東京少年少女センターは、地域に子どもの異年齢集団活動の輪を大きく広げたいと願って活動してます。
塾やおけいこごと、部活動などでこま切れにされた放課後や休日の生活時間の中で、子どもたちは自分の頭で考えて遊んだり仲間を作ることが難しくなっています。
そんな子どもたちに、仲間といっしょに遊んだり、何かを作り出したりする喜びをつかんでもらいたい、ひとりぼっちの子が地域からいなくなるようにと東京少年少女センターは考えています。
東京少年少女センターは、子どもたちが仲間の中で豊かな人間性を育てるようと考えている父母や青年・教師や専門家の人たちが集まって、情報交換を行ったり、学習会や研究会を開催したり、子どもたちのための行事を企画・運営しています。
2月から3月にかけて、長野県のスキー場で行なわれる、小中学生対象のスキーと雪あそびの祭典です。子どもたちは親元を離れ、スキーも生活も学年の違う友だちと高校生・青年のお兄さんのお姉さん「指導員」たちといっしょに作っていきます。
夏休み・8月上旬に開かれる、小学生と中学生の子どもたちの「手作り」による3泊4日のキャンプです。 参加する子どもたちが事前に集まって話し合い、当日の内容を自分たちの手で作り上げていくのが大きな特徴です。高校生以上の「指導員」や大人のスタッフが、子どもたちがプログラムを進めるのをサポートします。