長い時間のVやNの「過程」を経て、最後にこうなった(マイナスな結果)を表す
「接続」
V た形 + あげく、N のあげく
「意味」
長い時間の大変なVやNの「過程」を経て、最後にこうなった(マイナスな結果)を表す。
(大変な長い時間、Vたり、Nを続けたけど、最後は、マイナスな結果になってしまう)
「例文」
さんざん悩んだ あげく 買うのをやめて帰って行った。(Vたあげく)
考えに考えた あげく この家を 売ることにした。(Vた あげく)
口論の あげく 殴り合いの 喧嘩になった。 (N の あげく)
「X あげく Y」
Xによくくる言葉は、
① 考えたり、思ったりする言葉で、例えば「考える、思う、悩む」などや検討するなどの言葉。
② 使役的な動詞や、その受身動詞、例えば「やらせる、待たせる、働かせる」。受身動詞では使役受身動詞で 「やらされる、待たされる」などです。
Yによくくる言葉は、
・結果を表す動詞「〜ようになる、結果になる」や、受身動詞「だまされる」、使役受身で「やめさせられる」などです。
「似ている文法」
「〜あげく」に似ている文法で、「〜結果」や「〜うえで」があります。
少しだけ違いを見てみましょう
・両親と相談した結果、今回はお断りすることにします
「結果は、書き言葉的ですが、原因と結果を客観的に述べる言い方です」簡単にいうと、原因と結果を主体より少し離れて見て状況を述べることです。
・上司と相談したうえで、お返事いたします
「XうえでY で、XをしてからYをします という意志が入ります。」
例)
取引先:このプロジェクトは5000万円のプロジェクトです。ぜひ契約をお願いします
社員 A:うーん、上司と相談のうえで、明日お返事いたします。
・日本語を使って日本人と会話したい (I want to do a conversation using Japanese)
・日本人の友達がいない(There is not a Japanese friend)
・はずかしくて、あまり話せない(I am ashamed and cannot talk very much)
そんなあなた、気軽に、会話をしませんか?
30分の、お試し会話をご用意してます。楽しく会話をしましょう。
Let’s do you, a conversation
Trial conversation 30 minutes free of charge