このたび、令和8年度総会におきまして、引き続き会長を務めさせていただくこととなりました寺田浩和です。
これまでの2年間、会員の皆様をはじめ、関係機関・関係団体の皆様から多くのご理解とご協力をいただきながら、協会活動を進めてくることができました。心より感謝申し上げます。
さて、皆様は「精神保健福祉士」という専門職をご存じでしょうか。
精神保健福祉士は、こころの不調や精神的な困難を抱える方、そのご家族に寄り添い、生活の中で生じる様々な課題の解決をともに考える「こころの課題の専門職」です。
心の問題は、病気や障がいだけが原因となるものではありません。人間関係、学校や職場での困難、経済的な不安、孤立、家族関係、住まいの問題など、生活を取り巻く様々な要因が重なり、人は困難を抱えることがあります。
精神保健福祉士は、そのような目に見えにくい課題に気づき、ご本人の思いや希望を大切にしながら、その人らしい生活を実現するための支援を行っています。
また、私たちは一人ひとりの困りごとに丁寧に向き合うことを大切にしています。
同時に、一人の相談者との出会いから見えてきた課題を、地域全体の課題として捉え、必要な支援や仕組みづくりにつなげていくことも、精神保健福祉士の大切な役割です。
個人への支援と地域づくり。
その両方を大切にしながら、人と社会のつながりを支えていくことが、私たち専門職の使命であると考えています。
こうした役割を果たしていくためには、専門職団体である本協会自身が、将来にわたり継続し、発展していく組織であることが重要です。
この2年間、協会の持続可能な運営基盤をつくるため、事務局業務委託の導入による事務局機能の強化、研修委員会の再編による研修体制の充実、地区ブロック活動の活性化など、会員の皆様にとって「所属してよかった」と感じていただける協会づくりに取り組んでまいりました。
これらの取り組みは、協会運営のためだけではなく、会員一人ひとりが専門職として学び、つながり、地域社会の中で役割を発揮していくための基盤づくりであると考えています。
2期目となるこれからは、これまで築いてきた基盤をさらに発展させ、会員の皆様の声を大切にしながら、より魅力ある協会づくりに取り組んでまいります。
そして、精神保健福祉士が「こころの課題に向き合う専門職」として、県民の皆様により身近で信頼される存在となるよう、地域とのつながりを大切にしながら活動を進めてまいります。
三重県精神保健福祉士協会は、これからも会員の皆様とともに成長し、現場の声を社会へ届け、誰もが安心して暮らすことのできる地域づくりに貢献してまいります。
今後の本協会の取り組みに、ぜひご期待いただくとともに、引き続き温かいご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
組織・役員体制
役職 名前 所属
会長 寺田 浩和 伊賀市社会福祉協議会
副会長 山本 綾子 三重県松阪保健所
副会長 後藤 敦子 総合心療センターひなが
副会長 田中 雅也 合同会社Co-Lab
事務局長 山田 遼 フェーズワン
地区委員
桑名ブロック 水谷 真理子 大仲さつき病院
四日市ブロック 竹内 健 総合心療センターひなが
鈴鹿ブロック 大槻 知央 鈴鹿さくら病院
津ブロック 寺田 健二 三重県立子ども心身発達医療センター
南部ブロック 大西 遼 松阪厚生病院
災害対策委員長 辻 謙二 東員病院
アドバイザー 天春 卓也 北勢会
研修委員長 辻 朋子 亀山市障がい者総合相談支援センターあい
若手部会部会長 山下 貴也 特定相談支援事業所こんぱす
代議員 田中 雅也 合同会社Co-Lab
相談役 下方 宏明 総合心療センターひなが