視察先に「そなエリア東京」を選定し、2025年2月26日に出席委員54名、事務局2名で行って来ました。そなエリアの体験ソーンでは、エレベーターの中で揺れを体感し、震度7の地震が発生して避難するまでの72時間を想定した過程ごとにタブレットの質問に答えながら、的確な判断を下し自分や仲間を守り、避難所へ到達して過ごす模擬訓練を体験しました。次に、学習ソーンでは災害時の対応について、数多くのパネル展示があり、勉強してきました。帰路には、バスから都内見学と東京タワーも見学し、皆何十年ぶりかで都市の変貌を観察しました。その景色に地震が発生したらと不安、恐怖が沸いてきました。

神奈川県総合防災センター

　地震体験では最大震度7までの地震ほ3方向の揺れで再現することができます。関東大震災、阪神淡路大震災、東日本大震災の揺れを再現し、同時に迫力あるCG映像とあわせて、体験しました。各班ごとに体験しましたが、手摺につかまらずに堪えてみようとしましたが、震度6以上では耐えることは困難で、震度7になると立っていることもできませんでした。実際に遭遇したらパニックになってしまいそうでした。

　他に、煙避難体験、消化体験、避難所体験、防災用品、神奈川県の災害の歴史や地域ごとの災害危険度等を学びました。

テーマ「障がいってなあに？」元町田市支援学級教師の渡邉真理さんをお迎えして研修を行いました。出席者数は45名です。どのような障がい？があるのか、視覚・聴覚・肢体・言語・情緒・LD・ASD・ADHD等を、わかりやすく説明頂きました。障がい者は「こまった人」ではなく「こまっている人」であり、「どうしたら」「どんな工夫で」でるようになるかを考えることが大事です。民生委員児童委員の中にも、障がいを持たれた子どもの子育て奮闘され、一緒に自分も育ってきたとのお話もされました。

　講師2人をお迎えし、口腔ケアについて研修を行いました。日頃行っている歯磨きにもかなり欠けているケアがあることがわかりました。特に、歯を磨く時間帯、磨き方、細菌が残存し増殖する歯垢、舌には600種類以上が増殖するためケアが重要であること、また、唾液の分泌と深い関係があり、唾液腺マッサージを実践して感じ取ることができました。口内細菌を少なくすることで、誤嚥性肺炎防止につながることから、敬老事業等で訪問する際にアドバイスしたいと思います。