講師紹介


濱口竜介 Ryusuke HAMAGUCHI

像研究科修了作品の『PASSION』が国内外の映画祭に選出される。2015年、317分の監督作『ハッピーアワー』がロカルノ国際映画祭をはじめ多くの国際映画祭で主要賞を受賞。『偶然と想像』(21)でベルリン国際映画祭銀熊賞(審査員グラランプリ)、『ドライブ・マイ・カー』(21)で第74回カンヌ国際映画祭脚本賞や映画批評家連盟賞など4冠、第94回アカデミー賞国際長編映画賞を受賞。地域やジャンルをまたいだ精力的な活動を続けている。





砂連尾理  Osamu JAREO   振付家、ダンサー

 1991年、寺田みさことダンスユニットを結成。02年、「TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD 2002」にて、「次代を担う振付家賞」(グランプリ)、「オーディエンス賞」をW受賞。04年、京都市芸術文化特別奨励者。08年度文化庁・在外研修員として、ドイツ・ベルリンに1年滞在。

近年はソロ活動を中心に、ドイツの障がい者劇団ティクバとの「Thikwa+JunkanProject」(ドラマトゥルク・中島奈那子)、京都・舞鶴の高齢者との「とつとつダンス」、「とつとつダンス part.2―愛のレッスン」、宮城・閖上(ゆりあげ)の避難所生活者への取材が契機となった「猿とモルターレ」等を発表。また、濱口竜介、山城知佳子、石田智哉、福原悠介の映画作品への振付・出演や「アートセンターをひらくⅠ期、Ⅱ期」(水戸芸術館、2019~2020)、山形ビエンナーレ2022「まちのおくゆき」など展覧会、芸術祭に招聘作家として参加する。 著書に「老人ホームで生まれた〈とつとつダンス〉―ダンスのような、介護のような―」(晶文社)。立教大学 現代心理学部・映像身体学科 教授