くんよみ と おんよみ を おぼえよう
くんよみ と おんよみ を おぼえよう
その物を見て、日本語で話されている言葉で読みます
日本に むかしから ある ことばに 漢字を つけた読みかたです。
訓読みで 読むときは おくりがな(「楽しい」「重い」などの ひらがなのところ)がつく ことが おおいです。
漢の人(現在中国)が、話す音で読みます(いまは、だいぶちがいますが)。漢という国 と しごとを するとき、漢の人の 発音を 日本語の いみを くっつけました。
① 一つの意味のある漢字が二つ以上くっついて一つの言葉になったもの(山+道=山道)
② 一つの意味のある単語が二つ以上くっついて一つの言葉になったもの(やま+さくら=やまざくら)
・二字熟語・三字熟語・四字熟語などあります
ここでは、漢字 の 熟語(じゅくご)で 説明(せつめい)します。
熟語の くわしい 説明は すこしむずかしいので、
①を、漢字をつかって かんたんに 説明します
漢字を 読むとき の ヒントに なります。
漢字は いつも ひとつ です。「山」「道」「高」「先」「生」などです。
では、「山」と「道」で せつめい します。
山
訓読み = やま
音読み = サン
道
訓読み = みち
音読み = ドウ
一つ、一つは、「やま」と「みち」ですね。この漢字が、くっつくと・・・
山道
この熟語は、二つ読み方があります
訓訓読み = やまみち
音音読み = サンドウ
意味は Mountain path
この「山道」が 熟語(じゅくご)になります。
① 訓訓 ② 音音 ③ 訓音(湯桶読み) ④ 音訓(重箱読み)
① 「訓+訓」くん読みとくん読みの 読みかたです。「花火」「青空」「母親」などです
「花火」『はなび』・「青空」『あおぞら』・「母親」『ははおや』
◉いみは しらべましょう
② 「音+音」おん読みとおん読みの 読みかたです。「時間」「横断」「人生」などです
「時間」『じかん』・「横断」『おうだん』・「人生」『じんせい』
◉いみは しらべましょう
③ 「訓+音」湯桶読み(ゆとうよみ)と言います。「場所」「焼肉」「梅酒」などです
「場所」『ばしょ』・「焼肉」『やきにく』・「梅酒」『うめしゅ』
◉いみは しらべましょう
④ 「音+訓」重箱読み(じゅうばこよみ)と言います。「駅前」「本屋」「円安」などです
「駅前」『えきまえ』・「本屋」『ほんや』・「円安」『えんやす』
◉いみは しらべましょう
「三字熟語」= 影武者(かげむしゃ)・牡丹雪(ぼたんゆき)など
「四字熟語」=因果応報(いんがおうほう)・一期一会(いちごいちえ)