明治からの和紙
紙作りの”わざ”に魅かれて研究しています。
時代と共に変化する紙作りの”わざ”。幕末~明治を通り抜けた、原点としての吉井源太。その活動は、高知県・いの町から地域と時代を超えて広がりました。初期の西洋印刷史から位置づけることもできます。「和紙のわざ」にとどまらない「紙作りのわざ」に、色々な面からアクセスしていきます。
著書『明治の和紙を変えた技術と人々 高知県・吉井源太の活動と交流』
吉井源太の多彩な活動とその広がり、周囲を取り巻く人々との交流についてまとめました。2020年11月出版。
Amazonでの販売が始まりました。下記のサイトより、「すべての出品を見る」からお選びください。
Amazon.co.jp: 明治の和紙を変えた技術と人々―高知県・吉井源太の活動と交流 : 弥生, 村上: 本
高知市内のブックカフェ・ブックサンドさんでも取り扱っていただいています。高知の方はこちらで。
県立大の芝生広場モニュメント南側カド
インスタグラム:@booksand2020
いの町紙の博物館でもお買い求めいただけます。(https://kamihaku.com/)
和紙といえばたいていは、半紙や画仙紙、障子紙、また千代紙といったものが思い浮かべられるでしょう。このような少し厚みのある柔らかさが伝統的和紙の特徴と考えられています。これらは伝統的に主にコウゾという原料を漉いて作られました。けれどもそれだけが和紙ではありません。
このホームページでは、明治時代に新しい紙が作られた様子、貢献した人、製品の種類や特徴などなどについてご紹介することをメインに、伝統的和紙も視野に入れて和紙に関するいろいろな話題をご紹介して行きたいと思っています。
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