Atsushi Miyauchi

宮内敦史

Research Scientist

CENTAI Institute

Email: atsushi.miyauchi AT centai.eu

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お知らせ

2025 年 12 月プレプリントを公開しました：arXiv:2512.00107
2025 年 11 月 IEEE Task Force on Learning for Graphs に参画しました．
2025 年 10 月 NeurIPS 2025 の Top Reviewers に選ばれました．
2025 年 10 月プレプリントを公開しました：arXiv:2510.00803
2025 年 9 月 The Web Conference 2026 において Graph Algorithms and Modeling for the Web Track の Track Co-Chair を務めます．

研究内容

グラフ（ネットワーク）は複雑な関係性を表すための強力な道具であり，社会ネットワーク，タンパク質相互作用，ウェブ構造など，様々な対象の抽象化に用いられています．私の研究は，数理最適化とデータマイニングを広く扱っており，特に，グラフから有意義な知見を見出すことを目的としたグラフマイニングと呼ばれる分野に注力しています．これまでの研究では，グラフマイニングの基本的なタスクに対して最適化モデルを導入し，理論的な精度保証を有するアルゴリズムを設計してきました．理論的な精度保証の探求は，アルゴリズムの信頼性を担保するだけでなく，異なるアルゴリズムの比較を統一的な枠組みの中で可能とし，分野の前進に大きく貢献するものだと考えています．最近は，社会善のための人工知能技術に強い興味を持っており，たとえば，ソーシャル・メディア・プラットフォームの健全な環境の維持や促進を目的とした，社会ネットワークへの効果的な介入に関する研究も行っています．

ご興味をお持ちの方は，出版物のページをご覧ください．

職歴

2023 年 2 月〜 Research Scientist, CENTAI Institute, Italy
2020 年 5 月〜 2023 年 1 月東京大学大学院情報理工学系研究科数理情報学専攻助教
2017 年 4 月〜 2020 年 4 月理化学研究所革新知能統合研究センター汎用基盤技術研究グループ連続最適化チーム特別研究員
2014 年 4 月〜 2017 年 3 月日本学術振興会特別研究員 (DC1)
2013 年 8 月〜 2014 年 3 月 JST, ERATO, 河原林巨大グラフプロジェクトリサーチ・アシスタント

学歴

2017 年 3 月東京工業大学大学院社会理工学研究科社会工学専攻博士課程修了，博士（工学）取得
2014 年 3 月東京工業大学大学院社会理工学研究科経営工学専攻修士課程修了，修士（工学）取得
2012 年 3 月上智大学理工学部情報理工学科卒業，学士（理工学）取得

受賞（個人）

Top Reviewers, NeurIPS 2025（2025 年 12 月）
Outstanding Reviewers (August Cycle), KDD 2025（2025 年 8 月）
Top Reviewers, ICML 2025（2025 年 7 月）
Best Reviewers, KDD 2023（2023 年 8 月）
Best Reviewers, The Web Conference 2023（2023 年 5 月）
PC Members Honorable Mentions, The Web Conference 2022（2022 年 4 月）
日本オペレーションズ・リサーチ学会第 10 回研究賞奨励賞（2020 年 8 月）
平成 29 年度手島精一記念研究賞博士論文賞（情報学関係部門）（2018 年 2 月）
2017 年電子情報通信学会総合大会 COMP-ELC 学生シンポジウム最優秀論文賞（2017 年 3 月）
日本オペレーションズ・リサーチ学会最適化の基盤とフロンティア研究部会最優秀発表賞（2016 年 5 月）
東京工業大学大学院社会理工学研究科 2015 年度研究科長賞（研究論文部門）（2015 年 11 月）
東京工業大学大学院社会理工学研究科 2014 年度研究科長賞（研究論文部門）（2014 年 11 月）
日本オペレーションズ・リサーチ学会第 32 回学生論文賞（2014 年 8 月）
日本オペレーションズ・リサーチ学会第 30 回学生論文賞（2012 年 9 月）

研究助成

科研費若手研究「不確実性を考慮した頑健なコミュニティ検出法の開発」研究代表者（2019 〜 2022 年度）
科研費研究活動スタート支援「ネットワーク上のコミュニティ検出に対する最適化基盤の確立」研究代表者（2017 〜 2018 年度）
JST, ERATO, 河原林巨大グラフプロジェクト研究協力者（2014 ～ 2018 年度）
科研費特別研究員奨励費「大規模ネットワークに対する超高精度なコミュニティ検出法の構築」研究代表者（2014 ～ 2016 年度）
東京工業大学基金奨学金「130 周年記念博士進学エンカレッジ奨学金」奨学生（2013 年度）

著書

相馬輔，藤井海斗，宮内敦史，組合せ最適化から機械学習へ：劣モジュラ最適化とグラフマイニング，AI/データサイエンスライブラリ "基礎から応用へ"，サイエンス社，2022．

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