活動内容

●水に関する防災の普及(自助・共助)

・マイ防災マップ(地域版ハザードマップ)研修

・避難スイッチ、マイタイムライン(避難判断や避難促進)研修

・水防技術の理解と水防活動の支援

・水防災活動の企画・支援

・水害に関する地域継続計画(CCP)の策定支援

●水害の仕組みと歴史に関する知識の普及

・森・川・里・海のつながりに関する理解

・水害に関する記憶の記録化

・水害碑等の発掘と活用

●講師派遣・講座(学校、地域、企業等向け)

活動紹介

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是非ご覧ください。

自主活動

マイ防災マップ研修会

日本水防災普及センターの核になる活動で、行政から出されているハザードマップの地域版として、住民一人ひとりの行動や近所の助け合いに役立つきめの細かい防災マップを作成するためのリーダー養成を目指している。当面は京都府長岡京市内の小地域をモデルに進めるが、逐次、各地に広げていく予定。

淀川流域勉強会

2015年8月の鬼怒川決壊のニュースを見て危機感を抱き、流域治水について学ぼうと、2016年度より2カ月に1度、摂南大学を中心に勉強会を開催。大きなテーマは「巨椋池遊水地構想」。京都大学防災研究所宇治川オープンラボラトリー巨椋池流域模型ビオトープを用いた氾濫実験や解析を行うほか、他団体とも連携して、琵琶湖・淀川・大阪湾流域圏シンポジウムや流域見聞も開催

連携活動

巨椋池流域見聞

桂川流域ネットワーク、水辺に学ぶネットワーク、京都水辺保全ネットワーク、3つのみずたまり(琵琶湖、巨椋池、天若湖)プロジェクト等と連携して、宇治川オープンラボラトリー、天ケ瀬ダム、木津川流れ橋、桂川羽束師橋、淀川三川合流域さくらであい館、向島ニュータウン、久御山町東一口地区など、巨椋池周辺の治水・環境保全にかかわる要所を見聞。

巨椋池流域模型ビオトーププロジェクト

(水辺に学ぶネットワーク)

2014年4月、京都大学防災研究所宇治川オープンラボラトリー構内の約50m四方の緑地に、巨椋池を中心に宇治川、木津川、桂川の三川合流部を含む約10km四方の1/200縮尺模型を作ったもので、地域の特徴的な動植物の復活を図るとともに、洪水時の氾濫状況をシミュレーション実験によって体感できるようになっている。維持管理は、「水辺に学ぶネットワーク」の市民ボランティアによってなされている。 (京都市情報館「京・生き物ミュージアム」生物多様性リレーコラムに掲載)2016年度京都環境賞特別賞(環境未来賞)受賞

巨椋池流域模型ビオトープでは、現地の代表的な水生植物を栽培しています。

上の写真は、巨椋の名前を冠した「オグラノカガヤキ」という名の蓮。