脳の発達は歩くことによって達成されてきた、というのは人類の進化の歴史を見ても明らかだと思います。人間ほど歩いて移動し、生活圏を広げてきた動物はいません。なので、やはり、3歳から8歳のお子様にも自分の足で歩いてほしいと思っています。公園などの安全が確保されたところでの散歩を授業の一環として実施いたします。また、鉄棒や雲梯(うんてい)など、自分の体を自分で支える方法を学ぶことは、自分の体を実感することにつながると思います。「確かに自分は実存するんだ」ということを自分でしっかりと自分の心に届けてあげることで、自己認識そして自己実現へとつながってゆくと考えます。