学生生活(2021年度)

ちわくの皆に、学部生の学生生活を中心にインタビューしてきました!
新型コロナウイルス流行前(以降 コロナ前)と流行中(以降 コロナ禍)での違いや、
希望分野の違いによる学生生活の違い等に注目してみてください!!

今回はそれぞれの学年の「前期」のスケジュールを聞いてきました。
大学では主に「前期」と「後期」に分かれていて(セメスター制)、
 前期:4~8月、後期:10月~2月 となっています。
また、なかには前期・後期をそれぞれ半分にした学期で完結した科目もあり(クォーター制)、
九大には「春学期」「夏学期」「秋学期」「冬学期」があり、
 春学期:4~6月、夏学期:6~8月、秋学期:10~12月、冬学期:12~2月
 となっています。

インタビューした学生 紹介

今回インタビューした学生の紹介です。
「似たような分野に興味あるな~」「志望理由一緒だ!!」など参考になれば幸いです。

部活やサークルに所属している学生もいれば、していない学生も様々います!(特に高学年は引退していたり...)
特にコロナ禍で新歓活動などが少なくなっているので、低学年で所属していない学生も多いかもしれません。

学部1年生のスケジュール

学部1年生のスケジュールを、「コロナ前」「コロナ禍」で比較してみました!

※授業を黄色、自主学習を橙色、家事や食事などを灰色、自由時間や外出などを水色、自動車学校を緑色で示しています!

コロナ前のスケジュール(2019年度)

学部1年生は主に「基幹教育科目」といって、英語や数学、物理、化学、生物などをはじめ、
第二外国語や総合科目などの様々な科目の基礎を学びます。
学部1年次には唯一「地球惑星科学Ⅰ」という地惑独自の授業があり、
ここでは地惑でどういった研究をしているのかを学ぶことができ、
ゆくゆくどういったことをするか、どの研究室に配属したいかを決めるきっかけになります。
地惑1年生で履修する科目は、一部を除いてほぼ全ての科目で地惑1年生全員が受講します。
中には地惑の学生のみで受講する科目も多くあり、授業を受けていく度に近くに座っている他の学生と仲良くなっていきます。

コロナ禍のスケジュール(2020年度)

コロナ禍ではほとんどの授業が「オンライン授業」になりました。
オンライン授業には、zoomなどのオンラインツールを用いてリアルタイムで授業をする「ライブ授業」と、講義の資料や講義動画を予めシステム上にアップして学生が各々受けたい時に受ける「オンデマンド授業」があります。
オンライン授業が増えたことにより、通常は出席のみで成績を付けていた授業でも課題を出し始め、全体として課題が多かったようですね。
またオンライン化によりリアルで他の学生と会ったことが無い、という学生もいた様です。

学部年生のスケジュール

コロナ禍の学部2年生のスケジュールを、インタビューしました!

※授業を黄色、自主学習を橙色、家事や食事などを灰色、自由時間や外出などを水色、アルバイトを濃い青色で示しています!

コロナ禍のスケジュール(2021年度)

学部2年次より地惑独自の科目「専門科目」の授業が全体の授業の大半を占めるようになります。
地惑は分野の幅が広いこともあって、この専門科目はほとんど「選択必修」となっており、受けたい授業をある程度の範囲から取捨選択して受けることができます。
とはいえ学部2年次の専門科目は基礎的な内容が多く、ほとんどの科目を全員が受けるのでここでは比較はしません。(みんなほぼ同じなので...)
コロナ禍でこちらもオンライン授業が多かったようですね。
とはいえ2年目になってくると友達も多くできている学生がいるようです。よかった。

学部年生のスケジュール

学部3年生のスケジュールを「コロナ前」と「コロナ禍」でインタビューしました。
また「気象・大気力学分野志望」と「地質学分野志望」の学生で授業の違いも見てみて下さいね!

※授業を黄色、自主学習を橙色、家事や食事などを灰色、自由時間や外出などを水色、アルバイトを濃い青色で示しています!

コロナ前のスケジュール(2019年度)

学部3年生の頃から選択科目が人によって変わってきます。
彼は地震・火山学分野を志望していたので、「火山科学」や「岩石鉱物学」などの科目をとっていて、野外実習(地惑では巡検と呼ぶ人が多いです)にも多く行っていたようですね。
授業数は卒業単位と比較してどの程度単位を持っているかなどによるので、人によってかなり変わります。

コロナ禍のスケジュール(2020年度、地質学分野志望学生)

先程説明した「野外実習や野外巡検」はコロナ禍の中では中止となってしまうことが多かったようですね。
またこの学生は鉱物採集に自分で行っている様です。
朝方2時に起きて出発している人は稀かもしれませんが、フィールドワークは地惑の特徴とも言えるので、もし機会があれば是非行ってみてほしいです!

コロナ禍のスケジュール(2021年度、気象・大気力学分野志望学生)

気象・大気力学を志望している学生の授業の特徴は「大気力学」「物理学演習」などの科目をとっていて、野外実習を伴う科目をあまりとっていないことです。
研究室紹介を見てもらうと分かるかもしれませんが、気象や大気力学を志望している学生は主にパソコンでプログラミングを組み立てて研究をするので、野外調査をあまりしないからです。
コロナ禍ではオンライン授業が多く、比較的自由時間が多いように見えますね。

学部年生のスケジュール

学部4年生のスケジュールをインタビューしてきました!

※授業を黄色、自主学習を橙色、家事や食事などを灰色、自由時間や外出などを水色、アルバイトを濃い青色で示しています!
日によって時間軸が様々なので、今までのスケジュールよりも縦軸を多く、朝7時部分で1日を点線で区切っています。

コロナ禍のスケジュール(2021年度)

学部4年次からは講義はほとんどありませんが、暇なわけではなくて特別研究(卒業研究)を各々進めていきます。
はやく新型コロナウイルス
の流行がおさまって、国内や海外の巡検の制限がなくなってほしいです。
地惑の研究室はほとんど「コアタイム」が無いので、かなり自由に各々研究を進めることができます。
※4年生は研究内容によってスケジュールが変わってくるので、比較はしていません。(みんな違うので...)

最後に高校生へひとこと!

最後に高校生の皆さんへのメッセージを頂きました!
まだまだ新型コロナウイルスの流行も収まらず大変な日々が続くと思いますが、大学でできることを想像しながら乗り越えていってほしいなと思います。

数多ある大学・学部学科の中から
九大地惑を選んでくれた皆さん!
お待ちしています!