胎児の時や乳幼児期にある、生きるため・発達するため(成長するため)に必要なのが固める反射や原始反射です。
いうなれば、身体の土台を作る時に必要なもの。
胎児や乳幼児期に反射が出て(活性化し)、必要な刺激を得て脳や身体が発達し、
時期が来たら出なくなります(統合する)。
ですが、成長しても固める反射や原始反射が残っている人が多いです。
これらの反射を出なくする(統合する)のが反射の統合ワークです。
胎児の時、妊娠5週目くらいからあると言われている反射。
何か危険なことがあった時、自分の身を固めて守る反射です。
お母さんが転んで衝撃が来た時。
毒になるもの(タバコ、アルコール、添加物など)が入ってきそうな時。
衝撃が来た時、身体をギュッと固めたり、へその緒をギュッと閉めて毒が入ってこないようにしたりして、自分を守ります。
出産時に統合(反射が出なくなること)しているのが望ましいです。
「安心安全感覚」が弱いので、生きづらさを感じることが多いです。
・ストレスに弱い
・人間関係を築くのに苦労する
・心配、不安、恐怖が強い
・集団が苦手
・身体の動きがぎこちない
・怖くてチャレンジできない
・呼吸を止めがち、呼吸が浅い
・疲れやすい
などなど。
固める反射の統合ワークは、ふれる・なでるなどのワークです。
反射を統合するのに大切なのは”自分の身体が喜んでいる”こと。
心地よい、気持ち良い刺激をしていきますので、嫌なことは遠慮なく伝えてください。
固める反射は胎児の時の反射です。
お母さんのお腹の中で十分に「安全安心感覚」を獲得してこの世に出てくるのが理想です。
でも、統合されず、大人になっても反射が残っている人がたくさんいます。(私もそうです。)
まずは固める反射を統合していきましょう!