1.ここでしかできない体験が たくさんあります!
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1.ここでしかできない体験が たくさんあります!
本校では、地域の方の協力を得て、学校内外で様々な体験活動を行っています。
美しい三蒲を創る会のみなさんがお世話してくださり、3・4年生がたけのこ掘りをします。毎年、子ども達は一人6、7本の大きなたけのこを持ち帰ります。たくさん掘ることができるので、みなさんにおすそ分けすることもあります。実は、このたけのこ掘り、竹藪が広がるのを防ぐため、山の保全にも一役買っており、子ども達は楽しみながら、環境保全を行っています。
連休明けに、籾(もみ)を蒔いて、お米の苗を育てます。育てていただいた苗を田植えする体験はよくありますが、本校では、地域の方のご協力で、籾を蒔いて苗を育てることからさせていただいています。籾から少しだけのぞいている白い根っこのかわいらしさに笑顔になる子ども達。なかなかできない体験です。
地域の方が、生け花を教えてくださいます。一人一人が花器に、思い思いの花を活けていきます。低、中、高学年、クラブ活動で華道体験をします。各自が思うように活けたり、基本の形を習って、それを実践してみたり‥‥。活けたお花を展示すると、同じ花材を使うのに、一人一人の個性が作品に表れ、とてもすてきな展覧会になります。
自分たちが育てた苗を田んぼに植えました。田んぼに実際に入って、泥の感触を味わいながら、丁寧に植えていきました。自分たちで植えると、一層愛着がわきます。日頃、田んぼを目にする機会は多いのですが、田んぼに入るという経験はなかなかありません。それができるのは、この田植え体験があるからこそです。
本校には、梅の木があり、毎年たくさんの実をつけます。その実を収穫し、梅ジュースをつくります。たくさんある梅の実の収穫し、それを梅ジュースにするのは、1・2年生の仕事です。みんな張り切って、この活動に取り組みます。収穫した実のへたを竹串で一つ一つ取り除き、氷砂糖と酢と一緒に漬け込みます。「おいしくなあ~れ おいしくなあ~れ」といいながら、梅の実に砂糖や酢がいきわたるよう便をゆする姿がとても微笑ましいです。
地域でミカン栽培をしていらっしゃる方から、摘果みかんをいただきました。それを使って、3・4年生が、みかんジュースをつくりました。地域の方に教えていただきながら、みかんを半部に切り、搾り器で一つ一つ丁寧に絞ります。調理している家庭科室だけでなく、廊下中に、爽やかなみかんのにおいが広がりました。出来上がったみかんジュースは、全校に振舞いました。甘酸っぱくて爽やかなみかんジュース。みんなから大好評でした。
田植えをした稲が収穫できるようになったら、稲刈りです。成長の過程で、稲の花を見たのですが、その稲に実が付くと、感激もひとしおです。丁寧に刈り取り、それを束にしていきます。3年生からこの体験を行っているので、高学年は、手慣れたものです。束にした稲は「はざがけ」といって、干して乾燥させるのですが、高学年の児童が、学校の肋木に稲の束をかけて干してくれました。
周防大島と言えば、みかん!ですが、毎年この時期になると地域の方のみかん畑でみかんもぎの体験をさせていただきます。みかんを傷めないように丁寧に切り方を教えていただき、全校児童がミカンを収穫します。1年生の頃からやっているので、高学年になると、みかんの入ってケースを運んだり、みかんを選別してネットに入れたりと、色々なことができるようになります。
刈り取った稲を乾かしたら、次は脱穀です。今では珍しくなった足踏みの脱穀機や唐箕(とうみ)を使って、刈り取って乾かした稲から籾を外し、屑を取り除きます。保護者の方も参加し、稲わらに残った籾を手で外す作業を経験し、楽しみました。
地域の方に教えていただきながら、自然薯を植えました。それをこの時期に掘っていきます。自然薯を傷つけず、掘り出すことができるよう、パイプを横向きに埋め、その中で自然薯を育てるという特殊な育て方をしてきました。掘り出すのはなかなか大変な作業でしたが、友達と協力して掘り進め、パイプの中で育った自然薯をみて、「やった~。ある!!」と、歓声があがります。
自分たちで育てたお米を使って、茶粥をつくります。茶粥は、周防大島に昔から伝わる郷土料理です。その昔、貴重なお米をなるべく少なくし、でもおなかがいっぱいになるようにと島特産の大島金時(サツマイモ)を入れておかゆを炊いて食べていました。自生する「はぶ茶」を入れて炊くと、風味がよく、おいしくなります。
本校の3・4年生は、4月にたけのこ掘りをさせてもらいます。このたけのこ掘り、山の環境保全のために美しい三蒲を創る会のみなさんが始められました。毎年2月になると、美しい三蒲を創る会のみなさんが来校し、たけのこ掘りの意義やたけのこの掘り方等を講義してくださいます。子ども達は山を大切にすることを真剣に学んでおり、4月にあるたけのこ掘りを楽しみに待つようになります。
2.一人一人に応じた学習を行い、確かな学力をつけています。
本校は、少人数で学習できるという強みがあります。子ども達一人一人の学習状況をしっかり把握することができ、学習のつまずきや理解のスピードの違いに応じて、サポートしています。少人数の学習のため、教職員が子ども一人一人にしっかり関わることができ、学力が確実に定着します。
山口県では、各学校において、子ども達の学習状況を把握し、学力向上のための計画案を作成します。それが「学力向上プラン」です。このプラン、学年ごとに作成されるのが通常です。しかし、本校では、子ども達それぞれの学習の様子を細かく分析し、それを踏まえた一人一人の学力向上プランを作成しています。教職員がチームを組み、子ども達の学習の取組状況を月に2回詳しく分析します。そして、その分析結果をもとにどのような課題を提供するとよいか、またどんな支援をするとよいかを協議します。協議したことは、プランに記入していきます。プランには、学力に関する目指すべき目標やその達成に向けた効果的な手立ても記されており、それに沿って、学習を進めていきます。
3~6年生までは、月に2回程度、思考力を高めるため、算数や国語を中心に、特別な課題に取り組みます。課題は、一人一人に合わせたもの準備します。また、その時間には、1・2年生の担任や地域の方々、管理職が加わり、ほとんどマンツーマンの個別対応で、支援しながら学習を行っています。通常の国語や算数の学習課題だけではなく、「情報統合力」などの認知力(物事の理解に必要な力)を自然に高めることができる楽しい課題にも取り組んでいます。子ども達はこの課題が大好きで、先を競うように課題に取り組んでいます。
低・中・高学年すべてが、複式学級の本校では、教師が片方の学年の指導を行っているときに、子ども達自身で学習を進めていかなければならない時間があります。教師がもう一方の学年の指導を行っていても、「ガイド」と呼ばれるリーダー役の子どもを中心として、子ども達自身が学習を進めていきます。子ども達だけで進めていくその学習が充実したものになるよう、教師とともに学習する際でも、教師は、必要最低限の関わりにとどめ、子ども達の学習を見守ります。それが「見守り型支援」です。自分達で学習を進める経験を積むにつれて、どんどん質の高い学習を行うことができるようになります。
本校では、2学期に全校で単元内自由進度学習に取り組みます。子ども達一人一人が自分の学び方に合うように、自分で学習を組み立て、その計画に基づいて学習を進めていきます。自由進度学習に取り組む期間中は、校内にいろいろな教材が準備され、タブレット端末にも同様に教材が提供されています。子ども達は、提供される学習課題を自分の力で解いていきます。解決のためのヒントは、たくさん準備されていますが、それをどれを使うのか、どの時点で使うのか等は、すべて子ども達が判断しなければなりません。それらを駆使して単元の目的である学力を自分自身で身に付けていくのです。基礎的な学力を確実に身に付けることはねらっていますが、何よりも自分の課題に合わせて、自分の学びをマネジメントする力を高めていくことを重要視しています。その力は、これからの社会においてとても大切な力です。そのため以下の4つのことを身に付けることを子ども達も教師も意識しながら取り組んでいます。この学習を通して、子ども達は、「学び方」を確実に学び、成長していきます。
①チャレンジを楽しむ力
②自分で計画し 進める力
③困ったときにどうすればよいか考える力
④最後まで粘り強く取り組む力
3.縦割りの異学年集団での活動が たくさんあります!
本校では、1~6年生までが一緒になって活動する場がたくさんあります。自然に上学年が下学年のサポートをするようになり、その優しさを受けた子ども達は、自分が上学年になると、それを下の学年に返すようになります。こうして、「優しさ」が循環するようになり、本校の伝統として受け継がれています。
入学式の後、翌日からの学校生活が楽しみになるよう、全校で遊びます。上学年の子ども達が、下学年の子ども達を気遣いながら、考えた遊びをみんなでします。初めての学校に少し緊張気味だった一年生も、この時は笑顔で遊びに参加しています。「明日も一緒に遊ぼうね」という上級生の言葉に、ニッコリ笑顔になる一年生。学校が楽しみになる素敵な時間を全校で過ごします。
運動会では、応援合戦、全員リレー、団体競技などの種目を全校で行います。赤組、白組ともにどうしたら、うまくいくかみんなで考え、練習します。6年生を中心に、話合い試行錯誤しながら、取り組んでいくのですが、高学年が感心するほど、根気強く優しく、下学年の子ども達に寄り添い、練習に付き合います。そうやって、勝利を手にすると、感激もひとしおです。また、もし負けたとしても、やり切った!というすがすがしい表情をしているのが印象的な運動会です。
一年生が入学してくると、お迎え遠足と一年生を迎える会を行います。片道6㎞以上の長い山道を歩き、頂上で迎える会の集会行事をします。自分の足でこんなに長い距離を歩いたことのない一年生を上の学年の子ども達が、手を引いたり、励ましたり、立ち止まってまったりしながら寄り添い、頂上まで歩きます。頂上では、子ども達が企画した楽しいゲームが…。子の遠足と迎える会は、保護者の方や地域の方も参加しちっしょに楽しみます。
4.学校だけでなく 地域や家庭と連携して みんなで子ども達を育てています。
本校には、学校だけでなく、地域の方や保護者の方と一緒に 子ども達を育てていこうとする風土があります。
「1年生を迎える会」は、どの学校でも行っている行事だと思います。本校でも4月の中下旬に行います。しかし、本校の一年生を迎える会は、一味違います。地域の方や保護者の方が参加して、一緒に山登りの遠足を行います。そして、頂上では、子ども達が考えた集会のゲームにみんなが参加し、楽しみます。みんな笑顔になるすてきな行事です。
学校で行う体力テスト。大人になると、受けることがなくなります。本校では、「体力テストに参加してみませんか?」と地域に投げかけ、参加者を募っています。保護者の方々が本気になって50m走や反復横跳びに挑戦しているかっこいい姿を見て、子ども達も「がんばるぞ!」と、やる気になっています。
5・6年生の家庭科に地域の方がたくさん、ボランティアとして参加してくださいます。ミシンでの製作や調理実習などでは、担任一人だと子ども達一人一人を支援することがなかなか難しく、担任の手助けを待つ時間が多くなってしまいます。地域のボランティアの皆さんが入ってくださると、ほぼ一対一で支援していただけるようになります。それだけでなく、料理などで生活の知恵も合わせて教えていただけるので、授業がとても充実しています。
子ども達は、年に3回ほど、自分たちの学校生活を充実させるため、「みがまっ子会議」という会議を行います。そのうち1回は、地域の方々や希望する保護者の方に会議に加わっていただきます。それが「みがまっ子会議プラス」です。少人数ではなかなか多様な意見が出にくいことがありますが、地域の方々が上手にサポートしてくれながら、意見も述べてくださるので、会議がとても盛り上がります。そのおかげで、子ども達の話し合う力がとても高まっています。
授業の中に、地域の方が子ども役になって、参加してくださいます。国語の物語文の学習や道徳科の授業に入って、感じたことや考えたことなどをいろいろ発表してくださるので、多様な意見に触れることができるようになります。また、子ども達の意見を上手に引き出してくれたり、子どもの考えをほめてくれたりしてくださるので、子ども達が意欲的になり、考えが深まっていきます。
クラブ活動の時間、地域の方が来てくださって、華道やグランドゴルフなどを教えてくださいます。教職員に経験がないことも、地域の方のおかげで、子ども達に経験させることができています。また、地域の方が、子ども達のよさをしっかり見つけてほめてくださるので、子ども達はとてもうれしそうな表情を浮かべています。座学の学習では、経験できないものに案外自分が向いていることを発見し、自信をつけている子ども達もいます。