matplotlib 最後の一歩
見た目の微調整に苦労してる方、コーヒー1杯で相談に乗ります。
見た目の微調整に苦労してる方、コーヒー1杯で相談に乗ります。
機械学習の盛り上がりやライブラリの充実ぶりを背景にPythonユーザーの裾野は広がっており、企業や教育機関におけるスクリプトベースの可視化の需要はどんどん増えていると思います。matplotlibはおそらくPythonコミュニティでもっとも使われている強力な可視化ツールです。しかし、たいていの可視化ツールと同様にデフォルトで人に見せられるにたる満足のいく仕上がりになることはほとんどありません。公式サイトのドキュメントやチュートリアルは英語しかないので、微調整が必要になるたびに日本語でググっている方がほとんどでしょう。大体の調整項目はググればすぐ解決します。問題は最後の一歩とでも呼ぶべき微調整です。調整したい部分の名称がわからない、近いけど少し違う解決策しか出てこない、誰もやってる人がいない、などなどググり倒しても解決できぬまますぐに2時間くらいたちます。私も同じような道を辿って苦労しました。ある程度いろいろできるようになった段階で、同じような思いをする人を少しでも減らしたいなという思いからQiitaに以下の記事を投稿したところ、想定以上の反響がありやはり困ってる人は多いんだなと感じました。
matplotlibについて検索すると必ず遭遇する質問サイトStackOverflowのmatplotlibタグには大量の優良なノウハウが蓄積していますし、公式ギャラリーやチュートリアル、開発陣も見ているメーリングリストにも参考になる情報は多いです。また、matplotlibは日本人ユーザーも多く、玉石混交ですがブログ記事もたくさんありますし、日本語版StackOverflowのような技術系質問サイトteratailには詳しい回答者がたくさんいるようです。つまりたいていのことは時間と手間さえかければお金をかけずにどうにかなります。しかし、英語というだけで読むのをあきらめていたり日本語であろうが質問サイトにアカウントを作って公開の場で質問をするのが億劫だという方はいるのではないでしょうか。
そこで見た目調整に限定したmatplotlibの個別相談を始めてみることにしました。「隣の部署・研究室にいる詳しい人」に相談するような感覚で使ってみてください。コーヒー1杯で相談に乗るとは書きましたが、回答に満足した場合の成功報酬でかまいませんし、値段も決めません。コーヒー1杯・ラーメン1杯・出張先のお土産菓子など、隣の部署・研究室の詳しい人に相談して助かったときのお返しと同様に考えいただいて結構です。なかには「あぁ、それはこれを使えばいけます」といった具合に本当に一瞬で解決してしまうこともあるでしょう。そんなときは現実の相手ならコーヒーをおごるまででもないかなと思いますよね。そう思ったらなにもいりません。
ビジネスと呼べるようなものにする気もありませんので、ノウハウを隠して答えだけ教えるようなことはせず、今後の応用につながるように調整内容の解説も添えます。よくある相談の傾向などが見えてきたら記事にまとめて公開もするつもりです。