このページは関係者向けの参考資料です
【感染症拡大防止対策について】
今回は特に感染症拡大防止のため参加者は下記に留意ください。
・発熱または体調不良の場合は参加を辞退する
・事前に抗体検査等で陰性であることを確認する
・参加の間は禁酒とする
・その他、基本的な感染予防対策に配慮する
神幸祭行列へのご奉仕にあたり皆様にご留意頂く事項をまとめましたので事前にご一読下さい。
◆神幸祭とは
大祭にあたり鎮守の神様が町内を御巡行される行事が「神幸祭」です。その際、行く先々の邪気を払いつつ旗や武具などを前後に従え古式にのっとり威儀を正して氏子町会を練り歩きます。
◆行列時の心がけ
全体で数百メートルに及ぶ行列です、皆さんで「形の整った美しい行列」を心がけて下さい。
行列の中では、前後を見て「行列の中心線」に配慮しながら道路の中央を堂々と進んで下さい。
幟旗や四神など台車で曳く祭具も、前後の祭具と中心が揃うように心がけて下さい。
すべての祭具は歩く速さで静かに進行します。台車付の祭具を担がないで下さい。
◆先太鼓の叩き方
行列の出発は太鼓の音で合図をします。
出発する時に、叩き手は「発御(はーつぎょー)」と長く大きい声を掛けます
(駐輿式の後、神社に帰る時は「還御(かーんぎょー)」と声を発します。)
掛け声のあと、ゆっくり大きな間で太鼓を「ドーン。 ドーン。」と2回鳴らします。
行列が進行する間は常に10秒程の間隔で同じように鳴らします。叩き手は随時交代可です。
◆行列の説明
<先導>
神社提灯・先導役員・奉祝旗・稚児行列・神幸旗・鼻高面
神様を道案内する天孫降臨の神話に由来し、鼻高面を付け猿田彦に扮して神様を案内します。
正装の神社役員や稚児たちがこれを先導します。
<祓い清め>
大麻切麻所役・先太鼓・大榊・四神・紅白旗・氏子鳶衆・手古舞・獅子屋台
道中の辻ごとに切麻で清めます。太鼓は行列接近を知らせ、大榊を掲げて神様の出現を示します。
四神は天空の四方からの邪気を払い、陰陽を示す紅白旗はこれが全世界に及ぶことを意味します。
鳶衆の「木遣り」や手古舞の金棒の音は邪気を追い払います。屋台のお囃子も同じ意味です。
屋台に乗った雌雄一対の獅子は、獅子舞と同じく人に取り付く邪気を食べてしまうとされます。
<警護>
五色旗・日像旗・月像旗・伶人。御盾・御鉾
五行説に基づく万物を象徴する五色の旗が前後に付き、この行列が高位であることを示します。
鉾の付いた日像・月像の旗には昼夜を問わず警護するという意味があります。
伶人は音楽で高貴(神様)の登場を示します。御盾・御鉾は神様をお守りする武具の象徴です。
<神輿>
神職・神饌唐櫃・紫翳・宮神輿・菅翳・巫女・各町供奉員
神様が乗る宮神輿の前後には「翳(さしは)」をかざして高貴の中を見ないことを示します。
神饌唐櫃は神様の食事(御饌)を運ぶもので、二人の少年がこれを担ぐ習わしです。
さらに前後には宮司ほか神職が随行し、巫女や町会等の代表がこれに付き従います。
神幸祭行列へのご参加にあたり装束を着用する際の注意事項をご案内します
◆装束の説明
「白張:はくちょう」・「黄衣:おうい」
昔の宮殿などの作業に仕えた人々の衣服で、黄色が格上とされます。
「浄衣:じょうえ」清浄な衣服を意味し、神事に着用する一般的な装束です。
「直垂:ひたたれ」平安時代の武士の装束で貴人に直接仕える身分を示します。
◆下着に関する注意
いずれの装束も左右両脇が大きく開いて下着や素肌が見えます。
ブリーフやシャツなど下着は必ず模様のない白無地のものを着用して下さい。
肌が見えないように、汗で装束が肌に付かないように、必ず白いステテコを着用して下さい。
◆履物に関する注意
「白張・黄衣」足袋で直接地面を歩きます。神輿用のゴム底やクッション付足袋をお勧めします。
※ゴム底足袋は入手先が限られるため希望者が多い場合は実行委員会で一括購入を予定します。
「浄衣・直垂」足袋に草履を履きます。足にあったサイズの草履を早めにご用意ください。
◆持ち物に関する注意
行列の際は手荷物を持ち歩くことが出来ませんので以下にご注意下さい。
・持ち歩く手拭やタオルは白色とします。装束の袂(たもと)や懐(ふところ)に入れて下さい。
・小銭入れ、タバコ、携帯電話、カギ類などは必ず首から下げて懐に入れて下さい。
・上記以外の貴重品の持ち歩き(デジカメ含む)はご遠慮下さい。
◆装束の着用
「白張・黄衣」当日、町会ごとに着替えて9時までに神社に参集下さい。神社では着替え出来ません。
装束は10月10日(月・祝)午後5時~6時、社務所前で町会ごとにお渡しします。
あわせて当日の注意事項や着用方法の説明図等もお配りします。
「浄衣・直垂」は着付けをしますので、当日8時に社務所へご参集下さい。
◆洗濯と返却について
「白張・黄衣」 町会ごとにまとめて数量確認しクリーニング店に洗濯を依頼して下さい。【未定】
「烏帽子」は着輿式終了後、町会ごとに回収します。
洗濯後の装束は各クリーニング店から神社に返却頂いて結構です。【未定】
「浄衣・直垂」 当日、社務所で着替えの後、神社に返却下さい。