2013年10月結成。
劇作・演出の松村翔子、俳優の井神沙恵、黒川武彦、海津忠、曽田明宏による演劇ユニット。ユニット名はルイス・キャロル『ジャバウォックの詩』に登場する架空の生き物に由来する。
現代口語演劇の写実的な世界観を保ちつつ、時空の異なる物語がパラレルに進み、異質なもの同士を混在させる作風が特徴。
2019年、第26回BeSeTo演劇祭『芥川龍之介をめぐる3つの小作品』日中韓三ヶ国国際共同製作に参加。松村翔子が芥川龍之介『河童』より新作『眠らない方法』を書き下ろし上演。中国演出家・王剣男(中国国家話劇院)演出『地獄変』に井神が出演、韓国演出家・キム・ジョン(Project While)演出『闇中問答』に黒川が出演。
2020年、『28時01分』にて「かながわ短編演劇アワード2020」グランプリを受賞。
1984年7月14日生まれ。神奈川県横浜市出身。
モメラス主宰・劇作・演出。
メーテルリンク作『青い鳥』で「利賀演劇人コンクール2017」優秀演出家賞及び観客賞受賞。『こしらえる』が「第62回岸田國士戯曲賞」最終候補、『反復と循環に付随するぼんやりの冒険』が「第63回岸田國士戯曲賞」最終候補にノミネートされる。
愛媛県出身。俳優。
早稲田大学第二文学部卒。大学卒業後、古書店に勤務。2012年より俳優として活動を始める。
2013年、松村翔子作演出短編作品『色は匂へど、』に出演し、2014年モメラス第1回公演に出演。以降、メンバーとして公演に参加する。
最近の主な舞台に、範宙遊泳『バナナの花は食べられる』、鵺的『天使の群像』、elePHANTMoon『落書き』など、出演作品にMBSドラマ『奪われた僕たち』、映画『胴鳴り』(楫野裕監督)、映画『ヒエロファニー』(マキタカズオミ監督)など。日本舞踊、戯曲への短歌提供なども行う。
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1975年8月29日生まれ。東京都杉並区出身。詩人・映像作家・俳優。
2014年に松村氏と共演したことをきっかけとしてモメラスに加入。大学時代より詩作、自主映画製作を始める。映像・映画制作に携わりながらパレスチナ難民キャンプ、硫黄島など、様々な土地で書いた詩や身近な事柄の詩を朗読し発表している。スライド写真と詩を組み合わせた作品を都内で発表。
新潟県出身。俳優。
青年団所属。B型。
23歳より青年団に入団し多数の本公演に出演。外部出演に東京デスロック、田上パル、玉田企画など。2017年上演の松村企画『こしらえる』より松村翔子作品に出演、以降モメラスの作品に多数出演する。
愛知県出身。俳優・踊り。
演劇実験室◉万有引力に15年以上に渡り、頻繁に外部出演し、国内公演や海外公演に数多く参加。
2005年から2010年まで、岡庭秀之氏主催の開座へ所属。芝居と共に舞踏も始め、現在に至る。
空中のエアリアルダンスと床の踊りの融合を目的とした「黒いサアカス」では、第1回目から出演、踊りのための台本も書く。松本修、テレーサ・ルドヴィコ、白石征等の作品にも参加。モメラスには第2回公演ワーク・イン・プログレス『薄闇、そこは散漫もしくは出口』に客演として初参加、その後、客演参加を何度か続け、2023年よりモメラス所属。