第2回研究会
今回も多数の方にご参加いただきました。
この場を借りてお礼申し上げます。
日時:2021年1月23日(土)13:00-17:30
オンライン開催(ZOOM使用)
参加費:無料(顕微鏡学会会員)/ 2000円(非学会員)
定員(先着順):100名
プログラム
第1部 講義
13:00 - 14:30 「スパースモデリングと画像処理、天文観測を題材として」池田思朗(統計数理研究所)
第2部 特集「高度情報科学手法による画像解析・スペクトル解析」
14:45 - 15:15 「ウェーブレット隠れマルコフモデルを用いた電子線ホログラムの雑音除去」御堂義博(大阪大学)
15:15 - 15:45 「スペクトラムイメージデータのノイズ処理と信号抽出の最近の進展」志賀元紀(岐阜大学)
15:45 - 16:15 「原子分解能XEDSマップによる化合物結晶中の添加元素サイトの決定」山本知一(九州大学)
16:15 - 16:45 「多変量解析を用いた全固体Liイオン電池のOperando STEM-EELS」野村優貴(パナソニック)
参加申込
参加を希望される方は、こちらからお申し込みください。
申込フォームへリンクできない場合は、必要事項を記載の上、saitoh@imass.nagoya-u.ac.jpまでメールを送信ください。
<必要事項>
1)メールアドレス 2)お名前 3)ご所属 4)顕微鏡学会会員か非会員か
なお、定員に達した場合は、こちらのHPにその旨を記載させていただきます。
参加者からのコメント
最先端の情報科学の研究事例は今後の材料研究に役立つと思います。今後は基礎的な情報科学のチュートリアル的なものもあると初心者のモチベーションの向上になると思いました。
池田先生のお話は、電子顕微鏡とは直接関係ありませんでしたが、興味深く面白かったです。第2部では、いろいろと勉強になりました。今後の研究会のテーマとしては、ディープラーニング等機械学習をテーマにしたものを企画してほしいです。
リモート開催ですと気軽に参加できますので、今後もご検討お願いいたします。
壮大なスケールの画像解析に感動しました.またよろしくお願いいたします.
オンライン開催で難しい点はあるとは存じますが、講演時間をコントロールしていただければ大変助かります。
池田先生のご講演は顕微鏡から少し視野を広げることのできるテーマで非常に良かったと思います。他のご講演も丁寧に説明してくださり、大変素晴らしかったと思います。
池田先生のような天文分野でのインフォマティクスのお話が聴けて興味深かったです.今後も顕微鏡だけでなく他のフィールドでインフォマティクスがどのような活用がなされているのかもプログラムに入っていると嬉しいです.
前回に引き続き、1部の講義で異分野の方のお話を聞けて、とても参考になりました。
特に第一部の、ブラックホールの話がおもしろかったです。
非常に興味深く聴講させて頂きました。ありがとうございました。結果を非常に注意深く検討する事が必要な様ですので、結果の解釈を間違えない様にどの様にするべきかなど具体的な方策がありましたらその様なお話をお聞きしたいです。
専門外ですが大変勉強になりました。今回は宇宙分野の技術報告がありました。顔認証とか自動運転の最新技術も興味あります。
共通と思われる情報処理技術を用いた最近の話題:ブラックホールシャドウの講演もあり興味深く拝聴しました。
第2部の顕微鏡和文誌コラボ企画のみの参加でしたが理解が深まりとても有意義でした。今後もこのような企画を研究会で行っていただけるとありがたいです。オンラインでの開催も参加しやすいです。ありがとうございました。
今後の研究会のテーマの希望: 超解像顕微鏡
これからインフォマテッィクスを活用したい研究者に向けて、基礎講座などがあれば是非参加したいと思います。
画像のノイズ除去やスパースコーディング等の実践的なチュートリアルがあれば非常にありがたいです。
大変勉強になりました。開催頂き、ありがとうございます。パワポの資料が分かりやすかったです。ご共有頂けないでしょうか?
Ptycographyの実際の事例やデータ処理について。MLLSの誤差の考え方、NLLSの妥当性の判定方法について。
講義の先生にはご負担だと思いますが、1時間半の講演は聞き応えがありました。
公開可能な処理ライブラリを公開する場所があると嬉しいです。
理論的なご発表だけでなく最後に具体的な応用例をご紹介いただき大変参考になりました。
今回の池田先生のご講演のように、電子顕微鏡分野に拘らず情報科学的手法を活用した応用研究についてのお話が聞けるのは刺激的で良い試みだと思いました。
今回の天文の話のように、電子顕微鏡と関係のない分野の話が、新しい発想をもらうために大変役に立つ気がします。
基礎的なところから話していただけるご講演が多く、大変参考となりました。
池田先生のご講義は大変興味深く、楽しく拝聴させて頂きました。統計手法の詳細よりも、むしろ多数の研究者による集合知を以って、ブラックホール・コミュニティの総意を形成した点に感銘を受けました。 今後の電子顕微鏡関連の研究の発展において、一つの指針となると感じました。
次回以降もWEB会議を基本として頂けますと助かります。会場で集まることができるようになっても、WEB会議の併用をお願いしたいと思います。
WEB会議とはいえ、予定時間の超過防止への工夫は必要かと思います。比較的短時間の講演の場合は、事前に録音してしまうのも一法かもしれません。