。
2025.10.27
※視聴数はYouTubeアナリティクスから抽出,割合は右手による作業動画を対象として算出
算出方法:左手による作業動画÷右手による作業動画×100
「基礎縫い」ICT教材の中で左手による作業動画を対象として、視聴割合の高い4動画です。視聴数が多いということは、その縫い方について、左手利き者が右手による動画ではなく、左手で作業している動画が必要であることが分析できます。
2025.10.27
上記の縫い方において視聴割合が高い理由
●右手による作業と左手による作業は、左右反転するため、「かける」動作を伴う縫い方は、(並み縫いのように)一方向に前進する縫い方と比較して、利き手に即した動画を必要とするのではないか。
●小学校で扱う縫い方が多い理由として、年齢が低いほど、(自身の)利き手動画を必要とするのではないか。
左手利きは約1割と言われている中で、30~40%台の視聴割合である理由
●右手による作業動画は本ICT教材以外にも数多く存在するが、左手による作業動画は少ないためではないか。
●右手による説明は(学校の場合)先生がデモンストレーションされる場合が多く、左手利き者のみが動画を必要とする場面があるのではないか。
「基礎縫い」ICT教材は、日本左利き協会の「左利きヘルプライン」で紹介されています。
※観察ポイントはYouTubeアナリティクスが示す「山」から抽出
※「山」は多くの視聴者が何度も視聴したか、共有する視聴者が多かった部分
※左・右手による作業動画がある縫い方はいずれも視聴数の多い方で分析
2025.10.15
●イントロ,7割強の視聴者が 0:30 のマーク付近まで視聴を続けたことから、右端と左端に1本目と2本目を打つ説明が最も重要であり、それ以降は動画を視聴せずとも理解ができるということではないか。
●「山」は見られないことから、部分的な観察場面は見られない。部分的な繰り返し視聴の必要性は少ないと言えるのではないか。
この縫い方は、左手による作業動画の視聴率が高い動画です。
●「山」は見られないことから、部分的な観察場面は見られない。繰り返し視聴が必要な場面はなく、1本で1つの工程と言えるのではないか。
●全工程を視聴しても35秒と長くないことも、終始視聴した理由ではないか。
●「山」は見られないことから、部分的な観察場面は見られない。繰り返し視聴が必要な場面はなく、1本で1つの工程と言えるのではないか。
●全工程を視聴しても23秒と長くないことも、終始視聴した理由ではないか。
この縫い方は、左手による作業動画の視聴率が高い動画です。
●「山」は見られないことから、部分的な観察場面は見られない。繰り返し視聴が必要な場面はなく、1本で1つの工程と言えるのではないか。
●全工程を視聴しても19秒と長くないことも、終始視聴した理由ではないか。
●イントロ,8割強の視聴者が 0:30 のマーク付近まで視聴を続けたことから、手や指の動きが繰り返しであり、それ以降は動画を視聴せずとも理解ができるということではないか。
●「山」は見られないことから、部分的な観察場面は見られない。部分的な繰り返し視聴の必要性は少ないと言えるのではないか。
●イントロ,7割強の視聴者が 0:30 のマーク付近まで視聴を続けたことから、手や指の動きが繰り返しであり、それ以降は動画を視聴せずとも理解ができるということではないか。
●「山」は見られないことから、部分的な観察場面は見られない。部分的な繰り返し視聴の必要性は少ないと言えるのではないか。
*記載の時間はYouTubeアナリティクスが示す「山」の時間帯
観察ポイントは1場面
❶0:13~0:15 縫い始めの針を布に刺す場面
●縫い始めの糸の出所を観察しているのではないか。
⇒縫い始めの糸の処理(結び玉を表に置くか裏に置くか等)について書籍等では解説されていないことが多いためだと考えられるが、糸の処理について、考える(悩む)者が多いことが見て取れる。このことは「糸ループ」「ブランケットステッチ」でも同様。
●イントロ,12割強の視聴者が 0:30 のマーク付近まで視聴を続けたことから、手や指の動きが繰り返しであり、それ以降は動画を視聴せずとも理解ができるということではないか。
●「山」は見られないことから、部分的な観察場面は見られない。部分的な繰り返し視聴の必要性は少ないと言えるのではないか。
*記載の時間はYouTubeアナリティクスが示す「山」の時間帯
観察ポイントは1場面
❶0:55~1:18 3針目を縫った場面から、縫い終わりの糸しごきをする場面
●抜き針をせずに針先で布をすくっている動作を観察しているのではないか。
●縫い目が大きいことから糸の引き具合で布にしわができ、その解消方法(糸しごき)を観察しているのではないか。
●イントロ,約9割の視聴者が 0:30 のマーク付近まで視聴を続けたことから、手や指の動きが繰り返しであり、それ以降は動画を視聴せずとも理解ができるということではないか。
●「山」は見られないことから、部分的な観察場面は見られない。部分的な繰り返し視聴の必要性は少ないと言えるのではないか。
この縫い方は、左手による作業動画の視聴率が高い動画です。
*記載の時間はYouTubeアナリティクスが示す「山」の時間帯
観察ポイントは1場面
❶0:04~0:10 縫い始めの針を布に刺す場面
●縫い始めの糸の出所を観察しているのではないか。
⇒縫い始めの糸の処理(結び玉を表に置くか裏に置くか等)について書籍等では解説されていないことが多いためだと考えられるが、糸の処理について、考える(悩む)者が多いのだろう。
●「山」の時間帯以降0:17までの視聴率が高い。0:11~0:17の間は2針目を刺して、糸を一回かけるというブランケットステッチの一連の動作である。一度視聴することで理解できることから、部分的な繰り返し視聴の必要性は少ないと言えるのではないか。
⇒視聴率が高いことから、視聴の必要性は高い動作であると言える。
●イントロ,8割強の視聴者が 0:30 のマーク付近まで視聴を続けたが、この間はアイロンを用いて布を折って真っすぐにミシン縫いする動作であり、それ以降は動画を視聴せずとも理解ができるということではないか。
●「山」は見られないことから、部分的な観察場面は見られない。部分的な繰り返し視聴の必要性は少ないと言えるのではないか。
●「山」は見られないことから、部分的な観察場面は見られない。繰り返し視聴が必要な場面はなく、1本で1つの工程と言えるのではないか。
●全工程を視聴しても45秒と長くないことも、終始視聴した理由ではないか。
この縫い方は、左手による作業動画の視聴数の多い動画です。
●イントロ,14割弱の視聴者が 0:30 のマーク付近まで視聴を続けたことから、以降は手や指の動きが繰り返しであり、続けて動画を視聴せずとも理解ができるということではないか。スタートから0:30までの間に2針目を刺して、布をすくうというまつり縫いの一連の動作が入っている。
●「山」は見られないことから、部分的な観察場面は見られない。部分的な繰り返し視聴の必要性は少ないと言えるのではないか。
●イントロ,11割弱の視聴者が 0:30 のマーク付近まで視聴を続けたことから、以降は手や指の動きが繰り返しであり、続けて動画を視聴せずとも理解ができるということではないか。スタートから0:30までの間に2針目を刺して、布をすくうという千鳥がけの一連の動作が入っている。
●「山」は見られないことから、部分的な観察場面は見られない。部分的な繰り返し視聴の必要性は少ないと言えるのではないか。
●イントロ,約8割の視聴者が 0:30 のマーク付近まで視聴を続けたことから、以降は手や指の動きが繰り返しであり、続けて動画を視聴せずとも理解ができるということではないか。スタートから0:30までの間に1針目を刺して布をすくい、2針目を刺すという奥まつりの一連の動作が入っている。
●「山」は見られないことから、部分的な観察場面は見られない。部分的な繰り返し視聴の必要性は少ないと言えるのではないか。
●イントロ,8割弱の視聴者が 0:30 のマーク付近まで視聴を続けたが、この間は布を2枚合わせて真っすぐにミシン縫いする動作であり、それ以降は動画を視聴せずとも理解ができるということではないか。スタートから0:30までの間に1本目のミシン縫いの動作が入っている。
⇒袋縫いは2本ミシン縫いをするが、2本目の場面が「山」になっていないことから、観察したいポイントはミシン縫いではなく、布の合わせ方ではないかと考えることができる。一般には中表(なかおもて)でミシン縫いをするが、袋縫いの1本目のミシン縫いは外表(そとおもて)で行うため、確認したい点ではないか。
●「山」は見られないことから、部分的な観察場面は見られない。部分的な繰り返し視聴の必要性は少ないと言えるのではないか。
●イントロ,7割強の視聴者が 0:30 のマーク付近まで視聴を続けたが、この間は布を2枚合わせて真っすぐにミシン縫いする動作であり、それ以降は動画を視聴せずとも理解ができるということではないか。スタートから0:30までの間に1本目のミシン縫いの動作が入っている。
観察ポイントは1場面(現在は「山」は見られないが、過去に「山」であった場面)
❶1:55~2:07
・中表に重なった2枚の布を開く場面
・1枚の縫い代をもう1枚の縫い代で包むようにアイロンをかける場面
●段差のついた2枚の縫い代の扱いを観察しているのではないか。
⇒書籍等では包まれた状態でのイラストや写真が掲載されることが多いが、どのように包むかついて考える(悩む)者が多いのだろう。
●「山」は見られないことから、部分的な観察場面は見られない。繰り返し視聴が必要な場面はなく、1本で1つの工程と言えるのではないか。
●全工程を視聴しても58秒と長くないことも、終始視聴した理由ではないか。
*記載の時間はYouTubeアナリティクスが示す「山」の時間帯
観察ポイントは2場面
❶1:06~1:25 バイアステープと布を中表(なかおもて)に合わせて、ミシン縫いの場面
●両端を折ったバイアステープをどのように布と合わせ、どの線を縫うかを観察しているのではないか。
❷2:04~2:26 縫い代をバイアステープで包み、アイロンをかける場面
●縫い代の包み方、ミシン目とバイアステープの折山との位置関係を観察しているのではないか。
*記載の時間はYouTubeアナリティクスが示す「山」の時間帯
観察ポイントは1場面
❶3:11~3:13 バイアステープで縫い代を包み、待ち針でとめる場面及び1本目のミシン縫いの手前の場面
●1本目のミシン目とバイアステープの折山の位置関係を観察しているのではないか。
●2本目のミシン縫いのミシン針を落とす箇所の観察
⇒「落としミシン」は布とテープの境目に針を落として縫うが、その位置を知らない場合には観察ポイントになる。端ミシンではないことは認識しており、故にじっくり見ているのだろう。
*記載の時間はYouTubeアナリティクスが示す視聴率の高い時間帯(この動画においては「山」は存在しないため、最も視聴率の高い一か所をピックアップ)
観察ポイントは1場面
❶2:09~2:18 1本目のミシン後のバイアステープをアイロンで折る場面
●1本目のミシン後のバイアステープの扱いを観察しているのではないか。
⇒1本目のミシンが終わった段階では、バイアステープが折られずに開いた状態であるため、どの方向にどう折るかについてが観察ポイントとなる。書籍等では語られない(その場面を飛ばして、折られた状態の図が示されるなど)ことが多く、縫い代が隠れるだけに確認したい場面であろう。
*記載の時間はYouTubeアナリティクスが示す「山」の時間帯
観察ポイントは3場面
❶0:28~0:31 縫い始めの針を布に刺す場面
●縫い始めの糸の出所を観察しているのではないか。
⇒縫い始めの糸の処理(結び玉を表に置くか裏に置くか等)について書籍等では解説されていないことが多いためだと考えられるが、糸の処理について、考える(悩む)者が多いのだろう。
❷0:50~1:00 縫い始めの糸を固定する場面
●縫い始めの糸の処理を観察しているのではないか。
⇒書籍等に糸の編み方は図解されているが、縫い始めの糸の処理については、解説されていないことが多いためだと考えられるが、糸の処理について、考える(悩む)者が多いのだろう。
❸3:26~3:30 編み終わりの糸を処理する場面
●(編み方は繰り返しであるため、ワンシーン見ると理解できるが)編み終わりの糸の処理方法を観察しているのではないか。
⇒編み終わりの糸の処理について書籍等では解説されていないことが多いためだと考えられるが、糸の処理について、考える(悩む)者が多いのだろう。輪の中に通さずに糸を引っ張ると編んだ目がほどけてしまう。
●イントロ,7割強の視聴者が 0:30 のマーク付近まで視聴を続けたことから、縫い方や糸の処理方法などが繰り返しであり、それ以降は動画を視聴せずとも理解ができるということではないか。
●「山」は見られないことから、部分的な観察場面は見られない。部分的な繰り返し視聴の必要性は少ないと言えるのではないか。
*記載の時間はYouTubeアナリティクスが示す「山」の時間帯
観察ポイントは1場面
❶2:09~2:19 2~3回ボタン穴に糸を通す場面
●厚み分を意識した糸長がどの程度必要か、針を刺す位置を観察しているのではないか。
⇒厚み分を考慮して、すき間と取りながら~と説明を付記しているが、どの程度のすき間(糸長)が必要かについて考える(悩む)者が多いのだろう。
*記載の時間はYouTubeアナリティクスが示す「山」の時間帯
観察ポイントは2場面
❶1:01~1:03 1つ目の穴の縫製後,次の穴に針が移動する場面
●穴から穴への針の移動方法を観察しているのではないか。
⇒穴ごとに糸を切るかどうか等の縫い方ではない箇所について考える(悩む)者が多いのだろう。縫い方としては、穴に出入りするのみで単純なため、悩むポイントではないのだろう。
❷2:13~2:26 最後の穴の縫製が終了する場面
●最後の糸の処理方法を観察しているのではないか。
⇒玉結びを施す場所や糸端の処理等の縫い方ではない箇所について考える(悩む)者が多いのだろう。
●イントロ,8割強の視聴者が 0:30 のマーク付近まで視聴を続けたことから、縫い方や糸の処理方法などが繰り返しであり、それ以降は動画を視聴せずとも理解ができるということではないか。
●「山」は見られないことから、部分的な観察場面は見られない。部分的な繰り返し視聴の必要性は少ないと言えるのではないか。
ぜひ、忌憚のないご意見・ご感想をお聞かせ下さい。
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