保健科学特論Ⅰ(オムニバス/1コマ担当)
人々の健康を支援するために必要な専門的知識や研究における倫理的課題について深く学び博士課程の基礎的知識と理論的思考を培う。精神障害者における最新のトピックと倫理的課題について教授する。
看護学特論(オムニバス/4コマ担当)
高度専門職の看護実践を導く看護理論の概要と理論の発達過程、諸理論と看護現象との関係を検証する。また、中範囲理論についてクリティカルに検討し、看護理論の活用の意義と限界を考察するとともに、看護学の発展を支える理論開発の課題について分析する。
実践看護学演習Ⅱ
個人及び集団、組織、地域の健康上の問題を明らかにするための保健・医療・福祉を統合した視点からの分析方法、個人、家族及び地域全体の健康状態をアセスメントする方法、ケアシステム構築のための方法論や看護介入について討議し、それらの評価を行うために必要な研究技法を教授する。
特別研究
保健学分野において、生命・医療倫理を基盤とした専門的知識・技能を有し、国際社会でリーダーシップを発揮するグローバルな研究者、研究マインドを備えた先導的高度専門職業人を育成をする。
講義・演習など多様な授業形態を採用し、講義で受けた内容を演習などで確認できるように、組合せとバランスに配慮した授業科目を開講し、少人数による意見交換、思考力を深めるための討議、ロールプレイングなどを行い、知識を基に思考を深めることができる授業とする。また、英文科学雑誌から自分のテーマに関係した論文を選び、クリティークを行う。
精神看護学および精神保健学領域における各自のテーマに関して、幅広く国内外の文献レビューを行う。当該領域における研究の意義を明確にして研究課題を設定し、適切な研究方法を用いて研究を遂行し、その成果を原著論文として発表する。