Songs for Two Guitars

組曲Remains of the January 1月の名残り (ギター2重奏)

海外在住の作曲者が、母親急死の知らせを受けて故郷に戻ってきたときの印象が描かれたロマン派的作品。

第一曲「Morning Snowflakes 朝の粉雪」は、温かい国から久しぶりに戻ってきた故郷の駅に足を踏み出した時の情景。

第二曲「Flowers in the Frozen Daylight 陽光の中の凍った花」は、葬式会場の色鮮やかで生き生きと見える花々が、実際は一月の寒さに凍えている様子を、参列者の心に例えている。

第三曲「Stones Under the Dim Stars 鈍い星の下の石」は、葬式の日の夜に、僧侶が語った「死者は別の銀河に向けて旅を始める」という言葉に沿って、死者の宇宙と自分の宇宙が重なっているイメージを、2本のギターの異なったリズムの重なりで表現している。


The Album "Songs for Two Guitars" contains Suite "Remains of the January" dedicated to Eiko Sugahara, the composer's mother, "Hommage to André Previn" for piano and guitar, Suite "Songs for Two Guitars" which is a suite of 15 songs of varied styles, from blues to ragtime, and "The Sea Beetween" for four guitars. The sheet music is available on mucome.net

Hommage to André Previn アンドレ・プレヴィンへのオマージュ (ピアノとギター)

ジャズ、クラシック、映画音楽など、幅広い分野に貢献し、2019年に亡くなったアンドレ・プレヴィンに捧げるオマージュ。映画音楽を彷彿させるアンダンテの部分に挟まれる形で、中間部は、プレヴィンのギター協奏曲の冒頭に出てくるテーマで始まり、スペイン的なモチーフでヴィルトゥオーソな演奏が楽しめる形となっている。ピアニストWAKANAは本作品がCDデビュー。

二本のギターのための歌 (ギター2重奏)

ジャズ、ブルース、ポップス、ボサノヴァ、ラグタイム、サンバ、カントリー、等、様々なジャンルをクラシックギター二本で演奏する作品。全15曲。トラック12、ステイでは、松岡滋がゲスト参加している


The Sea Between 間にある海 (ギター4重奏)

大陸や人を隔てる海の広さを、空間を開けて座った4人のギタリストたちによってのびのびと表現する作品。


アルバムは大手プラットフォームからの配信のほかに、CD形式で、大阪のギターショップFANA(http://www.fana.co.jp/)とギター工房SHOJI(http://shoji-guitar.art.coocan.jp/)でも取り扱っております。

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