evalf コマンドや浮動小数点の数値を Maple で入力すると、結果は当然ですが浮動小数点の値で表示されます。その際、例えばエンジニアリング(工学)関連では、数値は一定の桁数や表記でフォーマットされていることが好まれます。
Maple の数値書式メニューを使えば、そのワークシート内全体、または特定の箇所の数値をお好みのフォーマットで表示することができます。
数値の書式は Maple のメニューバー(画面上部)から
[書式] メニュー ⇛ [数値書式]
を選択します。すると次のようなダイアログウィンドウが表示されます。
ダイアログが表示されたら、[カテゴリ]からお好みの規定フォーマットを選択するか、もしくはカスタムでユーザ自身のフォーマットを定義することができます。
カテゴリを選んだら、[適用およびデフォルトとして設定]を選択すると、いま開いているワークシート上の数値すべてに対して指定されたフォーマットルールを適用することになります。