魔力―まりょく
魔力―まりょく
怪異との接触が起因してヒトの体内に発現する超常現象の一つ。
一度体内に生じると、持続的に生成される。個人差があり、魔力の量が多い方が魔術を行使する上で有利だが、同時に魔術深度を高めるため、短命になったり、脆弱な体質になるリスクを孕む。
神に対する信仰などでも魔力生成発生の十分なトリガーとなる。加えて、一度ヒトに魔力が生じると、子孫にも遺伝する。現代でも全ての人間が持ちうる超常。
大気中に漂う自然発生した魔力のことはエーテルと呼び、人が体内で生成する魔力よりも純度が高く、これを用いた魔術は深度負荷も発生しにくいが、量が極端に少ないため利用されるのはごくまれ。
世界樹の内部に存在する無尽蔵のエーテルは極めて純度が高く、
[人間が生成する魔力<大気中のエーテル<世界樹内部のエーテル] の順で魔術深度に及ぼす影響が少ない。
これは、怪異因子による汚染を受けていない魔力であるため。