和儀ってどんなの⁈

和儀(Wagi)は、 古流柔術全般を指す古語で(やわらぎ)とも読まれますが、「狂言」をもとに始まった 日本発!の新しい健康メソッドです。 【和儀®︎(Wagi)】は、日本人が忘れてはならない心身・容儀の思いを込め【わぎ】と名付けました。 「狂言」は、室町時代から670年伝承された日本を代表する舞台芸術であり、日常生活を明るく描いたセリフが中心の喜劇。この「狂言」の中に、実は健康寿命を延ばす秘訣が隠されているのです。 姿勢→軸→丹田→腹横筋→腹式呼吸→発声。 そして、心身統一「無」。 生活の中に【和儀®︎(Wagi)】を取り入れて、健康寿命を延ばして、若々しく活き活きした人生をご家族や大切な人と過ごしていただきたい。 伝統文化である「狂言」の型(かた)が、どなた様の生活にも馴染まれる 健康メソッド【和儀®︎(Wagi)】として お伝えしてまいります。

■「狂言」とは? Tokyo fm ゲスト出演記事

news.yahoo.co.jp/articles/baca83c2c65f571973bba588c17c215793014ecc 

■なぜ、「狂言」から「健康メソッド」のなのか?

mosh.jp/204404/articles/130da5c69c9b4236ae8db580c227f689 


私の父 「四世茂山千作」 は、 人間国宝として94歳まで現役で舞台に立っており、祖父 「三世茂山千作」 も、 人間国宝として86歳まで現役で舞台に立っておりました。

東京の 野村萬先生は92歳・野村万作先生は91歳で、今も現役でご活躍されていらっしゃいます。しかも、 介護不要、 認知症なし、なんです。今から思えば、よく驚かれてはおりました。


生涯現役とは、、、狂言と長寿(健康寿命)の関係性を分析、実証すると


そもそも狂言の稽古は、師匠の真似し、 疑いや疑問を持つこともなく伝承された藝術です。

師匠が 「カラスは白い」 といえば 「はい、白いですね」 という。

稽古の時に指導されるのは型

笑う型・泣く型・食べる型・物を投げる型、 川を飛び越える型など

声を出すときは・・もっと大きな声 腹に力入れて

所作の稽古の時は・・ こうやって 真似る・真似ぶ(まなぶ)

ただただ、教えられたとおり、疑問を持たずこれまで演じてまいりました。


改めてこの歳になり、室町時代から650年以上伝承されている狂言の型(かた)には、

日本人が忘れてはいけない 「心・儀・礼」 が山のようにあり、「軸」「姿勢」「呼吸」は、身体や生き様、心をも整えていくのです。

狂言という伝統芸能に、このような健康法が詰まっていたなんて、驚かれたと思います。幼いころから、狂言一筋で生きてきた私でも、今まで気付かなかったわけですから。


医療の進歩で寿命が長くなるからこそ、一人でも多くの方に知ってほしいという思いでスタートする、和文化発の健康プログラムです。 


■狂言を基礎にした日本発の健康法「和儀®︎」《わぎ》


本来ならば「入門」「免状」など敷居の高さを感じる口傳ですが、狂言そのもののお稽古ではなく、Tシャツとスエットで出来る、家からオンラインで出来る基礎訓練メソッドを作りました。


これまで素晴らしい健康法を私も体験してまいりましたが、丹田呼吸法や軸、内筋練磨、姿勢など 狂言と基本同じものの鍛錬でした。

狂言は、さらに腹式の発声、そして何より素晴らしいのは「笑い」です。


更に更に神さまへの「感謝」をもちながら「身儀礼」を整えるのが、『和儀』なのです。


ぜひ、この素晴らしい健康法をお楽しみ下さいませ。 

和儀への想い

【ごあいさつ】

こんにちは。フリー狂言師の茂山千三郎です。

私が今の日本にもっとも必要だと思っているもの「和儀」を日本中、そして世界に広めるためのクラウドファンディングに挑戦します。

和儀とは、日本古来の世界一の健康法です。世界で各国が誇る健康法、インドのヨガ、ドイツのピラティス、中国の気功、、、ここに、我が国である日本の和儀を並べるのが、私の目標です。

軸を整える、丹田呼吸、儀、礼、、、和儀は、日本伝統の美しき健康法です。

【私が、和儀を広めたいわけ】

私は今の日本にこそ、和儀が必要だと思っています。

日本人は元来、下半身の強さから、健康を維持してきました。座布団に座る、布団で寝る、和式トイレ、草履や足袋、、、現代の生活では、これらが失われてしまいました。私は今ここで和儀と共に、みなさんに本来の日本人の健康を取り戻してもらいたいのです。

【和儀とは】

この国に生きる私たちの、本来の美しい生き方。それは、身儀礼です。


・身とは

和儀では三本の柱「呼吸」「軸」「溜め」を実践し、体幹ある身体作りを目指します。

腹から声を出し、腹から笑う、丹田呼吸の実践です。

自分の軸を知り、全ての動作においてぶれない軸を整えます。

 

・儀とは

670年間、積み重ね磨き上げられてきた「技芸」を、素直に学び自分のものにすること。現代人は、「なんのためにやるのか」「これをする意味はあるのか」と、頭で考え頭で学ぶ機会が多いです。しかし、頭ではなく体で学ぶとどうでしょう。そこに疑いや雑念はなく、意識が素直になります。その状態は、最上級のポジティブ体で学び意識が素直になることで、頭の中がポジティブな状態となります。これは、スポーツと同じです。体で学んだことは忘れません。

 

・礼とは

日本人が日々大切にする、感謝の心です。

能楽は元来、神への奉納から生まれた芸術です。能舞台の松「鏡板」には神が降臨され、その神に感謝し、お慰めを申します。これが、神楽の始まりです。

学生たちがスタジアムや球場を離れる時に一礼するのは、世界中で日本だけです。競技場、球場、観客、スタッフ、どの瞬間においても私たちは、感謝の気持ちを忘れません。

八百万の神々、神羅万象に神々があります。その神々に対する感謝の気持ちを、常に心に持ちます。

「身・儀・礼」【前編】

「身・儀・礼」【編】

・和儀による健康効果

腹式呼吸と腹式の発声で笑う「狂言笑い」により、腹横筋、腹斜筋が鍛えられ、体幹が強化されます。また笑うことで、NKキラー細胞が活性化します。

腰を落として下半身を鍛え、DHEA、ミトコンドリアが活性します。それにより若返りホルモンが活性化し、ホルモンの活性化、免疫力アップ、認知症予防、糖尿病予防、脂質異常症予防、冷え性の改善が期待できます。また骨盤底筋の強化により、尿漏れを防ぎます。

狂言の摺り足では、アーシングができます。そして足袋を履くことにより、内臀筋、骨盤底筋群が強化され、がに股やO脚を防ぎます。

【茂山千三郎】

私は、フリー狂言師です。

狂言は、古くから家元制度で成り立っています。狂言は、一門で活動をしております。私はこの一門から独立し、単独フリーでの活動を始めました。

一門にいると、いつも同じ役者とばかり狂言をやります。しかし一門を出れば、日本中の役者と狂言が出来ます。その方が、断然楽しいと思いました。日本中の役者と狂言をやれば、視野が広がります。

しかしもちろん、不安もありました。独立するということは、事務所がなくなるということです。

狂言の仕事の大半は、一門に入ってきます。そこから、役者一人一人に仕事が振り分けられます。独立すれば、その仕事がゼロになります。そして個人的に指名される仕事のみとなります。私は、本当に仕事がなくなるのではないかと不安でした。

それに合わせて、私が独立してフリーになった最初の年に、コロナウイルスの流行が始まりました。そのため私だけでなく、芸能業界全体が多大な影響を受けました。しかし私はこの時既に、独立により仕事がなくなることを想定して、準備をしていました。そのため、業界で誰よりも早くコロナ対策をすることに成功しました。

独立によりステージが減ることは想定していたため、オンラインによるお稽古の開始は早かったです。コロナの流行により、「免疫力をあげよう」と頻繁に言われるようになりました。

父 「四世茂山千作」 は《享年94歳》、亡くなる半年前まで現役で活動していました。
また、 祖父 「三世茂山千作」《享年89歳》も、87歳まで現役でした。

現在、野村萬先生は93歳、野村万作先生は92歳、そして山本東次郎先生も86歳で現役です。狂言には、健康的に活動できる期間を長くする秘訣が!

そこで私は、「和儀」を広めようと思いつきました。狂言のお稽古となると、敷居が高く始められない方も多いです。しかし和儀という「健康法」という形なら、始めやすいのではないでしょうか。

私は今まで50年間、狂言の世界でしか生きてきませんでした。独立しフリーになってから、私はクラブハウスを始め、いかに自分の視野が狭いかを実感しました。

以前の私では、この和儀を広める活動は出来ていなかったでしょう。クラブハウスで多くの方と出会い、繋がり、協会の作り方を知りました。家元制度しか知らなかった私には、衝撃的でした。同じ意志、思いの人たちが集まり、活動をする。私は、この和儀を仲間たちと共に日本中、そして世界に広めていきます。


茂山千三郎

1964年生まれ。祖父三世茂山千作(人間国宝),父四世茂山千作(人間国宝)に師事。3歳「業平餅」童にて初舞台。50ヶ国に及ぶ海外公演をはじめ,多ジャンルとの交流,演出家としても活躍。1999年「京都文化奨励賞」,2004年「京都市芸術新人賞」,2014年「京都府文化功労章」受賞。2021年茂山千五郎家から独立する。

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