魔眼と呼ばれる、瞳を介して発動する異能を持つ。
人に化けた怪異などを即時に見抜くことが可能。
曰く、真実と偽りの狭間を視る眼。
本人のコンディションの影響をダイレクトに受けるため、調子が悪い場合は魔眼が正常に機能しない場合がある。しかし、その能力が完全に開花すれば、圧倒的な力を得る。
通常の怪異退治では、対超常用にカスタムされた旧式のハンドガンを愛用する。
貴重な(度重なる)排ガス規制前の最終生産モデル。定期メンテナンスは欠かさず行っていたものの、螺旋巴の元で働き始めてからは……。
中古で購入し、それなりに乗り回しているためにエンジンの寿命が近い。
筋力・★★★★☆ 魔力・★☆☆☆☆ 魔力出力・★★☆☆☆ 耐久・★★☆☆☆ 特殊・★★★★★
総合評価・★★★☆☆
語尾に「――ッス」を付けるのが特徴的な青年。ファッションセンスは尖ったもので、ギラギラしたイヤリングや髑髏のネックレスなど、シルバー装飾品を多用している。髪型は黒髪金メッシュが基本だが、気分により色を変え、半年前の「首ねじれ事件」では、青メッシュの染色だった。
チャラチャラした見た目とは裏腹に、好青年。基本的には誰に対しても優しく明るい男である。
花鳥琥珀が怪異として目覚めた事件がきっかけで、彼女にだけは苦手意識が強い。
尚、人妻が好きな模様。(バッド・ハッピー・ナイトメアより)
真実と虚構を視ることで、誰も知らない本当の世界を直視することのできる魔眼。
万物は究極的に二種に分けられるという陰陽道の思想を証明できる代物のひとつ。
魔術師連中にとっては喉から手が出るほど得たい代物。
これを使えば、過去未来問わずあらゆる事象の変更や観測が可能だが、どんなに強化を受けた人間であっても脳への負荷が尋常ではなく、最大稼働させれば眼球だけでなく当人も死ぬことになる。
岩座守鷹彦は一度眼球を魔眼として使ってしまったため、螺旋巴による強力な自己暗示と魔術による魔眼への魔力供給阻害によって封印状態だった。
《派生》
→未来視の魔眼
→過去視の魔眼
→事象操作
→万象観取