福井大学

磁性・電磁物性研究室

磁性・電磁物性研究室について

概要

本研究室は、磁性材料や電磁波応用の最前線で研究を展開し、エネルギー・環境・情報分野に広く貢献することを目指しています。物理学の基礎を大切にしながら、工学的応用へとつなげる教育・研究を行っています。「基礎から応用へ、そして社会へ」を合言葉に、物理学の知を未来技術へとつなげる研究の拠点です。新しい挑戦に意欲を持つ学生・研究者の参加を歓迎します。

研究テーマ

磁性材料の探索と評価

新しい磁性酸化物や機能性材料を合成し、結晶構造と磁気特性の関係を解明します。

高周波電磁波計測技術

マイクロ波・テラヘルツ波を用いた電子スピン共鳴（ESR）や高周波伝送技術の開発を進めています。

持続可能エネルギー技術

マイクロ波照射による水素生成や、農業残渣を活用した循環型バイオ水素製造システムの研究を通じて、次世代エネルギー社会の構築に挑戦しています。

News & Topics

2025年9月19日（金）に広島大学で開催されました「第十二回西日本強磁場科学研究会」にて、優秀発表賞を授与することが決まりました。誠におめでとう御座います。

●岩本拓馬「ハイエントロピー酸化物のマイクロ波加熱合成とその物性Ⅱ-結晶構造と磁性」

●中根直人「ジャイロトロンを用いたパルス ESR システムの開発Ⅱ-準光学伝送系-」

2025年8月28日-30日神戸市東灘区　甲南大学平生記念セミナーハウス・平生記念館で開催された

「第19回日本電磁波エネルギー応用学会シンポジウム (Sympo2025(甲南大@神戸)」にて以下の受賞が決まりました。おめでとう御座います。

「研究奨励賞」

　　1A09
　　セルロース/プラスチック混合物からのマイクロ波活性触媒法による水素ガス生成
　　Hydrogen Gas Generation from Cellulose/Plastic Mixtures by Microwave-activated Catalytic Process
　　仲川晃平、I Putu Abdi Karya、水谷俊之、藤井雅勝、西海豊彦、西村文宏、浅野貴行、光藤誠太郎（福井大

　　学）

「四国計測工業株式会社賞」

　　P05

　　マイクロ波照射によるエンジニアリングプラスチックからの水素とCNTの生成

　　Microwave Irradiation on Hydrogen and CNT Generation from Engineering Plastic

　　I Putu Abdi KARYA、Toshiyuki MIZUTANI、Mardhiyah Nur Khoiriyah AMIRUDDIN、M Fujii、Kohei

　　NAKAGAWA、Fumihiro NISHIMURA、Toyohiko 　　NISHIUMI、Takayuki　ASANO、 Seitaro MITSUDO （福井

　　大学）

2025年8月

JST「早暁（そうぎょう）プログラム」第1期ステージ2に採択されました

「農業残渣の活用から始まる循環型バイオ水素製造システムによる地方創生・エネルギー安全保障統合モデルの事業化」

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