1970年代のウーマンリブ運動に触発されるように始まった男性運動は、男らしさを問い直し、社会に内在する権力構造にNOを突きつけ、男女が対立せず、真に平等な関係をつくることを目指してきました。その流れから、当事者による当事者のための支援組織として、メンズカウンセリング協会は生まれました。
その援助は、カウンセリングルームの中だけで完結するものではなく、社会でも個々の家庭でも失われつつある家族機能をセラピーに取り込むことで、生育の中で充足されなかった承認や愛に対する欠乏欲求を満たし、当事者のこころの再成長を可能にし、暴力の当事者の回復を確かなものにすることができます。
この援助実践を基本とし、全国から利用できる無料の電話相談として、2021年9月に「DV・モラハラホットライン」を開設、また、チャット相談を2026年9月より開始することとなりました。さらに、行政とも連携し、複数の自治体の相談業務も担っています。
DVは身体的な暴力に限らず、権力をはじめとする様々なパワーを用いて強者が弱者をコントロールすることであり、どの文化においてもその構造は根付いています。しかし、そうした暴力は単に法律で禁止さえすれば解決される訳ではありません。
「メンズセラピー」によって回復した当事者は、人が人を支配しない、一人一人が尊重される、そんな価値観を持って社会に帰り、社会を非暴力化する、小さいけれど貴重な存在になり得ます。世界が分断と対立へと危険な歩みを始めた今世紀、いま必要とされるのは、パワーに依存しない価値観であり、人間関係であり、社会の家族機能の再生です。その回復の第一歩を間違いなく歩み始めるための最初の支援として、困難に陥った当事者が当ホットラインを利用してくださることを願いつつ…
本協会主催のメンズカウンセリング関連講座を2講座受講し、修了証を得た方
年会費:3,000円
本協会の援助論に賛同し、本協会の事業に賛助していただける個人・団体
年会費: 1口1,000円(個人1口以 上、団体10口以上)
メンズカウンセリングに基づく援助実践者を、当協会がメンズカウンセラーとして認証します。認証には、関連講座を2回受講し、正会員となった上で申請、認証会議での実践報告の上、相互認証を経る必要があります。認証有効期間は2年間、認証費用は5,000円です。認証期間中は年4回程度開催される認証会議&事例検討会に何度でも参加できます。
3ヶ月に一度、援助者が自分の支援について報告し、それを皆で検討し、より良い支援になるよう学び合う事例報告会を定例開催しています。
電話相談員・チャット相談員を目指す方を対象に、相談活動に必要な基礎知識や姿勢、実践的なスキルを学ぶ養成講座を随時開催しています。DV・モラハラをはじめとする家族の葛藤や傷つきに向き合い、安心して話を聴く力を育むことを大切にしています。
代表:川島 康史
〒607–8411 京都府京都市山科区陵大津畑町38-3
Tel:075-468-3034
e-mail:info@menkan.jp
振込先
ゆうちょ銀行 〇九九支店 当座預金124438
メンズカウンセリング協会
〒336-0017 埼玉県さいたま市南区
e-mail : infotk@menkan.jp
DVやモラハラ、デートDV等の暴力問題・家族を巡る不安や問題のためのカウンセリング・ワーク・シェルター等の複合的支援を行っています。当協会と相互連携し、支援体制を構築しています。