結晶成長
X
人工知能
研究活動の目的
結晶成長学にAI(人工知能)を取り入れる活動を通して、次世代半導体の開発を加速し、省エネルギー化・CO2排出量削減に貢献します。
草場 彰,博士(工学)
九州大学 応用力学研究所 新エネルギー力学部門 材料情報学分野 准教授(PI)
(兼任) 九州大学 応用力学研究所 分野融合室 准教授
(兼任) 九州大学 エネルギー研究教育機構 協力教員
Contact
E-mail: kusaba <at> riam.kyushu-u.ac.jp
〒816-8580 福岡県春日市春日公園6-1 応用力学研究所 524号室
Education & Carrier
2019.03 九州大学 工学府 航空宇宙工学専攻 博士課程修了.博士 (工学)
2019.04 - 2020.05 学習院大学 計算機センター JSPS特別研究員PD
2020.06 - 2023.11 九州大学 応用力学研究所 助教
2023.12 - Present 九州大学 応用力学研究所 准教授
Biography
機械工学のバックグラウンドを持っています。大学院進学で分野を変更し(九大航空→RIAM協力講座)、結晶成長の計算科学で学位を取得しました。その後、ポスドク時代にAI等の情報科学技術を学びはじめました。
Keywords
プロセス・インフォマティクス;デジタルツイン;機械学習;ベイズ最適化;データ同化;計算科学;マルチフィジックス・マルチスケールシミュレーション;パワー半導体;ワイドギャップ半導体;窒化物半導体;窒化ガリウム;窒化インジウムガリウム;窒化アルミニウム;結晶成長;エピタキシャル成長;有機金属気相成長;表面再構成;化学吸着;不純物取込;複合欠陥;ファセッティング;異相混入;気相反応;第一原理計算;熱力学解析;表面状態図;表面自由エネルギー;成長駆動力;流体データ解析;動的モード分解
結晶成長プロセス・インフォマティクスの研究プロジェクトに従事する学生さんを募集しています。本研究室は、多様な学部学科からの進学を受け入れています。結晶成長学は元来、物理学・電子工学・材料工学・化学工学・機械工学などの研究者が貢献してきた学際的な学問です。最近では、情報科学 (AI) の重要性も高まっています。
学生さんは皆、コンピューターを使った計算科学 and/or 機械学習応用の研究を行います。修士学生は、与えられた課題を解決するために、既存手法を能動的に見つけ、修得し、適用するトレーニングを積みます。博士学生は、自ら発見した課題を解決するために、既存手法より優れたオリジナル手法を開発するトレーニングを積みます。