九州大学 応用力学研究所
材料情報学
Data-driven Materials Processing,
Research Institute for Applied Mechanics, Kyushu University
九州大学 応用力学研究所
材料情報学
Data-driven Materials Processing,
Research Institute for Applied Mechanics, Kyushu University
当研究室は、計算機シミュレーション・機械学習の手法により、結晶成長などのエネルギー材料プロセスを科学します。
新入生へのメッセージ①
学生時代に、ぜひ身につけてほしい力があります。それは、「研究を楽しむ力」です。
言い換えれば、教員から与えられた研究テーマを、自分自身が熱中できる“ゲーム”へと転換する力です。
私は、自身の研究と関連するテーマを、学生研究の出発点として提示します。しかし、それを教えられた範囲内で着実にこなすだけでは、研究グループの一員として役割を果たすことはできても、研究そのものを心から楽しむことにはつながりません。
アカデミックな研究には、本来きわめて高い自由度があります。与えられたテーマはあくまで「入口」にすぎません。基礎を押さえたうえで、より面白い問いを見つけたなら、そこへ軌道修正してもよいのです。目標に到達する前に、さらに魅力的な研究の種を見つけたなら、挑戦しても構いません。あるいは、教員が夢中になっている研究テーマに積極的に入り込み、自ら主導権を握るくらいの意欲があってもよいでしょう。
大切なのは、主体的に研究に向き合うことです。
そのためには、関連分野や周辺領域にも視野を広げ、自ら学び続け、研究について自分の頭で深く考え続ける姿勢が必要です。
研究に熱中し、それを楽しめるようになれば、卒業後の仕事においても、自ら課題を見つけ、楽しみながら挑戦できるようになるでしょう。
学生時代という貴重な時間に、ぜひ「研究を楽しむ力」を育ててください。
2026年2月23日 記
新入生へのメッセージ②
社会の役に立ち、富を生み出す研究は、いずれ人工知能(AI)によって、行われるようになるでしょう。
しかし、AIが膨大なエネルギーを消費し、その運用が常にコストと結びついている限り、直ちに実利を生みそうにない研究に、資源を投じることは容易ではありません。
だからこそ、人間の研究者に残されている重要な役割があります。それは、目先の実利や合理性にとらわれず、自らが本当に面白いと感じる研究を粘り強く追求することです。
その営みの中から、短期的な最適化の延長線上には現れない、科学の大きな飛躍の芽が生まれることもあるでしょう。
ひとたび実利を生むテーマが見いだされれば、そこには再びAIや大規模な資源が投入され、急速な発展が起こるはずです。しかし、その「芽」を見つけるまでの時間こそ、人間の研究者が自由に思索し、楽しむことのできる貴重な領域なのです。
この意味において、人間の研究者が科学の発展に貢献できる機会は、これからもなお十分に残されているのではないでしょうか。
2026年2月23日 記
News
2026.01.20 SPIE Photonics West 2026にて招待講演を行います。
2025.11.22 GitHub上で原子配置探索のためのツールPyAPXを公開しました。
2025.11.21 統計数学☓情報☓物質セミナー①〜数学とマテリアルズDX〜にて招待講演を行います。
2025.10.05 日本物理学会誌に 最近の研究について 紹介記事が掲載されました。
2025.09.18 第44回結晶成長討論会にて実習「結晶表面の第一原理計算」を担当します。
2025.08.12 Cryst Growth Des に 半導体として振る舞う新たなh-BCN原子配置のベイズ探索に関する 原君(修了生)の論文が掲載されました。
2025.06.01 クロスアポイントメント制度で九州大学および名古屋大学の所属となりました。
2025.05.13 J Nucl Mater に アモルファスC中のH2形成に関する 竹井君(M2)の論文が掲載されました。分野融合&高専連携の成果です。
2025.03.31 JST BOOST 次世代AI人材育成プログラム(若手研究者支援)に研究提案が採択されました。
2025.03.04 ISPlasma 2025にて招待講演を行います。
2024.10.22 J Cryst Growth に 安定な表面構造の自動生成に資する 研究論文が掲載されました。
2024.09.27 名古屋大学CIRFEシンポジウム「エピタキシャル成長の量子論」にて招待講演を行います。
2024.09.24 Materials Oceania 2024にて招待講演を行います。
2024.06.11 J Appl Phys にUNIPRESS (Poland)、UCL (UK)との国際共著論文が掲載されました。
2024.05.31 日本結晶成長学会ナノ構造・エピタキシャル成長分科会 研究奨励賞を受賞しました。
2024.05.30 第16回ナノ構造エピタキシャル成長講演会にて招待講演を行います。
2024.03.08 日本学術振興会R032委員会第16回研究会にて招待講演を行います。
2024.01.## クリスタルレターズに研究室紹介が掲載されました。
2023.12.01 寒川研(新エネルギー材料工学)から独立し、草場研(材料情報学)をスタートさせました。
2023.11.01 24th Asian Workshop on First-Principles Electronic Structure Calculationsにて招待講演を行います。
2023.10.25 日本ロボット学会誌に招待記事が掲載されました。
2023.10.16 Global Plasma Forum in Aomoriにて招待講演を行います。
2023.10.12 ダイバーシティ・スーパーグローバル教員育成研修(SENTAN-Q)の修了認定式が行われました。