聴覚障害生徒たちがいろいろな人たちと共同しました!
聴覚障害生徒たちがいろいろな人たちと共同しました!
PowerPointの活用のカタチはいろいろありますが、「聴覚障害の子どもたち・生徒たちがPowerPointを自己表現のツールとして活用し、いろいろな人たちとつながり、豊かな人間関係を築いていく」ことを一番大事にしてきました。私のPowerPoint活用の原点はここにあります。
大阪市の下水処理場で働く職員さんたちの「チームさくら」と、下水道の手話作りのプロジェクト。それをPowerPointにまとめています。この活動の中で、聴覚障害の子どもたちの、下水処理という仕事に対する差別意識が変わっていきました。この取り組みは、2014年にスペイン・バルセロナで開催されたMicrosoft Global Forumで発表しています。
手話に取り組む大阪地下鉄運転士チーム「もぐら」と聴覚障害生徒たちのコラボワーク。地下鉄の駅名の手話動画を制作したり、災害時の交通機関のあり方などについて話し合いました。その中で、聴覚障害があっても鉄道会社で働きたいという夢を持つ生徒も出てきてもどうすればいいかいろいろ考えました。
この取り組みは、2018年のシンガポールでのMicrosoft Education Exchangeで発表しています。
自分の障害、社会のこと、好きなことなどさまざまなテーマでPowerPointにまとめ、多くの人たちを招待して発表するデジタルワーク発表会を6回開催しました。大事にしたことは、「PowerPointの丸読みはしない。自分の言葉で語ろう!」です。