講演プログラム

講演時間：

• 招待講演：25分（質疑込み）

• 一般講演：15分（質疑込み）

• ポスター講演：5分程度のショートトーク（希望者のみ）

講演方法：

• 講演者の方は現地・リモートに関わらず、ご自身のPCをZoomに接続し、画面共有して講演をお願いする予定

• 現地参加者もZoomに接続し、リモート参加者も現地参加者を把握でき、全体のコミュニケーションを取れるようにする

• 各講演＋質疑応答時間が短いので、各セッションの最後に15分程度の議論の時間を設けて、再度質疑応答をまとめて受ける

交流方法：

• Slackの利用

参加費：

• お茶菓子代：500円（現地参加者のみ）

• 懇親会：学生 3,000円、PD以上 4,000円

ランチ・夕食：

• 鹿児島大学周辺のランチマップ

• 鹿児島の美味しいお店（半田研M2 松坂くん作成）

講演プログラム最新版 ← 詳細なタイムテーブルはこちらをご覧ください。

2024/3/6 (水)：１日目の予定

会場準備 午前9時頃

受付開始 午前9時半頃

• (I) 河野樹人（名古屋市科学館） (I) FUGINサーベイの成果

• 西村 淳（国立天文台） 野辺山45m電波望遠鏡による銀河面サーベイの更なる展開

• 半田利弘（鹿児島大学） サブkpcスケールでのガス密度頻度分布関数と天の川銀河の構造

• 村瀬 建（岐阜大学） KAGONMAプロジェクト: 分子雲の精密な物理量取得に基づいた星形成活動の影響

議論＋昼食（ランチマップ，鹿児島の美味しいお店）

• 柴田洋佑（鹿児島大学） 解析的手法を用いたNH$_3$分子輝線から導出される物理量の誤差評価とその影響

• 阪本成一（国立天文台） CO J=1-0/J=2-1吸収線観測による銀河系内分子ガスの物理状態の推定

• 早川貴敬（名古屋大学） 高速度・中間速度雲のダスト/Hi比（リモート講演）

議論＋休憩

• 島尻芳人（九州共立大学） 機械学習による分子輝線データからのH2柱密度の予測

• 堂込天太（鹿児島大学） 機械学習による分子輝線データからのダスト温度の予測モデルの構築

• 石橋志悠（鹿児島大学） 主成分解析を用いた分子流同定アルゴリズムの開発

議論＋休憩

• (I) 幸田仁（Stony Brook U） (I) ALMA M83サーベイの成果

• 松坂 怜（鹿児島大学） 近傍銀河M83における希薄ガスの空間分布：GDHを用いたsub-kpcスケールでの推定

• 前田郁弥（東京大学） 棒渦巻銀河 NGC3627 における銀河の内部構造と分子雲衝突、星形成の関係

• 山本 卓（筑波大学） 棒渦巻銀河の中心領域での星形成の抑制

議論＋休憩

• 濤﨑智佳（上越教育大学） Giant Molecular Clouds in Local Dwarf Galaxy NGC6822

• 藤井通子（東京大学） 星一つ一つを再現した球状星団形成シミュレーション

議論

（ポスターショートトークの予定）

2024/3/7 (木)  ：２日目の予定

• 竹川俊也（神奈川大学） Central Molecular Zoneに刻まれた爆発的中心核活動の痕跡

• 柿内健佑（東京大学） 銀河系中心部における磁気活動と星間ガス構造

• 魚住光史（岐阜大学） MHDシミュレーションデータと観測データの比較による銀河系中心部のガス運動学の研究

• 榎谷玲依（九州産業大学） NGC253中心部のガス幾何構造とダイナミクス

議論＋休憩

• 山中雅之（鹿児島大学） 鹿児島大学1m望遠鏡による天の川・系外銀河に出現する突発天体の近赤外線観測

• 三原建弘（理化学研究所） MAXIトランジェント天体の銀河系内分布 (Galactic distribution of MAXI transients)

• （ポスターショートトークの予定）

議論＋昼食（ランチマップ，鹿児島の美味しいお店）

• (I) 坂井伸行（NARIT） (I) VLBIアストロメトリによる銀河構造の研究

• 朝野哲郎（東京大学） 銀河円盤の鉛直振動から示唆される渦状腕の成長・崩壊

• Pau Ramos（NAOJ） New analytical models to describe bar resonant zones in galactic discs

• 藤本裕輔（会津大学） 星形成から数100Myrの短時間に起こる、巨大分子雲による円盤加熱と恒星の動径移動

議論＋休憩

• (I) 谷口大輔（国立天文台） (I) 近赤外線高分散分光観測

• 松永典之（東京大学） セファイド変光星を用いた銀河系円盤の元素組成分布の研究

• 西山正吾（宮城教育大学） 銀河系中心巨大ブラックホールを周回する星の近赤外線分光観測

議論＋休憩

• (I) 服部公平（統計数理研究所） (I) 銀河系ハローの化学動力学

• 岡本桜子（国立天文台） Subaru Near-Field Cosmology Survey

• 舩越菜月（UCL/MSSL） Clues to growth and disruption of two neighbouring spiral arms of the Milky Way（リモート講演）

• (I) Vasily Belokurov Cambridge U. (I) Aurora - when our Galaxy was a baby（リモート講演）

懇親会（SA・MURAI）夜7時〜9時

2024/3/8 (金)：３日目の予定

• 三好 真（国立天文台） 銀河中心ブラックホールSgr A*の時間変動（リモート講演）

• 土井靖生（東京大学） Sagittarius銀河腕中の３次元磁場構造 II（リモート講演）

議論＋休憩

• (I) 下西隆（新潟大学） (I) 銀河系外縁部/マゼラン雲の低金属量環境下の星間化学

• 徳田一起（九州大学/国立天文台） ALMA-ACA広域観測で探る大小マゼラン雲の分子雲と星形成

• 中野 覚矢（名古屋大学） 位置天文衛星 Gaia を用いた大小マゼラン銀河における大質量星候補同定と運動学

• 安井千香子（国立天文台） JWST近・中間赤外線観測による銀河系低金属量環境下における初期質量関数の導出（リモート講演）

• 大朝由美子（埼玉大学） 様々な環境における超低質量天体形成

議論＋昼食（ランチマップ，鹿児島の美味しいお店）

• 半田利弘 鹿児島大学 【最終講義】役立つ学問を目指せ！～真の実学と虚学（理学部 220教室)

“日本没落の30年間”に「役立つ学問」を求める圧力が一層強まってきたが、それを求める人々は「役立つ」の本当の意味を理解しているのだろうか？自らの活動を「虚学」と呼ぶ人もいるが、「役立たない学問」なら公金を費やして行うべきではない。「役に立たない」代表とされる天文学を例にとり、自ら40年にわたる経験と見識に基づき、「役立つ学問」「実学」をキーワードとして、研究活動の社会的意義を改めて考えたい。

午後3時頃終了予定

ポスター講演

• 吉田 雄城（東京大学）「銀河渦状腕形成の素過程: エピサイクル位相同期」

• 林祺紘（東京大学）「The Impact of Population III Stars on the Evolution of two 10^9 Solar Mass Halos」

• 井上 真（京都大学）「アンテナ銀河における星形成の多様性」

• 松坂 怜（鹿児島大学）「近傍銀河M33における希薄ガスの空間分布と密度構造」

• 城壮一郎（東京大学）「Sagittarius 銀河腕中における個別の星間雲磁場特性」

• 笠井梨名（鹿児島大学）「アンモニア分子の回転温度導出に対する輝線強度誤差の影響」

• 石川諒（東北大学）「赤色巨星の化学組成に基づく年代決定」

• 神宮司麗珠（鹿児島大学） 「流体シミュレーションによるCentaurus A中心領域構造の再現：棒状構造の影響」

• Pau Ramos Ramirez（NAOJ）「Building the largest mock astrometric catalogue of the Milky Way centre in the Near Infrared for the End-to-End simulation of the JASMINE satellite」

• 藤沢健太（山口大学）「山口32mによる銀河中心領域の連続波マッピング観測」

• 河野孝太郎（東京大学）「集積超伝導分光技術とデータ科学で切り拓くサブミリ波輝線強度マッピングの新展開」

• 馬場淳一（鹿児島大学/国立天文台）「天の川銀河の多領域多元素化学進化モデルによる惑星材料物質分布の予測」

• 馬場淳一（鹿児島大学/国立天文台）「いて座矮小銀河と天の川銀河の相互作用シミュレーション」