木川南小学校・西中島小学校を守ろう
木川南小学校・西中島小学校を守ろう
淀川区では木川南小学校、西中島小学校が廃校の危機です。現在淀川区は学校配置の適正化と言いながらこの小学校を廃校にしようと企んでいます。この統廃合計画は木川南小学校・西中島小学校を廃校にし、木川小学校に2校分の児童を無理やり詰め込もうという計画です。
木川小学校は児童数が多く統合していない現在でもパンク寸前の状態です。この計画を実行したい淀川区はただでさえ狭い木川小学校の運動場に新校舎を建設し、さらに学校内を劣悪な環境に貶めようとしています。このまま淀川区の横暴を許してしまうと児童が通う学校の環境が破壊されるだけではなく、防災面の貧弱化、コミュニケーションの場がなくなることで、地域での孤立化が引き起こされていきます。
私、私たちは関係ないは大間違い 学校は私たちの防災拠点
私の周りには小学校に通っている人がいないから関係ない。そういわれる方も一定数おられますが本当に関係のない問題なのでしょうか。例えば地震や津波などの災害が起きればあなたはどこに避難するのでしょうか。災害が起きれば近くの学校や大きな公園などに避難しませんか。そんな時、近くにある学校がなくなり、避難所がなくなったらあなたはどこに避難しますか。この問題は決して他人事ではありません。
適正化と言いながら当事者である児童の声は聴かない
現在行われている小学校適正化(廃校)の説明会の中で出た質問の中に児童の意見は聞いたのかという質問に対し淀川区は説明会で児童に聞いたところでなんの意味もなさないと発言。この発言に対し、説明会でも怒りの声が飛び交いました。当事者の意見を聞かずに推し進める。適正化とはいったい誰のための説明会なのでしょうか。当事者の声を聴かない適正化などあってはいけません。誰のためにもならない統廃合(適正化)は一刻も早く止めましょう。
通学路が長くなり、子どもたちの負担に
小学校が廃校になると統合先の小学校に通学することになります。今まで近かった小学校に行けなくなり、通学時間、通学距離が大幅に伸び児童の負担になります。ただでさえ重たい荷物を担いで通学している児童にとって、通学距離、時間が増えることの負担は計り知れません。
過去にもあった統廃合問題
淀川区の小学校統廃合問題は今に始まった話ではありません。過去にもABC案という十三小学校を廃校し、十三小学校の児童をそれぞれの小学校に詰め込むという案がありました。詳しくは赤文字〔A案〕 ○十三小学校廃校 ⇒ 木川小学校への統合 ・統合後の児童数等見込み〔平成 30 年度見込み〕 557 名(19 学級) ○西中島小学校廃校 ⇒ 木川南小学校への統合 ・統合後の児童数等見込み〔平成 30 年度見込み〕 332 名(12 学級) 〔B案〕 ○十三小学校廃校 ⇒ 木川南小学校への統合 ・統合後の児童数等見込み〔平成 30 年度見込み〕 387 名(13 学級) ○西中島小学校廃校 ⇒ 木川小学校への統合 ・統合後の児童数等見込み〔平成 30 年度見込み〕 502 名(16 学級) 〔C案〕 ○十三小学校の北側・西中島小学校の北側 ⇒ 木川小学校への統合 ・統合後の児童数等見込み〔平成 30 年度見込み〕 477 名(16 学級) ○十三小学校の南側・西中島小学校の南側 ⇒ 木川南小学校への統合
しかしこのABC案は地域住民の激しい抵抗によりこの案は白紙撤回されました。そして今このABC案よりもひどい案が市民の知らないところで進められようとしており、非常に危険です。まずはこの問題を地域住民の方に知っていただき、十三小学校以上の反対運動を展開し、市民が宗教、党派を超え一丸となり戦う必要があります。市民が本気になれば必ず止められます。私、前島かずきはこれからも皆さんとともに全力で戦っていきます。