■設立に際してのあいさつ
浜田市内を地域と呼ぶようになり新たな時代に突入したと感じています。
このような中、令和5年は、三隅氏がこの地を治めていた時から800年の節目を迎えます。
このことをきっかけにして、私たちは、地域の皆さま方と、このまちの歴史を学び、地域に活気を生み出す機会を創り出していきたいと思っています。
生涯学習はもとより、皆さんと一緒に地域を盛り上げ、将来にわたってこのまちを愛し続け、語り継がれるよう「三隅氏発祥800年の会」の名を挙げ、取り組んでまいります。
令和4年(2022年)9月1日
三隅氏発祥800年の会
会長 丸 山 義 尚
■会の設置に係る経緯
現在見つかっている史料によると、三隅氏が北条義時を通じて鎌倉幕府から領地を治めることを認められたのが、貞応2年(1223年)と考えられ、令和5年(2023年)は、この時から800年の節目の年となります。
合併前の旧三隅町時代に「生涯学習のまち」を宣言し、今も生涯学習を大切にする三隅地域において、わたしたち自身が、この節目の年に、このまちを拓いた人々の歴史を学ぶことで今を見つめなおし、未来へと繋がる何かを残す必要があると考えます。
また、人口減少や少子高齢化、新型コロナウイルスの影響などで世の中の活気が失われていることから、人々が笑顔になれる催しや学ぶ機会を創出することで、地域に活気を生み出すことが必要であると考え、この会の発足に至りました。
■会の目的
この会は、多様な主体がともに協力する「協働のまちづくり」の理念に基づき、このまちの歴史を学ぶ機会を創出するとともに、地域を大切に思う心を深め、活気を生み出し、将来にわたりこのまちを愛する心を育む活動を行うことを目的とします。
■会の役員
会 長 丸山 義尚 三隅地区まちづくり推進協議会生涯学習部
副会長 田城 謙二郎 三隅郷土史研究会
副会長 浜崎 聖二 三隅城のろしリレー実行委員会・三隅郷土史研究会
顧 問 田畑 敬二 浜田市議会議員
顧 問 西田 清久 三隅城のろしリレー実行委員会・三隅郷土史研究会・浜田市議会議員
監 事 杉山 正明 三隅城のろしリレー実行委員会
監 事 三浦 和成 三隅郷土史研究会
事務局長 村木 勝也 三隅城のろしリレー実行委員会・浜田市議会議員
ロゴに込めた思い
中世の三隅氏に関する歴史的史料は地元の三隅町に残っていませんが、800年の時を経ても変わらず普遍的なものは、高城山と三隅川です。
そして、この長い三隅の歴史を支えた代表的な産業として、製鉄の材料となる良質な砂鉄や、今もなお受け継がれる手すき和紙がありました。
これらをひとつに表現したいとの思いで、このデザインにたどり着きました。